こんにちは、とておです。
家電量販店に勤めて、20年以上 になる私が、
- エコバックス『DEEBOT X1 OMNI』
- エコバックス『DEEBOT X2 OMNI』
上記2機種を比較しながら紹介します。
どちらの機種も
- 吸引掃除
- ふき掃除
- 自動ゴミ回収
- 自動モップ洗浄
- 自動モップ乾燥
が搭載された全自動ロボット掃除機です。
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X1 OMNI と X2 OMNI の違い
『X2 OMNI』『X1 OMNI』と『T30 PRO OMNI』の違いを知りたい人はコチラをクリック
エコバックス『DEEBOT X1 OMNI』は2022年4月に発売されました。
『X1 OMNI』とエコバックス他機種との違いを知りたい人はコチラをクリック
エコバックス『DEEBOT X2 OMNI』は2023年9月に発売されました。
『X2 OMNI』と『T20 OMNI』の違いを知りたい人はコチラをクリック
『X2 OMNI』と『T20e OMNI』の違いを知りたい人はコチラをクリック
どちらの機種にも共通した主な機能は下記
- 自動充電・自動再開
- 落下防止
- アプリによる進入禁止エリア設定
- 回転加圧水拭き掃除
- 保存可能マップ数3
- 見守りカメラ搭載
- 自動ゴミ回収
- 自動給水
- 自動モップ温風乾燥
X1 OMNI と X2 OMNI の比較表は下記
比較表の次に違いを個別に説明いたします。
| DEEBOT X2 OMNI | DEEBOT X1 OMNI | |
| 型番 | DEX86 | DEX11 |
| 価格 (税込み) | 239,800円 | 198,000円 |
| 吸引力 | 8,000Pa | 5,000Pa |
| 水拭き | 〇 OZMO Turbo 2.0 | 〇 OZMO Turbo 2.0 |
| メイン ブラシ | ゴム製 1本 | ゴム+毛 1本 |
| サイド ブラシ | 1 | 2 |
| マッピング | 〇 | 〇 |
| 保存可能 マップ数 | 3 | 3 |
| 3D 物体回避 | TrueDetect 3.0 | TrueDetect 2.0 |
| 障害物回避 システム | AIVI 3D 2.0 | AIVI 3D |
| 独自音声 アシスタント YIKO | 〇 YIKO2.0 | 〇 |
| 見守り カメラ | 〇 通話可 | 〇 通話可 |
| 最長 稼働時間 | 212分 | 260分 |
| 自動充電 自動再開 | 〇 | 〇 |
| 乗越え可能 段差 | 2.2cm | 2cm |
| ダスト ボックス 容量 | 420ml | 400ml |
| 水タンク 容量 | 180ml | 80ml |
| 自動モップ リフトアップ | 15mm | – |
| 自動 ゴミ収集 | 〇 紙パック | 〇 紙パック |
| 自動給水 | 〇 | 〇 |
| 自動 モップ洗浄 | 〇 温水 | 〇 |
| 自動 モップ乾燥 | 〇 温風 | 〇 温風 |
| 充電時間 | 5.5時間 | 6.5時間 |
| 本体サイズ | 幅32.0cm 奥行35.3cm 高9.5cm | 幅36.2cm 高10.35cm |
| ドック サイズ | 幅39.4cm 奥行44.3cm 高さ52.75cm | 幅44.8cm 奥行43.0cm 高57.8cm |
違い①吸引力
『X1 OMNI』の吸引力は5,000Paです。
『X2 OMNI』の吸引力は8,000Paです。
『X2 OMNI』の吸引力は『X1 OMNI』と比較して圧倒的に強力で、3,000Paの差があります。
違い②メインブラシ
『X1 OMNI』のメインブラシはゴムと毛のブラシを採用し、幅が16.8cmです。
『X2 OMNI』のメインブラシはゴム製を採用し、幅が20cmです。
『X2 OMNI』のゴム製メインブラシはペットの毛や髪の毛などが絡みつきが軽減され、幅が20cmあるので従来の『X1 OMNI』よりも3cm以上拡大し清掃効率がUPしています。
違い③サイドブラシ
『X1 OMNI』はサイドブラシを2本搭載しています。
『X2 OMNI』はサイドブラシを1本搭載しています。
『X1 OMNI』のほうがサイドブラシでゴミをかき集める効率は高いです。
違い④形状
『X1 OMNI』の本体は上から見て丸い形状です。
『X2 OMNI』の本体形状は上から見て四角い形状です。
『X2 OMNI』は四角い形状の為部屋の隅まできれいに掃除が可能になり、掃除カバー率99.77%を誇ります。
違い⑤3D物体回避
『X1 OMNI』の3D物体回避はTrueDetect2.0です。
『X2 OMNI』の3D物体回避はTrueDetect3.0です。
『X2 OMNI』は進化した TrueDetect 3.0 と下記の AIVI3D 2.0 を連動させ高精度のな障害物回避を実現し、子供やペットの急な飛び出しなどの動体への対応力が向上しました。
業界初 Dual-laser Lidarを搭載し、多くのロボット掃除機に使われているLDS技術よりも24倍の反応速度を実現。より早く、より正確に距離を測定し、マップと自分の位置をリアルタイムに把握。 光の影響も受けにくく、狭い場所や間取り、家具の位置もしっかり認識し、隅々まで効率的に走行します。
エコバックス X2 OMNI 公式HP
違い⑥障害物回避システム
『X1 OMNI』の障害物回避システムは AIVI 3D です。
『X2 OMNI』の障害物回避システムは AIVI 3D 2.0 です。
『X1 OMNI』では18種類の物体を識別可能でしたが、『X2 OMNI』では靴下・マスク・電線・手袋など45種類以上の物体を識別可能になりました。
AI ビデオと3D ストラクチャードライトにより物体認識性能が大幅アップ。
エコバックス X2 OMNI 公式HP
違い⑦音声アシスタントYIKO(イコ)
『X1 OMNI』は独自音声アシスタントYIKOで操作可能です。
『X2 OMNI』は独自音声アシスタントYIKO2.0で操作可能です。
『X2 OMNI』は独自音声アシスタントYIKOが進化し、掃除中に追加の指示(『もう一度～を掃除して』など)をしたり、掃除予約(『〇曜日の○○時に掃除して』など)の指示ができるようになりました。
違い⑧最長稼働時間
『X1 OMNI』は静音モードで最長260分稼働できます。
『X2 OMNI』は静音モードで最長212分稼働できます。
『X1 OMNI』のほうが最大稼働時間は約50分長いです。
違い⑨乗越え可能段差高
『X1 OMNI』の乗り越え可能な段差は2cmです。
『X2 OMNI』の乗り越え可能な段差は2.2cmです。
『X2 OMNI』は『X1 OMNI』よりも0.2cm高い段差も乗り越えられます。
違い⑩ダストボックス容量
『X1 OMNI』のダストボックス容量は400mlです。
『X2 OMNI』のダストボックス容量は420mlです。
『X2 OMNI』は『X1 OMNI』と比較して20mlダストボックス容量が大きいです。
違い⑪水タンク容量
『X1 OMNI』本体の水タンク容量は80mlです。
『X2 OMNI』本体の水タンク容量は180mlです。
『X2 OMNI』は『X1 OMNI』と比較して100mlと大幅に本体水タンク容量が大きいです。
違い⑫自動モップリフトアップ
『X1 OMNI』には自動モップリフトアップ機能は搭載されていません。
『X2 OMNI』カーペットをなどを感知すると自動で15mmモップをリフトアップし、9mmまでの毛足のカーペットを濡らさずに掃除が出来ます。
カーペットを認識すると自動で水拭きモップパッドを持ち上げ、カーペット上では吸引清掃のみ実施。フローリングのモップがけと同時に、そのままカーペット上の吸引清掃を可能にしました。
エコバックス X2 OMNI 公式HP
違い⑬自動モップ洗浄
『X1 OMNI』は自動モップ洗浄機能を搭載しています。
『X2 OMNI』は自動温水モップ洗浄機能を搭載しています。
『X2 OMNI』はモップ洗浄を温水で行うので、モップをより清潔に使用できます。
自動モップ洗浄はもちろん、最適な60℃の温水で洗浄。 油汚れを溶かすだけでなく、洗浄液の効果を高めます。
エコバックス X2 OMNI 公式HP
違い⑭充電時間
『X1 OMNI』のフル充電までの時間は6.5時間です。
『X2 OMNI』のフル充電までの時間は5.5時間です。
『X2 OMNI』の充電時間の方が『X1 OMNI』よりも1時間早いです。
違い⑮本体サイズ
『X1 OMNI』は幅36.2cm高さ10.35cmで上から見下ろすと円形です。
『X2 OMNI』は幅32.0cm高さ9.5cm奥行き35.3cmで上から見下ろすと四角形です。
『X2 OMNI』は『X1 OMNI』に比べてコンパクト設計の為、家具の下など狭い場所にも入って行けます。
まとめ
『X1 OMNI』も『X2 OMNI』も吸引掃除・ふき掃除・ゴミ自動回収・モップ自動洗浄・モップ自動乾燥機能搭載の全自動ロボット掃除機です。
どちらの機種にも共通した主な機能は
- 自動充電・自動再開
- 落下防止
- アプリによる進入禁止エリア設定
- 回転加圧水拭き掃除
- 保存可能マップ数3
- 見守りカメラ搭載
- 自動ゴミ回収
- 自動給水
- 自動モップ温風乾燥
『X1 OMNI』のメリットは
- 価格が安い(新型のX2 OMNIが発売され値下げされている)
- サイドブラシが2本
- 最長稼働時間が長い(260分)
『X2 OMNI』のメリットは
- 吸引力が強い(8,000Pa)
- メインブラシがゴム製で毛がからみにくい
- 形状が四角(掃除カバー率99.77%)
- 3D物体回避はTrueDetect3.0
- 障害物回避システムは AIVI 3D 2.0
- 独自音声アシスタントYIKO2.0
- 乗越え可能段差が高い(2.2cm)
- ダストボックス容量が大きい(420ml)
- 本体水容量が大きい(180ml)
- 自動モップリフトアップ機能搭載(15mmアップ)
- 自動モップ洗浄が温水
- 充電時間が早い(5.5時間)
- 本体サイズがコンパクト
『X2 OMNI』は『X1 OMNI』から多くの点で進化しているエコバックスのロボット掃除機の最上位機種です。ただ、『X1 OMNI』は『X2 OMNI』が発売されたことで値段が下がりお値打ちになりました。
この記事がロボット掃除機選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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