こんにちは、とておです。
家電量販店に勤めて、20年以上 になる私が、
- エコバックス『DEEBOT X5 OMNI』
- エコバックス『DEEBOT X5 PRO OMNI』
- エコバックス『DEEBOT X2 OMNI』
上記3機種のロボット掃除機を比較しながら紹介します。
どの機種も
- 吸引掃除
- ふき掃除
- 自動ゴミ回収
- 自動モップ洗浄
- 自動モップ乾燥
が搭載された全自動ロボット掃除機です。
【2024年厳選】おススメロボット掃除機5選【6メーカー比較】
X5 OMNI/X5 PRO OMNIとX2 OMNI
エコバックス『X5 OMNI』は、2024年8月1日に発売されました。
エコバックス『X5 PRO OMNI』は、2024年8月1日に発売されました。
エコバックス『X2 OMNI』は、2023年9月に発売されました。
どちらの機種にも共通した主な機能は下記
- 選べる2色(ブラック・ホワイト)
- 自動充電・自動再開
- 落下防止
- アプリによる進入禁止エリア設定
- 回転加圧水拭き掃除
- 保存可能マップ数3
- 3D物体回避TrueDetect3.0搭載
- 乗越え可能段差22mm
- 自動モップリフトアップ
- 自動ゴミ回収
- 自動給水
- 自動モップ温水洗浄
- 自動モップ温風乾燥
『X5 OMNI』『X5 PRO OMNI』『X2 OMNI』の比較表は下記
比較表の次に違いを個別に説明いたします。
DEEBOT X5 OMNI | DEEBOT X5 PRO OMNI | DEEBOT X2 OMNI | |
色 | ブラック ホワイト | ブラック ホワイト | ブラック ホワイト |
定価 (税込み) | 189,800円 | 209,800円 | 239,800円 |
吸引力 | 12,800Pa | 12,800Pa | 8,000Pa |
水拭き | 〇 OZMO Turbo 2.0 | 〇 OZMO Turbo 2.0 | 〇 OZMO Turbo 2.0 |
メイン ブラシ | 毛製 1本 | 毛製 1本 | ゴム製 1本 |
サイド ブラシ | 1本 | 1本 | 1本 |
マッピング | 〇 | 〇 | 〇 |
保存可能 マップ数 | 3 | 3 | 3 |
3D 物体回避 | TrueDetect 3D 3.0 | TrueDetect 3D 3.0 | TrueDetect 3D 3.0 |
障害物回避 システム | – | AIVI 3D 2.0 | AIVI 3D 2.0 |
徹底清掃 | 〇 | 〇 | – |
音声 アシスタント | Alexa | Alexa YIKO(独自) | Alexa YIKO(独自) |
見守り カメラ | – | 〇 通話可 | 〇 通話可 |
最長 稼働時間 | 215分 (吸引+水拭き) 260分 (吸引のみ) | 215分 (吸引+水拭き) 260分 (吸引のみ) | 161分 (吸引+水拭き) 212分 (吸引のみ) |
自動充電 自動再開 | 〇 | 〇 | 〇 |
乗越え可能 段差 | 22mm | 22mm | 22mm |
ダスト ボックス 容量 | 250ml | 250ml | 420ml |
水タンク 容量 | 90ml | 90ml | 180ml |
自動モップ リフトアップ | 15mm | 15mm | 15mm |
自動 ゴミ収集 | 〇 紙パック | 〇 紙パック | 〇 紙パック |
自動給水 | 〇 | 〇 | 〇 |
自動 モップ洗浄 | 〇 温水70℃ | 〇 温水70℃ | 〇 温水60℃ |
自動 モップ乾燥 | 〇 温風 | 〇 温風 | 〇 温風 |
充電時間 | 4時間45分 | 4時間45分 | 5.5時間 |
本体サイズ | 幅31.3cm 奥行34.6cm 高9.5cm | 幅31.3cm 奥行34.6cm 高9.5cm | 幅32.0cm 奥行35.3cm 高9.5cm |
ドック サイズ | 幅39.4cm 奥行44.3cm 高52.75cm | 幅39.4cm 奥行44.3cm 高52.75cm | 幅39.4cm 奥行44.3cm 高さ52.75cm |
違い①吸引力
エコバックス『X5 OMNI』『X5 PRO OMNI』の吸引力は12,800Paです。
エコバックス『X2 OMNI』の吸引力は8,000Paです。
『X5 OMNI』『X5 PRO OMNI』の吸引力は『X2 OMNI』よりも強力で、4,800Paの差があります。
違い②水拭きモップ
エコバックス『X5 OMNI』『X5 PRO OMNI』は加圧回転モップによる水拭きに加え、TruEdgeアダプティブエッジモップ機能で、モップを移動させ壁際や家具などに近づき水拭き掃除が可能です。
TruEdgeアダプティブエッジモップにより、最小1mmまで近づいて正確な壁際清掃を実現し、壁際のカバー率を100%に向上します。DEEBOT X5 PRO OMNIは、連続可変式モップエクステンダーテクノロジーを採用して、壁際を正確に、念入りに清掃します。モップパッドを常に壁際近くに維持して徹底的に清掃します。
エコバックス DEEBOT X5 PRO OMNI 公式HP
エコバックス『X2 OMNI』は加圧回転モップによる水拭きです。TruEdgeアダプティブエッジモップ機能は搭載していません。
『X5 OMNI』『X5 PRO OMNI』は壁際ギリギリまでモップが届く分、水拭き実施範囲が広く、水拭き清掃能力は『X2 OMNI』よりも優れていると言えます。
違い③メインブラシ
エコバックス『X5 OMNI』『X5 PRO OMNI』のメインブラシは毛製で、幅が20cmです。
エコバックス『X2 OMNI』のメインブラシはゴム製を採用し、幅が20cmです。
『X5 OMNI』『X5 PRO OMNI』は毛製ですがZeroTangle Anti-Tangleテクノロジーにより、毛がらみを防止する仕組みになっています。『X2 OMNI』のゴム製メインブラシは、そもそも毛がらみが少ないです。
DEEBOT X5 PRO OMNIは、毛髪除去およびフローガイド用のデュアルコームツースアレイを採用し、毛の絡まりを防いで吸引効率を高めています。さらに新たに設計された絡まり防止ローラーブラシには、21°のフラットなブラシ毛と外側に回転する角度のついたブラシ毛を持つ構造を採用しており、絡まりの発生する可能性をなくして手間のかからない掃除体験を実現し、メンテナンスを最小限に抑えています。
エコバックス DEEBOT X5 PRO OMNI 公式HP
違い④マップ
エコバックス『X5 OMNI』『X5 PRO OMNI』は3Dマップを作成できません。
エコバックス『X2 OMNI』は3Dマップが作成可能です。
違い⑤障害物回避システム
エコバックス『X5 OMNI』は、3D物体回避TrueDetect 3D 3.0を搭載しており、センサーで障害物を避けて走行します。
DEEBOT X5 OMNIは、TrueDetect 3D 3.0を導入し、構造化照明テクノロジーと高度な3Dイメージングアルゴリズムを利用して、リアルタイムで障害物を正確にスキャンして回避します。正確なナビゲーションで、家庭用品、カーペット、ワイヤーの絡まりを防ぎ、手間のかからない掃除体験を実現します。
エコバックス DEEBOT X5 OMNI 公式HP
エコバックス『X5 PRO OMNI』『X2 OMNI』は、3D物体回避TrueDetect 3D 3.0に加え、AIVIカメラによる障害物認識と回避システムAIVI 3D 2.0が搭載されています。
AI ビデオと3D ストラクチャードライトにより物体認識性能が大幅アップ。 それにより認識可能な物体の種類が靴下 / ラグ/ 靴 / 電線 /U字型の椅子/ 充電ドック / カーペット/ベッド / ソファ / コーヒーテーブル / トイレ / ドア / テレビキャビネット / ダイニングテーブルと椅子/人の形/服 / 帽子 / マスク / 手袋 / ゴミ/ベッドのサイドテーブルペット / ハードフロア / フロアタイル / 粒子状物質(犬のエサなど)種類以上に。走行中の障害物をリアルタイムで3Dスキャンし、立ち往生することなく走行ルートを再計算して効果的な回避を実現。床にモノを置き忘れていても、ディーボットなら安心して任せることが可能です。
エコバックス DEEBOT X2 OMNI 公式HP
『X5 OMNI』『X5 PRO OMNI』『X2 OMNI』3機種に3D物体回避TrueDetect3.0は搭載されていますが、AIVI 3D 2.0が搭載されている分『X5 PRO OMNI』や『X2 OMNI』の障害物認識・回避能力は高いです。
違い⑥水拭き徹底清掃
エコバックス『X5 OMNI』『X5 PRO OMNI』には、インテリジェントな徹底清掃機能が搭載されています。
DEEBOT X5 OMNIは、最先端のセンサーとアルゴリズムを利用することで、汚れが多いエリアを検出してターゲットにし、自動的に水拭き回数を追加して元どおり完璧に美しくします。最小限の労力で床を完璧に清潔にします。
エコバックス DEEBOT X5 OMNI 公式HP
また、エコバックス『X5 PRO OMNI』にはAIインスタント再モップ機能により、しょうゆやケチャップなどの大きな汚れを識別し水量を調整したり、汚れの上を何度も通過して徹底清掃します。
エコバックス『X2 OMNI』にはインテリジェントな徹底清掃機能も、AIインスタント再モップ機能もありません。
違い⑦本体のカタチ
エコバックス『X5 OMNI』『X5 PRO OMNI』の本体は上から見るとアルファベットのDのような形状です。
DEEBOT X5 OMNIは、古代ローマの建築技術にヒントを得たD字型ボディと組み合わせることで、壁際とコーナーの究極の清掃ソリューションを提供し、徹底的な吸引および水拭き体験を実現します。
エコバックス DEEBOT X5 PRO OMNI 公式HP
エコバックス『X2 OMNI』の本体形状は上から見て四角い形状です。
壁検出センサーを内蔵した新しいスクエア形状デザインにより、隅や角までキレイにします。
エコバックス DEEBOT X2 OMNI 公式HP
『X5 OMNI』『X5 PRO OMNI』と『X2 OMNI』は形状は違いますが、どちらも部屋の隅まできれいに掃除が出来るよう考えられたデザインです。D型形状の『X5 OMNI』『X5 PRO OMNI』の方が、若干小回りが利きやすいです。
違い⑧音声アシスタント
エコバックス『X5 PRO OMNI』『X2 OMNI』は音声アシスタントAlexa・Googleのほか、独自音声アシスタントYIKOにも対応しています。
DEEBOT X5 PRO OMNIのアップグレードされたYIKO AI音声アシスタントが掃除体験を一変させます。マルチターンの会話、タスク調整、モバイル操作、スケジュール清掃、オフラインNLP、マルチコマンド操作など、6つの新しいアップグレードで操作を合理化して、比類のない利便性を実現し、カスタマイズを可能にします。
エコバックス DEEBOT X5 PRO OMNI 公式HP
エコバックス『X5 OMNI』は音声アシスタントAlexa・Googleには対応していますが、独自音声アシスタントYIKOは搭載していません。
違い⑨見守りカメラ
エコバックス『X5 PRO OMNI』『X2 OMNI』は、搭載されたカメラにより、外出先からペットや家族の様子を確認したり、コミュニケーションを取ることができます。
DEEBOT X5 PRO OMNIのリアルタイムビデオマネージャーにより、自宅の家族と連絡を取り合い、常に家をモニターすることができます。
エコバックス DEEBOT X5 PRO OMNI 公式HP
エコバックス『X5 OMNI』は、カメラが搭載されていない為、見守りカメラ機能はありません。
違い⑩最長稼働時間
エコバックス『X5 OMNI』『X5 PRO OMNI』は静音モード吸引のみの場合、最長260分稼働できます。静音モード吸引+水拭きの場合は、最長215分稼働できます。
エコバックス『X2 OMNI』は静音モード吸引のみの場合、最長212分稼働できます。静音モード吸引+水拭きの場合は、最長161分稼働できます。
『X5 OMNI』『X5 PRO OMNI』は『X2 OMNI』よりも長い時間掃除してくれます。
違い⑪ダストボックス容量
エコバックス『X5 OMNI』『X5 PRO OMNI』のダストボックス容量は250mlです。
エコバックス『X2 OMNI』のダストボックス容量は420mlです。
『X2 OMNI』は『X5 OMNI』『X5 PRO OMNI』と比較して170mlダストボックス容量が大きいです。
違い⑫水タンク容量
エコバックス『X5 OMNI』『X5 PRO OMNI』本体の水タンク容量は90mlです。
エコバックス『X2 OMNI』本体の水タンク容量は180mlです。
『X2 OMNI』は『X5 OMNI』『X5 PRO OMNI』と比較して90ml水タンク容量が大きいです。
違い⑬モップ温水洗浄
エコバックス『X5 OMNI』『X5 PRO OMNI』は70℃の温水で自動モップ洗浄します。
DEEBOT X5 PRO OMNIは、革新的な70℃温水モップ洗浄を導入して、二次汚染を排除しながらモップのほこりや汚れを効果的に除去し、徹底的に洗浄して床の汚れの蓄積を防ぎます。
エコバックス DEEBOT X5 PRO OMNI 公式HP
エコバックス『X2 OMNI』は60℃の温水で自動モップ洗浄します。
自動モップ洗浄はもちろん、最適な60℃の温水で洗浄。 油汚れを溶かすだけでなく、洗浄液の効果を高めます。
エコバックス DEEBOT X2 OMNI 公式HP
『X5 OMNI』『X5 PRO OMNI』は『X2 OMNI』よりも10℃高い温水でモップ洗浄します。
違い⑭充電時間
エコバックス『X5 OMNI』『X5 PRO OMNI』のフル充電までの時間は4時間45分です。
エコバックス『X2 OMNI』のフル充電までの時間は5.5時間(5時間30分)です。
『X5 OMNI』『X5 PRO OMNI』の充電時間の方が『X2 OMNI』よりも45分早いです。
違い⑮本体サイズ
エコバックス『X5 OMNI』『X5 PRO OMNI』は幅31.3cm高さ9.5cm奥行き34.6cmで上から見下ろすとD形です。
エコバックス『X2 OMNI』は幅32.0cm高さ9.5cm奥行き35.3cmで上から見下ろすと四角形です。
『X5 OMNI』『X5 PRO OMNI』は『X2 OMNI』に比べてコンパクト設計で、幅0.7cm奥行き0.7cm小さいです。
まとめ
『X5 OMNI』も『X5 PRO OMNI』も『X2 OMNI』も吸引掃除・ふき掃除・ゴミ自動回収・モップ自動温水洗浄・モップ自動乾燥機能搭載の全自動ロボット掃除機です。
どの機種にも共通した主な機能は
- 選べる2色(ブラック・ホワイト)
- 自動充電・自動再開
- 落下防止
- アプリによる進入禁止エリア設定
- 回転加圧水拭き掃除
- 保存可能マップ数3
- 3D物体回避TrueDetect3.0搭載
- 乗越え可能段差22mm
- 自動モップリフトアップ
- 自動ゴミ回収
- 自動給水
- 自動モップ温水洗浄
- 自動モップ温風乾燥
『X5 OMNI』のメリットは
- 定価が安い(189,800円)
- 吸引力が強い(12,800Pa)
- TruEdgeアダプティブエッジモップ機能搭載
- インテリジェントな徹底清掃
- 毛がらみ防止機能
- D型の形状
- 最長稼働時間が長い(215分吸引+水拭き)
- 温水70℃でモップ洗浄
- 充電時間が早い(4時間45分)
- ロボット本体コンパクト設計
『X5 PRO OMNI』のメリットは
- 吸引力が強い(12,800Pa)
- TruEdgeアダプティブエッジモップ機能搭載
- 回避システムAIVI 3D 2.0搭載
- インテリジェントな徹底清掃
- AIインスタント再モップ機能搭載
- 毛がらみ防止機能
- D型の形状
- 独自音声アシスタントYIKO搭載
- 見守りカメラ機能搭載
- 最長稼働時間が長い(215分吸引+水拭き)
- 温水70℃でモップ洗浄
- 充電時間が早い(4時間45分)
- ロボット本体コンパクト設計
『X2 OMNI』のメリットは
- ゴム製メインブラシ採用
- 3Dマップ作成可能
- 回避システムAIVI 3D 2.0搭載
- 四角形状
- 独自音声アシスタントYIKO搭載
- 見守りカメラ機能搭載
- ダストボックス容量が大きい(420ml)
- 本体水タンク容量が大きい(180ml)
2024年8月に発売された『X5 OMNI』『X5 PRO OMNI』には多くの進化が見られます。メインブラシがゴム製ではないところが残念ですが、それをカバーする毛がらみ防止機能と12,800Paの高吸引力があります。水拭き機能は大幅に進化し、70℃の温水でモップ洗浄してくれる新しいフラッグシップモデルです。
『X2 OMNI』は強力8,000Paの吸引力とゴム製メインブラシが魅力の全自動ロボット掃除機です。カメラで障害物を認識・回避でき、自動モップリフトアップが15mmで、スクエアな形状で掃除カバー率99.77%などフラッグシップモデルとして文句なしの性能を持っています。
せっかく買うなら最新のものをと考える人には、『X5 PRO OMNI』がおすすめです。しかし今後、『X2 OMNI』が型落ちモデルとして値崩れした場合は、『X2 OMNI』が最もコストパフォーマンスに優れた機種になるでしょう。
最新ロボットクリーナーが良いが、見守りカメラ機能や独自音声アシスタントYIKOに魅力を感じない人は『X5 OMNI』が良い選択になるでしょう。障害物の認識と回避能力は『X5 PRO OMNI』『X2 OMNI』などのカメラ搭載機種にはかないませんが、充分な機能を搭載し掃除を任せられます。
この記事がロボット掃除機選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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