こんにちは、とておです。
家電量販店に勤めて、20年以上 になる私が、下記のロボット掃除機を比較しながら紹介します。
- エコバックス『DEEBOT X8 PRO OMNI』
- エコバックス『DEEBOT T80 OMNI』
どちら機種も下記機能が搭載された全自動ロボット掃除機です。
- 吸引掃除
- ふき掃除
- 自動ゴミ回収
- 自動モップ洗浄
- 自動モップ乾燥


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『X8 PRO OMNI』『T80 OMNI』
エコバックス『X8 PRO OMNI』は、2025年2月28日に発売されました。
エコバックス『T80 OMNI』は、2025年7月31日に発売されました。
どの機種にも共通した主な機能は下記
- 18,000Paの高吸引力
- ローラーモップでの水拭き
- 自動充電・自動再開
- 落下防止
- 毛がらみ防止システム
- 稼働モップで壁ぎわ拭き掃除
- 伸縮サイドブラシ
- アプリによる進入禁止エリア設定
- 保存可能マップ数3
- 障害物回避AIVI 3D 3.0
- AIインスタント再モップ
- 見守りカメラ
- 乗越え可能段差20mm
- 自動モップリフトアップ
- 自動ゴミ回収
- 自動給水
- 自動モップ温水洗浄
- 自動モップ温風乾燥
『X8 PRO OMNI』『T80 OMNI』の比較表は下記
DEEBOT X8 PRO OMNI | DEEBOT T80 OMNI | |
色 | ブラック | ホワイト |
定価 (税込み) | 199,000円 | 149,800円 |
吸引力 | 18,000Pa | 18,000Pa |
水拭き | 〇 OZMOローラー 定圧式 | 〇 OZMOローラー 定圧式 |
メイン ブラシ | ゴム+毛 1本 | ゴム+毛 1本 |
毛がらみ 防止 | ZeroTangle 2.0 | ZeroTangle 3.0 |
サイド ブラシ | 1本 伸縮 | 1本 伸縮 |
マッピング | 〇 | 〇 |
保存可能 マップ数 | 3 | 3 |
障害物回避 システム | AIVI 3D 3.0 | AIVI 3D 3.0 |
AI インスタント リモップ | 〇 | 〇 2.0 |
エッジ クリーニング | TruEdge 2.0 + TruEdge 3D エッジセンサー | TruEdge 2.0 + TruEdge 3D エッジセンサー |
音声 アシスタント | Alexa YIKO-GPT | Alexa |
足で 触れるだけ スタート | – | – |
見守り カメラ | 〇 通話可 | 〇 通話可 |
自動充電 自動再開 | 〇 | 〇 |
乗越え可能 段差 | 20mm | 20mm |
ロボット 水タンク 容量 | 110ml + 95ml(汚水) | 110ml + 90ml(汚水) |
自動モップ リフトアップ | 10mm | 10mm |
自動 ゴミ収集 | 〇 紙パック | 〇 紙パック |
自動給水 | 〇 | 〇 |
専用洗剤 | 自動投入 | 手動 |
自動 モップ洗浄 | 〇 40~75℃ | 〇 40~75℃ |
自動 モップ乾燥 | 〇 63℃温風 | 〇 45℃温風 |
充電時間 | 4時間37分 | 4時間37分 |
本体サイズ | 幅35.3cm 奥行35.1cm 高9.8cm | 幅35.3cm 奥行35.15cm 高9.8cm |
ドック サイズ | 幅35.0cm 奥行47.7cm 高53.3cm | 幅33.8cm 奥行45.9cm 高50.0cm |
主な共通機能
共通機能①吸引力
エコバックス『X8 PRO OMNI』『T80 OMNI』は、18,000Paの高吸引力です。
共通機能②ローラーモップ

エコバックス『X8 PRO OMNI』『T80 OMNI』の水拭きは、1本のローラー型モップを一定の圧力をかけながら回転させて水拭きします。
また、『X8 PRO OMNI』『T80 OMNI』は、常にモップを洗浄しながら水拭き掃除が可能なので、汚れを他所に広げないメリットがあります。
16個のクリーンウォーターノズルが、汚れた水を掻き取った後、新鮮な水をモップに戻し、モップを常に清潔に保ちます。200RPMのスピードは、1分間に200回の高速スクラブとすすぎ動作に相当し、モップが効果的に掃除跡や二次汚染を防ぎます。接触面積が小さいため、モップはより集中した圧力を含み、汚れに対する顕著な洗浄効果を実現します。
エコバックス DEEBOT X8 PRO OMNI 公式HP
DEEBOT T80 OMNIは、「OZMO ローラー定圧式常時洗浄モップシステム」を搭載し、より強力なモップ掛け体験を提供します。3,700Paのモップ圧力強度で、床の汚れを効果的にこすり落とし、除去します。
エコバックス DEEBOT T80 OMNI 公式HP
共通機能③障害物回避システム

エコバックス『X8 PRO OMNI』『T80 OMNI』は、障害物回避システムとして【AIVI 3D 3.0】が搭載されています。
「AIVI 3D 3.0 OMNI-Approachテクノロジー」は、最先端のAI技術であるVLM(視覚言語モデル)を駆使し、膨大な学習を重ねることで、ロボットは周囲の物体を正確に認識し、素早くその形を捉えることができるようになりました。
エコバックス DEEBOT T80 OMNI 公式HP
共通機能④エッジクリーニング

エコバックス『X8 PRO OMNI』『T80 OMNI』は、壁際や角をキレイに拭き掃除出来る【TruEdge2.0アダプティブエッジクリーングテクノロジー】に加え、【TruEdge 3Dエッジセンサー】との連携により、障害物に近づきながら隅を掃除します。
『X8 PRO OMNI』『T80 OMNI』は、メインブラシとサイドブラシが壁ぎわで伸縮するので、ゴミや汚れを逃しません。
アップグレードされた「TruEdge 2.0」により、エッジ清掃中にローラーモップが自動的に伸長し、壁際やコーナーを最大限にカバーします。さらに、強化されたセンサーアルゴリズムと最新の「TruEdge 3Dエッジセンサー」を組み合わせることで、連続可変ローラーモップは、様々な形状の壁際やコーナーにぴったりと沿いながら、衝突を正確に回避します。
エコバックス DEEBOT T80 OMNI 公式HP
共通機能⑤モップ温水洗浄

エコバックス『X8 PRO OMNI』『T80 OMNI』は、ステーションに戻ると40~75℃の温水でローラーモップを洗浄します。
40~75℃の温度制御によるモップ洗浄では、部屋の種類や汚れの程度に応じて、モップの洗浄温度が自動で調整されます。これにより、あらゆる種類の汚れをきれいにした後も、最高の洗浄効果を発揮し、過剰な洗浄を行うことなく、最適な仕上がりを得ることができます。
エコバックス DEEBOT X8 PRO OMNI 公式HP
『X8 PRO OMNI』『T80 OMNI』違い
違い①毛がらみ防止

エコバックス『X8 PRO OMNI』は、メインブラシに毛がらみしないように、毛がらみ防止システムZeroTangle2.0を搭載しています。
DEEBOT X8は、画期的なZeroTangle™ 2.0の3Vアンチタンブルテクノロジーを搭載しています。45度のV字型角度のブラシデザインが、髪の毛がブラシの隙間深く入り込むのを巧みに防ぎます。
エコバックス DEEBOT X8 PRO OMNI 公式HP
エコバックス『T80 OMNI』は、メインブラシにもサイドブラシにも毛がらみしないように、毛がらみ防止システムZeroTangle3.0を搭載しています。
DEEBOT T80 OMNIは、新たに強化された「ZeroTangle 3.0」テクノロジーを搭載し、アップグレードされたARClean Anti-Tangleサイドブラシと高度なトリプルV字構造を採用しています。ゴールデンスパイラル設計に加え、シングルプロング・デュアルクラスターと内側にカーブしたブラシを組み合わせることで、髪の毛の絡まりを効果的に防ぎながら、サイドブラシの清掃性能を向上させます。
エコバックス DEEBOT T80 OMNI 公式HP
違い②AIインスタントリモップ

エコバックス『X8 PRO OMNI』は、【AIインスタントリモップ】機能を搭載しています。
AIインスタントリモップは、人工知能が床の汚れを細かく分析し、汚れの種類や度合いに応じて、最適な清掃方法を自動で選択。繰り返しモップをかけることで、頑固な汚れも確実に除去し、清潔な環境を保ちます。
エコバックス DEEBOT X8 PRO OMNI 公式HP
エコバックス『T80 OMNI』は、【AIインスタントリモップ2.0】機能を搭載しています。
アップグレードされた「AIインスタントリモップ2.0」は、人工知能が汚れの種類と程度を細かく分析し、最適な清掃方法を自動で選択する、進化したモップシステムです。軽い汚れには、中断せずに迅速にモップ掛けを行い、ステーションでのすすぎなしで連続清掃。ひどい汚れには、ディープクリーンモードで集中的かつ繰り返しモップ掛けし、頑固な汚れやシミを徹底的に除去します。これにより、常に清潔で快適な住環境を維持できます。
エコバックス DEEBOT T80 OMNI 公式HP
違い③音声アシスタント

エコバックス『X8 PRO OMNI』は音声アシスタントAlexa・Googleに対応しているほか、独自音声アシスタントYIKO-GPTを搭載しています。
大規模言語モデル(LLM)を搭載したYIKO-GPTは、簡単なチャットでロボットにスムーズに指示を出すことができます。テキストでも音声メッセージでも、どこからでも素早く、複数回にわたる会話やコマンドを理解し実行できます。
エコバックス DEEBOT X8 PRO OMNI 公式HP
エコバックス『T80 OMNI』は音声アシスタントAlexa・Googleには対応していますが、独自音声アシスタントYIKOは搭載していません。
違い④洗剤自動投入

エコバックス『X8 PRO OMNI』のステーションには洗浄剤用タンクがあり、自動でDEEBOT専用洗浄剤を追加してくれます。
エコバックス『T80 OMNI』でDEEBOT専用洗浄剤を使用する場合は、ステーションの清水タンクに手動で投入します。
違い⑤モップ乾燥

エコバックス『X8 PRO OMNI』はステーションに戻ったら、温水モップ洗浄の後に、最大63℃の熱風でモップを乾燥します。
63℃の熱風乾燥システムは、ローラーを360度回転させながら熱風を直接当て、わずか2時間程度でモップを乾燥させ、臭いを防ぎます。
エコバックス DEEBOT X8 PRO OMNI 公式HP
エコバックス『T80 OMNI』はステーションに戻ったら、温水モップ洗浄の後に、最大45℃の熱風でモップを乾燥します。
45℃自動熱風乾燥システムは、ローラーを360°回転させながら乾燥させる仕組みで、熱風を正確に片側に正確に集中して送られます。このシステムは、わずか2時間以内にモップを完全に乾燥させ、臭いの発生を効果的に防ぎます。
エコバックス DEEBOT T80 OMNI 公式HP
違い⑥ステーションサイズ

エコバックス『X8 PRO OMNI』のステーションサイズは、幅35.0cm、奥行き47.7cm、高さ53.3cm、です。
エコバックス『T80 OMNI』のステーションサイズは、幅33.8cm、奥行き45.9cm、高さ50.0cm、です。
エコバックス『X8 PRO OMNI』のステーションの幅は、『T80 OMNI』よりもコンパクトです。
エコバックス『T80 OMNI』のステーションの奥行き・高さは、『X8 PRO OMNI』よりもコンパクトです。
まとめ
『X8 PRO OMNI』『T80 OMNI』は、吸引掃除・ふき掃除・ゴミ自動回収・モップ自動温水洗浄・モップ自動温風乾が可能な全自動ロボット掃除機です。
どの機種にも共通した主な機能は下記。
- 18,000Paの高吸引力
- ローラーモップでの水拭き
- 自動充電・自動再開
- 落下防止
- 毛がらみ防止システム
- 稼働モップで壁ぎわ拭き掃除
- 伸縮サイドブラシ
- アプリによる進入禁止エリア設定
- 保存可能マップ数3
- 障害物回避AIVI 3D 3.0
- AIインスタント再モップ
- 見守りカメラ
- 乗越え可能段差20mm
- 自動モップリフトアップ
- 自動ゴミ回収
- 自動給水
- 自動モップ温水洗浄
- 自動モップ温風乾燥
『DEEBOT X8 PRO OMNI』のメリットは下記
- 独自音声アシスタントYIKO-GPT搭載
- 専用洗浄剤自動投入
- 最大63℃の熱風で自動モップ乾燥
- ステーション幅がコンパクト設計
『DEEBOT T80 OMNI』のメリットは下記
- 毛がらみ防止システムZeroTangle3.0
- AIインスタントリモップ2.0
- ステーション奥行き・高さがコンパクト設計
『X8 PRO OMNI』と『T80 OMNI』は、吸引力・水拭き・障害物回避能力・壁ぎわや隅の掃除力など、基本的な部分が高いレベルで共通している全自動ロボット掃除機です。
【洗剤自動投入】【独自音声アシスタントYIKO-GPT】【63℃温風乾燥】に魅力を感じるなら『X8 PRO OMNI』をおススメします。
高性能なロボット掃除機を安く購入したい人には、『T80 OMNI』をおススメします。コスパ良いです。
この記事がロボット掃除機選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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