こんにちは、とておです。
家電量販店に勤めて、20年以上 になる私が、下記のロボット掃除機を比較しながら紹介します。
- エコバックス『DEEBOT X11 OmniCyclone』
- エコバックス『DEEBOT X8 PRO OMNI』
どちらの機種も下記機能が搭載された全自動ロボット掃除機です。
- 吸引掃除
- ふき掃除
- 自動ゴミ回収
- 自動モップ温水洗浄
- 自動モップ温風乾燥
- リアルタイムモップ洗浄


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『X11 OmniCyclone』『X8 PRO OMNI』
エコバックス『X11 OmniCyclone』は、2025年9月26日に発売のサイクロン方式自動ゴミ回収の全自動ロボット掃除機です。
エコバックス『X8 PRO OMNI』は、2025年2月28日に発売の紙パック方式自動ゴミ回収の全自動ロボット掃除機です。
どちらの機種にも共通した主な機能は下記
- 自動充電・自動再開
- 落下防止
- ローラーモップによる水拭き
- 毛がらみ防止システム
- 障害物回避システム【AIVI3D 3.0】
- 自動で再モップ
- 稼働モップで壁ぎわ拭き掃除
- アプリによる進入禁止エリア設定
- 保存可能マップ数3
- 自動ゴミ回収
- 自動給水
- 洗剤自動投入
- 自動モップ温水洗浄
- 自動モップ温風乾燥
- リアルタイムモップ洗浄
『X11 OmniCyclone』『X8 PRO OMNI』の比較表は下記
DEEBOT X11 OmniCyclone | DEEBOT X8 PRO OMNI | |
色 | ブラウン | ブラック |
定価 (税込み) | 229,900円 | 199,000円 |
吸引力 | 19,500Pa | 18,000Pa |
水拭き | 〇 OZMOローラー 2.0 定圧式 | 〇 OZMOローラー 定圧式 |
メイン ブラシ | ゴム+毛 1本 | ゴム+毛 1本 |
毛がらみ 防止 | ZeroTangle 3.0 | ZeroTangle 2.0 |
サイド ブラシ | 1本 | 1本 伸縮 |
マッピング | 〇 | 〇 |
保存可能 マップ数 | 3 | 3 |
障害物回避 システム | AIVI 3D 3.0 | AIVI 3D 3.0 |
AI 再モップ | 〇 | 〇 |
エッジ クリーニング | TruEdge 3.0 | TruEdge 2.0 |
音声 アシスタント | Alexa | Alexa |
YIKO | AGENT YIKO | YIKO-GPT |
見守り カメラ | 〇 | 〇 |
自動充電 自動再開 | 〇 | 〇 |
乗越え可能 段差 | 24mm (最大40mm) | 20mm |
ダスト ボックス 容量 | 220ml | 220ml |
ロボット 水タンク 容量 | 110ml + 95ml(汚水) | 110ml + 95ml(汚水) |
自動モップ リフトアップ | 10mm | 10mm |
自動 ゴミ収集 | 〇 サイクロン | 〇 紙パック |
自動給水 | 〇 | 〇 |
専用洗剤 | 自動投入 (使い分け) | 自動投入 |
自動 モップ洗浄 | 〇 40~75℃ | 〇 40~75℃ |
自動 モップ乾燥 | 〇 63℃ | 〇 63℃ |
リアルタイム モップ洗浄 | 〇 | 〇 |
充電時間 | 3時間20分 | 4時間37分 |
本体サイズ | 幅35.1cm 奥行35.3cm 高9.8cm | 幅35.3cm 奥行35.1cm 高9.8cm |
ドック サイズ | 幅38.0cm 奥行49.3cm 高46.5cm | 幅35.0cm 奥行47.7cm 高53.3cm |
『X11 OmniCyclone』『X8 PRO OMNI』違い
違い①吸引力
エコバックス『X11 OmniCyclone』の吸引力は、19,500Paです。
エコバックス『X8 PRO OMNI』の吸引力は、18,000Paです。
『X11 OmniCyclone』は『X8 PRO OMNI』よりも、吸引力が強力です。
違い②水拭きモップ

エコバックス『X11 OmniCyclone』は、【OZMOローラー 2.0】による水拭きで、200rpmの高速回転と3,800Paの圧力をかけながら水拭きし、常にきれいなモップで汚れを広げません。
3800Paの圧力—従来のデュアルプレートシステムの16倍の強さを誇るOZMOローラー2.0が、頑固な汚れを簡単に取り除きます。連続的な水の供給によりモップを常に清潔に保ち、衛生的な清掃を実現します。DEEBOTは200rpmの速度で1分間に200回のスクラブとすすぎを行い、床に拭き筋を残すことなく仕上げ、汚れた水跡を残しません。 さらに、デュアル洗浄液切替ソリューションの高性能な専用洗浄剤によって、頑固な汚れも除去可能です。進化した高密度ナイロンモップローラーは、床に優しい設計ながら汚れを魔法のように取り除きます。
エコバックス DEEBOT X11 OmniCyclone 公式HP
エコバックス『X8 PRO OMNI』は、【OZMOローラー】による水拭きで、200rpmの高速回転と一定の圧力をかけながら水拭きし、常にきれいなモップで汚れを広げません。
DEEBOT X8は、OZMOローラー 定圧式常時洗浄モップシステムを搭載し、より強力なモッピング体験を提供します。床に付着した汚れを効果的に拭き取り、除去します。16個のクリーンウォーターノズルが、汚れた水を掻き取った後、新鮮な水をモップに戻し、モップを常に清潔に保ちます。200RPMのスピードは、1分間に200回の高速スクラブとすすぎ動作に相当し、モップが効果的に掃除跡や二次汚染を防ぎます。接触面積が小さいため、モップはより集中した圧力を含み、汚れに対する顕著な洗浄効果を実現します。
エコバックス DEEBOT X8 PRO OMNI 公式HP
進化した【OZMOローラー 2.0】で水拭き掃除する『X11 OmniCyclone』は、水拭き能力が高いです。
違い③毛がらみ防止

エコバックス『X11 OmniCyclone』は、【ZeroTangle 3.0】技術で毛がらみを防ぎます。
ZeroTangle 3.0技術は、エコバックスの先進的なデュアルブラシシステムを採用。ARCleanサイドブラシとCyclone-Directedローラーブラシを組み込むことで、絡まりゼロの操作を実現し、もう髪の毛が巻き付く絡まる心配はありません。ゴールデンスパイラルデザインに加え、シングルプロングデュアルクラスターと内向きの曲がった毛が組み合わさったサイドブラシは、髪の毛の巻き付き絡まりを効果的に防ぎながら清掃効率を向上させます。 メインブラシでは、トリプルV字型構造とスパイラルコームの統合によって、毛髪を積極的にはじき、絡まりを解消します。これにより、途切れることのない清掃と最小限のメンテナンスを実現します。
エコバックス DEEBOT X11 OmniCyclone 公式HP
エコバックス『X8 PRO OMNI』は、【ZeroTangle 2.0】技術で毛がらみを防ぎます。
DEEBOT X8は、画期的なZeroTangle2.0の3Vアンチタンブルテクノロジーを搭載しています。45度のV字型角度のブラシデザインが、髪の毛がブラシの隙間深く入り込むのを巧みに防ぎます。V字型のスパイラルブラシが髪の毛を中央に集め、V字型の櫛歯アレイがスムーズにほどきます。DEEBOT X8で、効率的な吸引、簡単なメンテナンス、そして理想的にきれいな床をお楽しみください。
エコバックス DEEBOT X8 PRO OMNI 公式HP
サイドブラシとメインブラシ両方に毛がらみ防止対策している『X11 OmniCyclone』は、『X8 PRO OMNI』よりも毛がらみの心配がありません。
違い④サイドブラシ
エコバックス『X11 OmniCyclone』のARCleanサイドブラシには、壁ぎわなどで伸縮しない固定型で、毛がらみを防ぐため曲がったようなデザインを採用しています。
ゴールデンスパイラルデザインに加え、シングルプロングデュアルクラスターと内向きの曲がった毛が組み合わさったサイドブラシは、髪の毛の巻き付き絡まりを効果的に防ぎながら清掃効率を向上させます。
エコバックス DEEBOT X11 OmniCyclone 公式HP
エコバックス『X8 PRO OMNI』のサイドブラシは、隅や角を掃除する場合にゴミを逃さないように伸縮サイドブラシを採用しており、毛がらみ防止仕様にはなっていません。
サイドブラシが自動で伸縮し、内角の死角に到達することで、極めて高い清掃カバー率を実現します。
エコバックス DEEBOT X8 PRO OMNI 公式HP
伸縮サイドブラシを採用している『X8 PRO OMNI』は、壁ぎわなどで、吸引での掃除カバー率が高いです。
違い⑤AI再モップ

エコバックス『X11 OmniCyclone』には、【AI Stain Detection 2.0】という汚れの種類や程度に応じた掃除を行う機能が搭載されており、頑固な汚れはディープリモップモードで掃除します。
AI Stain Detection 2.0により、DEEBOTは汚れの種類や程度に応じて清掃戦略を調整します。軽い汚れの場合、簡単な追加モップ清掃を行います。一方、頑固な汚れには「ディープリモップモード」を起動し、強力な洗浄液でモップをすすぎながら、交差パターンで2回の清掃を実行します。これにより、汚れを徹底的に除去し、汚染の再拡散を防ぎます。
エコバックス DEEBOT X11 OmniCyclone 公式HP
エコバックス『X8 PRO OMNI』は、【AIインスタントリモップ】機能を搭載しています。
AIインスタントリモップは、人工知能が床の汚れを細かく分析し、汚れの種類や度合いに応じて、最適な清掃方法を自動で選択。繰り返しモップをかけることで、頑固な汚れも確実に除去し、清潔な環境を保ちます。
エコバックス DEEBOT X8 PRO OMNI 公式HP
違い⑥エッジクリーニング

エコバックス『X11 OmniCyclone』は、【TruEdge3.0エッジクリーングテクノロジー】で伸縮したローラーモップが壁ぎわをすべるように掃除します。
強化されたTruEdge 3.0 エッジクリーニングテクノロジーは、1.5cm長く伸びたエアクッション式のローラーを搭載し、DEEBOTがまるで音もなく壁際を滑るように走行。家具を傷つけることもありません。可変式クッションシステムがリアルタイムで床面に適応し、隅から隅まで完璧な清掃を実現します。2つのソフトラバー製の壁沿いホイールが常に壁に密着し、固定されたサイドブラシが端のゴミを確実にキャッチ。ユーザーの手を煩わせることなく、最大限の清掃範囲をカバーします。
エコバックス DEEBOT X11 OmniCyclone 公式HP
エコバックス『X8 PRO OMNI』は、【TruEdge2.0アダプティブエッジクリーングテクノロジー】で障害物に近づきながら隅を掃除します。
アップグレードされたTruEdge 2.0により、ローラーモップがエッジクリーニング中に動的に伸縮し、隅や角の清掃範囲を最大限に広げます。さらに、強化されたセンサーアルゴリズムと最新のTruEdge 3Dエッジセンサーとの組み合わせにより、連続可変式のローラーモップは、さまざまなタイプの隅や角に適応し、衝突を回避しながらエッジに近づいて清掃できます。
エコバックス DEEBOT X8 PRO OMNI 公式HP
違い⑦乗越え可能段差

エコバックス『X11 OmniCyclone』の乗越え可能な段差は24mmで、連続する段差で最大40mmの段差まで乗越え可能です。
乗り越えられない障害物に直面した場合、ロボットは瞬時に2つの補助クライミングクローを展開します。柔らかいゴム製のグリッピングティースが表面をしっかりと捉えることで、登坂能力を劇的に向上させ、単段で最大2.4cm、連続段差で最大4cmの段差まで対応を可能にします。
エコバックス DEEBOT X11 OmniCyclone 公式HP
エコバックス『X8 PRO OMNI』の乗越え可能な段差は、20mmです。
違い⑧自動ゴミ回収

エコバックス『X11 OmniCyclone』は吸引したゴミを、OMNIステーションの1.6L大容量ダストボックスへと自動回収します。
エコバックス『X8 PRO OMNI』は吸引したゴミを、OMNIステーションの抗菌ゴミパックへと自動回収します。
『X11 OmniCyclone』はゴミパックの交換をしなくても良いので、ランニングコストがかかりません。『X8 PRO OMNI』はゴミパックを交換すれば良いので、ダストボックス清掃の手間は必要ありません。
違い➈洗剤自動投入

エコバックス『X11 OmniCyclone』のOMNIステーションには2種類の洗浄剤用タンクがあり、通常洗浄用と強力洗浄用の2種類の洗剤を自動で切り替えて使用してくれます。
エコバックス『X8 PRO OMNI』のOMNIステーションには洗浄剤用タンクが1つあり、自動でDEEBOT専用洗浄剤を追加してくれます。
違い⑩充電時間

エコバックス『X11 OmniCyclone』のフル充電までの時間は3時間20分です。
エコバックス『X8 PRO OMNI』のフル充電までの時間は4時間37分です。
『X11 OmniCyclone』は、『X8 PRO OMNI』よりもフル充電までの時間が早いです。
まとめ
『X11 OmniCyclone』も『X8 PRO OMNI』、吸引掃除・ふき掃除・ゴミ自動回収・モップ自動温水洗浄・モップ自動温風乾燥・リアルタイムモップ洗浄が可能な高級全自動ロボット掃除機です。
どちらの機種にも共通した主な機能は下記。
- 自動充電・自動再開
- 落下防止
- ローラーモップによる水拭き
- 毛がらみ防止システム
- 障害物回避システム【AIVI3D 3.0】
- 自動で再モップ
- 稼働モップで壁ぎわ拭き掃除
- アプリによる進入禁止エリア設定
- 保存可能マップ数3
- 自動ゴミ回収
- 自動給水
- 洗剤自動投入
- 自動モップ温水洗浄
- 自動モップ温風乾燥
- リアルタイムモップ洗浄
『DEEBOT X11 OmniCyclone』のメリットは下記。
- 吸引力が強い(19,500Pa)
- 【OZMOローラー 2.0】による水拭き
- 毛がらみ防止サイドブラシ
- 【AI Stain Detection 2.0】で掃除方法調整
- 壁ぎわ拭き掃除【TruEdge3.0】
- 乗越え可能段差24mm(連続段差最大40mm)
- 自動ゴミ回収(サイクロン)
- 2種類の洗剤自動投入
- 充電時間が早い(3時間20分)
『DEEBOT X8 PRO OMNI』のメリットは下記。
- 伸縮するサイドブラシ
- 自動ゴミ回収(紙パック)
2025年9月発売の『X11 OmniCyclone』には【高吸引力19,500Pa】【毛がらみ防止サイドブラシ】【最大24mmの段差乗越え】【2種類の洗剤自動使い分け】【自動ゴミ回収サイクロン方式】など新しい機能が多く搭載されています。
2025年2月(『X11 OmniCyclone』発売の半年前)に発売された『X8 PRO OMNI』も非常に高性能で、【吸引力18,000Pa】【常時清潔な定圧ローラーモップ】【伸縮サイドブラシ】【障害物回避AIVI 3D 2.0】【エッジクリーニングTruEdge2.0】【40℃~70℃温度制御モップ洗浄】【60℃熱風モップ乾燥】【洗剤自動投入】など優秀な機能が満載です。
自動ゴミ回収は、ゴミパックのコストが不要なサイクロン方式の『X11 OmniCyclone』が良いか、ダストボックス内のメンテナンスが不要な抗菌ゴミパックを使用する『X8 PRO OMNI』が良いのかは、人により好みが分かれます。
少しでもランニングコストを抑えたい、もしくは少しでもEcoに貢献したい人にはサイクロン方式の『X11 OmniCyclone』がおススメです。
少しでもゴミやホコリに触れないようにしたい人には、抗菌ゴミパックに自動ゴミ回収する『X8 PRO OMNI』がおススメです。
この記事がロボット掃除機選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

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