空気清浄機の特徴とおススメメーカー

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こんにちは、とておです。

家電量販店に勤めて20年以上になります。

今回は下記の方々に向けて書いております。

  • 一般の家電ユーザー
  • 家電量販店に勤め始めた方
  • これから家電量販店に勤める方

私の知識や意見が役に立てば嬉しいです。

今回の記事を読めば、

空気清浄機の選び方と注意点が分かります。

結論を言うと、

おススメはダイキンの加湿空気清浄機です。

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空気清浄機とは

まず空気清浄機とは

部屋の空気を取り込んで、

空気を綺麗にして、

部屋に綺麗な空気を戻す、

そんな空気の流れを作る家電です。

常にハウスダストや花粉などが気になり

綺麗な空気の中で生活したいなら、

冷蔵庫の様に常時運転が基本の家電です。

適応床面積

空気清浄機を選ぶ際に、まず気になるのが

どのくらいの大きさの物を選ぶか?という事でしょう。

カタログを見ると、適用床面積が明記されています。

これは、

紙たばこ5本分の煙に含まれる粒子成分とガス成分を

30分で

キレイに出来る広さです。

あくまで空気循環の範囲です。イオンが届く範囲ではありません。

実際、空気を綺麗にするのに30分は少し長いです。

花粉で30分も苦しむのはキツイです。

ですから機種選びは、

使用する部屋の畳数の2倍~3倍を目安にして下さい。

3倍だと約10分で綺麗に出来ると考えられます。

2倍だと約15分で綺麗に出来ると考えられます。

適用床面積1824305260
約10分で綺麗に出来る畳数68101420
約15分で綺麗に出来る畳数912152630
あくまでも目安です

空気清浄機は『大は小を兼ねる』家電なので、

大きいものものを選べば、早く空気を綺麗にできます。

花粉やハウスダストでお困りの方は、

なるべく適応床面積が広いものを選びましょう。

また、日本メーカーの空気清浄機で物足りなさを感じる方は、

海外メーカーも選択肢に入れて下さい。

海外は屋内でも土足文化のため、

海外メーカーは集じん能力が強力なものがあります。

フィルター

空気清浄機で最も重要なパーツといえばフィルターです。

吸い取った空気をフィルターを通してキレイにします。

その後キレイになった空気を戻します。

プレフィルター

比較的大きな汚れを取り除くフィルターです。

基本交換は必要ありません。

2週間に1回程度掃除機でホコリを取り除けば、

ずっと使用可能です。

シャープからはプレフィルター自動お掃除機能が搭載された機種が発売されています。

集塵フィルター

空気清浄機のメインのフィルターが集塵フィルターです。

HEPAフィルターとかTAFUフィルターとか

メーカーによって呼び方が変わります。

花粉やPM2.5など微細な汚れを取り除きます。

交換時期は機種によって違い、

1年~10年と機種によって様々です。

主な日本メーカーのもので中級以上の機種であれば、

交換目安10年のものが多いです。

ランニングコストを考えると、交換目安10年のものがおススメです。

汚れが気になる場合は、

掃除機で表面のホコリを取りましょう。

脱臭フィルター

名前の通りニオイを取るためのフィルターです。

集塵フィルター同様、機種によって交換時期は違い、

1年~10年です。

ダイキンは交換不要としていますが、

お手入れしてもニオイが気になるようなら交換した方が良いです。

汚れが気になる場合は、掃除機でホコリを取り除きましょう。

水洗いはダメです。

加湿フィルター

加湿機能付き空気清浄機に付いているフィルターです。

集塵フィルターや脱臭フィルター同様、

機種によって交換時期が違います。

1年~10年

お手入れは、できれば1か月に1回くらい

40℃くらいのぬるま湯に、重層やクエン酸や中性洗剤を溶かし、

つけ置き洗いをすると清潔に使えます。

つけ置き時間の目安↓

重曹クエン酸中性洗剤
つけ置き時間30~60分2時間30~60分

イオン

日本の主要メーカーはイオンを室内に放出して

ニオイ・浮遊菌・カビ菌・静電気

などを抑制する事に注力しています。

特に

パナソニックのナノイーX

シャープのプラズマクラスターイオン

は、とっても有名です。

ナノイーX

ナノイーとは、OHラジカルを水で包んだ構造になっています。

OHラジカルとは水素原子とくっつき水に変化する性質をもっていて、

有害物質に触れると含まれる水素原子を抜き取り、害を抑制する事が出来ます。

このOHラジカルを大量に含んだナノイーをナノイーXと言います。

当然、有害物質の抑制効果はOHラジカルの量が多いほど期待が持てます。

ナノイーよりもナノイーXの方が効果が出来ます。

水に包まれている構造の為、OHラジカルが有害物質に触れる前に

酸素や窒素とくっついて無くなってしまう事を予防しています。

プラズマクラスターイオン

プラズマクラスターイオンは、

『水素のプラスイオン』と『酸素のプラスイオン』の2種あります。

それぞれのイオンが水分子に囲まれて、

ブドウの房のような形になるので、

『房』の意味を持つクラスターという言葉が名前に入っています。

『水素のプラスイオン』と『酸素のプラスイオン』が、

菌などの有害物質の表面でぶつかり、結合して、

OHラジカルに変化します。

そのOHラジカルが菌などから水素原子を抜き取り、水に変化します。

水素原子を抜き取られた菌は無害となります。

ダイキンのダブル方式

ダイキンはイオン放出ではなく、

ストリーマで空気清浄機の中で有害物質の分解をしていました。

現在ではアクティブプラズマイオンも空気中に放出し、

ダブル方式で有害物質抑制を行っています。

ストリーマ

ストリーマは高速電子を放出し、4種類の分解素作ります。

レイキ窒素・OHラジカル・レイキ酸素・酸素ラジカル の4種

この分解素を使って、

集塵フィルターで捕まえた有害物質を分解

加湿フィルター・加湿フィルターの除菌

脱臭フィルターで吸着したニオイ成分を分解

加湿する水の細菌を抑制

などしてくれます。

とっても強力な空気清浄能力です。

アクティブプラズマイオン

発生させるイオンはシャープと似ています。

イオン濃度はシャープの上位機種には及びません。

イオンの効果

イオンは酸化力が強く、

長い間空気中に浮遊する事が出来ないので、

空気中での効果は期待できない、

もしくは効果は限定的という人もいます。

ただ、実際ニオイが無くなったなどの声も聞きますので、

ある程度の効果はあるものだと言えます。

ただ、お部屋全体で効果を発揮するか?と言うと、

空気清浄機近くのほうが効果が期待できる

としか言えないでしょう。

加湿機能

空気清浄機には加湿機能が付いたモデルが多数あります。

もちろん必要なければ加湿機能を止めて、

空気清浄機能のみで運転する事もできます。

風邪菌と乾燥の両方対策する場合は、加湿機能付きは便利です。

ただ個人的には加湿機能なしで価格が抑えられるなら、

空気清浄機能のみの種類が増えても良いかなと思います。

ちなみに、加湿・空気清浄、両方同時運転すると

少し空気清浄能力が落ちる機種があります。

その中でダイキンは

加湿と空気清浄同時運転でも空気清浄能力が落ちないので、おススメです。

Wi-Fi

空気清浄機の中にはWi-Fi接続でスマホと連携させられる機種があります。

  • スマホ画面で空気の汚れ具合の見える化
  • スマホで遠隔操作
  • 同一メーカーエアコンとの加湿連動運転

などが出来ます。

まとめ

適応床面積は大きいものを選んだ方が、早くキレイになる。

フィルターは長く使用できる機種が、楽でコストもかからない。

イオンの効果はある程度期待できるが、過信禁物。

有害物質分解能力が高く、加湿空気清浄運転も能力維持のダイキンがおススメ。

以上です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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