こんにちは、とておです。
家電量販店に勤めて、20年以上 になる私が、
- エコバックス『DEBOT T30 PRO OMNI』
- エコバックス『DEEBOT X2 OMNI』
- エコバックス『DEEBOT X1 OMNI』
上記2機種を比較しながら紹介します。
どちらの機種も
- 吸引掃除
- ふき掃除
- 自動ゴミ回収
- 自動モップ洗浄
- 自動モップ乾燥
が搭載された全自動ロボット掃除機です。
ハンディクリーナー付属の『T30S COMBO』『X2 COMBO』についてはコチラ
【2024年厳選】おススメロボット掃除機5選【6メーカー比較】
T30 PRO OMNI/X2 OMNI/X1 OMNIの違い
エコバックス『DEEBOT T30 PRO OMNI』は2024年4月に発売されました。
エコバックス『DEEBOT X1 OMNI』は2022年4月に発売されました。
エコバックス『DEEBOT X2 OMNI』は2023年9月に発売されました。
どの機種にも共通した主な機能は下記
- 独自音声アシスタントYIKO搭載
- 自動充電・自動再開
- 落下防止
- アプリによる進入禁止エリア設定
- 回転加圧水拭き掃除
- 保存可能マップ数3
- 自動ゴミ回収
- 自動給水
- 自動モップ温風乾燥
T30 PRO OMNI と X2 OMNI と X1 OMNI の比較表は下記
比較表の次に違いを個別に説明いたします。
DEEBOT T30 PRO OMNI | DEEBOT X2 OMNI | DEEBOT X1 OMNI | |
型番 | DDX14-12EE | DEX86 | DEX11 |
価格 | 179,800円 | 239,800円 | 198,000円 |
吸引力 | 11,000Pa | 8,000Pa | 5,000Pa |
水拭き | 〇 OZMO Turbo 2.0 | 〇 OZMO Turbo 2.0 | 〇 OZMO Turbo 2.0 |
メイン ブラシ | 毛製 1本 | ゴム製 1本 | ゴム+毛 1本 |
サイド ブラシ | 1 | 1 | 2 |
マッピング | 〇 | 〇 | 〇 |
保存可能 マップ数 | 3 | 3 | 3 |
3D 物体回避 | TrueDetect 3D 3.0 | TrueDetect 3D 3.0 | TrueDetect 3D 2.0 |
障害物回避 システム | – | AIVI 3D 2.0 | AIVI 3D |
音声 アシスタント | Alexa YIKO(独自) | Alexa YIKO(独自) | Alexa YIKO(独自) |
足で 触れるだけ スタート | 〇 | – | – |
見守り カメラ | – | 〇 通話可 | 〇 通話可 |
最長 稼働時間 | 290分 | 212分 | 260分 |
自動充電 自動再開 | 〇 | 〇 | 〇 |
乗越え可能 段差 | 2cm | 2.2cm | 2cm |
ダスト ボックス 容量 | 300ml | 420ml | 400ml |
水タンク 容量 | 55ml | 180ml | 80ml |
自動モップ リフトアップ | 9mm | 15mm | – |
自動 ゴミ収集 | 〇 紙パック | 〇 紙パック | 〇 紙パック |
自動給水 | 〇 | 〇 | 〇 |
自動 モップ洗浄 | 〇 温水70℃ | 〇 温水60℃ | 〇 |
自動 モップ乾燥 | 〇 温風 | 〇 温風 | 〇 温風 |
充電時間 | 6.5時間 | 5.5時間 | 6.5時間 |
本体サイズ | 幅35.3cm 奥行35.1cm 高さ10.4cm | 幅32.0cm 奥行35.3cm 高9.5cm | 幅36.2cm 高10.35cm |
ドック サイズ | 幅40.9cm 奥行49.0cm 高さ48.0cm | 幅39.4cm 奥行44.3cm 高さ52.75cm | 幅44.8cm 奥行43.0cm 高57.8cm |
違い①吸引力
『T30 PRO OMNI』の吸引力は11,000Paです。
『X2 OMNI』の吸引力は8,000Paです。
『X1 OMNI』の吸引力は5,000Paです。
『T30 PRO OMNI』の吸引力は『X2 OMNI』や『X1 OMNI』よりも圧倒的に強力で、『X2 OMNI』との比較で3,000Paの差があり、『X1 OMNI』との比較で6,000Paの差があります。
違い②水拭き
『T30 PRO OMNI』の水拭きは加圧回転モップのOZMO TURBO 2.0に加え、TrueEdgeアダプティブエッジモップを搭載し、壁などに1mmまで近づいて水拭き掃除か可能になりました。
DEEBOT T30ファミリーは、1 mmまで近づくことのできる正確なエッジクリーニング、100%向上したエッジカバレッジ、障害物回避のための自動格納、さまざまな障害物に対するインテリジェントな意思決定、高耐久構造を実現したことにより、効率的で持続的な性能が保証されています。
エコバックス DEEBOT T30 PRO OMNI 公式HP
『X2 OMNI』と『X1 OMNI』は加圧回転モップのOZMO TURBO 2.0での水拭きですが、TrueEdgeアダプティブエッジモップを搭載していません。
違い③メインブラシ
『T30 PRO OMNI』のメインブラシは毛製のブラシを採用しています。
『X2 OMNI』のメインブラシはゴム製を採用し、幅が20cmです。
『X1 OMNI』のメインブラシはゴムと毛のブラシを採用し、幅が16.8cmです。
『X2 OMNI』のゴム製メインブラシはペットの毛や髪の毛などが絡みつきが軽減され、幅が20cmあるので従来の『X1 OMNI』よりも3cm以上拡大し清掃効率がUPしています。
『T30 PRO OMNI』のメインブラシは、『X2 OMNI』のゴム製ブラシに比べ毛が絡む可能性が高くなりますがZeroTangle Anti-Tangleテクノロジーの搭載で毛がらみを防止します。
DEEBOT T30ファミリーは、フローガイド用のデュアルコームツースアレイを採用し、毛の絡まりを防いで吸引効率を高めています。
エコバックス DEEBOT T30 PRO OMNI 公式HP
違い④サイドブラシ
『T30 PRO OMNI』はサイドブラシを1本搭載しています。
『X2 OMNI』はサイドブラシを1本搭載しています。
『X1 OMNI』はサイドブラシを2本搭載しています。
『X1 OMNI』はサイドブラシが2本使用しゴミをかき集める効率が高いです。
違い⑤形状
『T30 PRO OMNI』の本体は上から見て丸い形状です。
『X2 OMNI』の本体形状は上から見て四角い形状です。
『X1 OMNI』の本体は上から見て丸い形状です。
『X2 OMNI』は四角い形状の為部屋の隅まできれいに掃除が可能になり、掃除カバー率99.77%を誇ります。
違い⑥3D物体回避
『T30 PRO OMNI』の3D物体回避はTrueDetect 3D 3.0です。
DEEBOT T30ファミリーはTrueDetect 3D 3.0を搭載しており、構造化された赤外線パターンを利用して物体の輪郭と深度情報を3次元で推定し、さまざまな物体に合った方法で正確に障害物を回避できるため、クリーニングエクスペリエンスの安全性と効率性を確保できます。
エコバックス DEEBOT T30 PRO OMNI 公式HP
『X2 OMNI』の3D物体回避はTrueDetect 3D 3.0です。
『X1 OMNI』の3D物体回避はTrueDetect 3D 2.0です。
『X2 OMNI』は進化した TrueDetect 3.0 と下記の AIVI3D 2.0 を連動させ高精度のな障害物回避を実現し、子供やペットの急な飛び出しなどの動体への対応力が向上しました。
違い⑦障害物回避システム
『T30 PRO OMNI』は障害物回避システムAIVI 3D 搭載していません。
『X2 OMNI』の障害物回避システムは AIVI 3D 2.0 です。
『X1 OMNI』の障害物回避システムは AIVI 3D です。
『X1 OMNI』では18種類の物体を識別可能でしたが、『X2 OMNI』では靴下・マスク・電線・手袋など45種類以上の物体を識別可能になりました。
AI ビデオと3D ストラクチャードライトにより物体認識性能が大幅アップ。
エコバックス X2 OMNI 公式HP
違い⑧触れるだけで掃除スタート
『T30 PRO OMNI』は軽く足などで触れるだけで掃除をスタートしてくれる機能が搭載されています。
軽く足で触れ、バンパーを押すだけのワンタッチ操作で起動。これ以上ないほどすばやく簡単に清掃を開始できます。
エコバックス DEEBOT T30 PRO OMNI 公式HP
『X2 OMNI』と『X1 OMNI』には触れるだけで掃除スタートする機能はありません。
違い⑨見守りカメラ
『T30 PRO OMNI』には見守りカメラ機能は搭載されていません
『X2 OMNI』には見守りカメラ機能が搭載されています。
『X1 OMNI』には見守りカメラ機能が搭載されています。
120万画素、148.3°の超広角レンズの高性能HDRカメラ「Starlight RGBカメラ」が暗い環境でもはっきりと障害物を検知します。 遠隔からカメラのオンオフが制御可能、ペットモニターや お守りカメラとしても使えます。 スピーカー・マイク内臓、ECOVACS HOMEアプリを使って通話もできます。
エコバックス X1 OMNI 公式HP
違い⑩最長稼働時間
『T30 PRO OMNI』は最長290分稼働できます。
『X2 OMNI』は最長212分稼働できます。
『X1 OMNI』は最長260分稼働できます。
自動充電・自動再開機能があるのであまり気にしなくても良いですが、『T30 PRO OMNI』の方が『X2 OMNI』や『X1 OMNI』と比較して長く動いてくれます。
違い⑪乗越え可能段差高
『T30 PRO OMNI』の乗り越え可能な段差は2cmです。
『X2 OMNI』の乗り越え可能な段差は2.2cmです。
『X1 OMNI』の乗り越え可能な段差は2cmです。
『X2 OMNI』は『T30 PRO OMNI』や『X1 OMNI』よりも0.2cm高い段差も乗り越えられます。
違い⑫ダストボックス容量
『T30 PRO OMNI』のダストボックス容量は300mlです。
『X2 OMNI』のダストボックス容量は420mlです。
『X1 OMNI』のダストボックス容量は400mlです。
『X2 OMNI』は『X1 OMNI』と比較して20ml、『T30 PRO OMNI』と比較して120ml、ダストボックス容量が大きいです。
違い⑬水タンク容量
『T30 PRO OMNI』本体の水タンク容量は55mlです。
『X2 OMNI』本体の水タンク容量は180mlです。
『X1 OMNI』本体の水タンク容量は80mlです。
『X2 OMNI』は『X1 OMNI』と比較して100mlと大幅に本体水タンク容量が大きいです。
違い⑭自動モップリフトアップ
『T30 PRO OMNI』カーペットをなどを感知すると自動で9mmモップをリフトアップし、4mm未満の毛足のカーペットを濡らさずに掃除が出来ます。
『X2 OMNI』カーペットをなどを感知すると自動で15mmモップをリフトアップし、9mmまでの毛足のカーペットを濡らさずに掃除が出来ます。
カーペットを認識すると自動で水拭きモップパッドを持ち上げ、カーペット上では吸引清掃のみ実施。フローリングのモップがけと同時に、そのままカーペット上の吸引清掃を可能にしました。
エコバックス X2 OMNI 公式HP
『X1 OMNI』には自動モップリフトアップ機能は搭載されていません。
『X2 OMNI』は9mmまでのカーペットを濡らさずに走行できるので『T30 PRO OMNI』や『X1 OMNI』にl比べ優秀です。
違い⑮自動モップ洗浄
『T30 PRO OMNI』は70℃の温水で自動モップ洗浄機能をします。
『X2 OMNI』は60℃の温水で自動モップ洗浄機能をします。
『X1 OMNI』は自動モップ洗浄機能を搭載していますが、温水ではなく常温の水で洗浄します。
『T30 PRO OMNI』と『X2 OMNI』はモップ洗浄を温水で行うので、モップをより清潔に使用できます。
自動モップ洗浄はもちろん、最適な60℃の温水で洗浄。 油汚れを溶かすだけでなく、洗浄液の効果を高めます。
エコバックス X2 OMNI 公式HP
違い⑯充電時間
『T30 PRO OMNI』のフル充電までの時間は6.5時間です
『X2 OMNI』のフル充電までの時間は5.5時間です。
『X1 OMNI』のフル充電までの時間は6.5時間です。
『X2 OMNI』の充電時間は『T30 PRO OMNI』や『X1 OMNI』よりも1時間早いです。
違い⑰本体サイズ
『T30 PRO OMNI』は幅35.3cm高さ10.4cm奥行き35.1cmで上から見下ろすと円形です。
『X2 OMNI』は幅32.0cm高さ9.5cm奥行き35.3cmで上から見下ろすと四角形です。
『X1 OMNI』は幅36.2cm高さ10.35cmで上から見下ろすと円形です。
『X2 OMNI』は『T30 PRO OMNI』や『X1 OMNI』に比べてコンパクト設計の為、家具の下など狭い場所にも入って行けます。
まとめ
『T30 PRO OMNI』も『X2 OMNI』も『X1 OMNI』も吸引掃除・ふき掃除・ゴミ自動回収・モップ自動洗浄・モップ自動乾燥機能搭載の全自動ロボット掃除機です。
どの機種にも共通した主な機能は
- 独自音声アシスタントYIKO搭載
- 自動充電・自動再開
- 落下防止
- アプリによる進入禁止エリア設定
- 回転加圧水拭き掃除
- 保存可能マップ数3
- 自動ゴミ回収
- 自動給水
- 自動モップ温風乾燥
『T30 PRO OMNI』のメリットは
- 価格が安い
- 吸引力が強い(11,000Pa)
- 1mmまで近づける水拭き
- 触れるだけで掃除スタート機能搭載
- 自動モップ洗浄が温水
- 最長稼働時間が長い(290分)
『X2 OMNI』のメリットは
- メインブラシがゴム製で毛がからみにくい
- 形状が四角(掃除カバー率99.77%)
- 3D物体回避TrueDetect 3D 3.0
- 障害物回避システム AIVI 3D 2.0
- 見守りカメラ搭載
- 乗越え可能段差が高い(2.2cm)
- ダストボックス容量が大きい(420ml)
- 本体水容量が大きい(180ml)
- 自動モップリフトアップ機能搭載(15mmアップ)
- 自動モップ洗浄が温水
- 充電時間が早い(5.5時間)
- 本体サイズがコンパクト
『X1 OMNI』のメリットは
- 価格が安い(新型のX2 OMNIが発売され値下げされている)
- サイドブラシが2本
- 見守りカメラ搭載
『T30 PRO OMNI』はカメラでの障害物認識を搭載していなかったり、メインブラシを毛製にしてコストを抑えつつ、高い清掃力を持った全自動ロボット掃除機です。
『X2 OMNI』は『X1 OMNI』から多くの点で進化しているエコバックスのロボット掃除機の最上位機種です。ただ、『X1 OMNI』は『X2 OMNI』が発売されたことで値段が下がりお値打ちになりました。
『X1 OMNI』はモップ洗浄が常温の水である点と、メインブラシが毛+ゴム製な点と、モップリフトアップ機能がない点が気にならない人にはかなり良い選択肢です。そもそもカーペットを認識すると自動回避するのでカーペットを濡らすことはありません。
この記事がロボット掃除機選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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