こんにちは、とておです。
家電量販店に勤めて、20年以上 になる私が、
- エコバックス『DEEBOT T30S COMBO』
- エコバックス『DEEBOT T30S PRO』
- エコバックス『DEBOT T30 PRO OMNI』
上記3機種を比較しながら紹介します。
どの機種も
- 吸引掃除
- ふき掃除
- 自動ゴミ回収
- 自動モップ温水洗浄
- 自動モップ温風乾燥
が搭載された全自動ロボット掃除機です。
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『T30S COMBO』と『T30S PRO』と『T30 PRO OMNI』
エコバックス『T30S COMBO』は2024年8月1日に発売されました。『T30 PRO OMNI』にハンディクリーナーがセットになったモデルです。
エコバックス『T30S PRO』は2024年9月3日に発売されました。
エコバックス『T30 PRO OMNI』は2024年4月に発売されました。
『T30S COMBO』と『T30S PRO』と『T30 PRO OMNI』の主な共通機能は、
- 吸引力11,000Pa
- 回転加圧水拭き掃除(OZMO TURBO 2.0)
- 1mmまで近づくモップ(TruEdgeアダプティブエッジモップ)
- メインブラシ毛がらみ防止(ZeroTangle Anti-Tangleテクノロジー)
- 自動充電・自動再開
- 落下防止
- アプリによる進入禁止エリア設定
- 保存可能マップ数3枚
- フットスタート
- モップリフトアップ9mm(毛足4mm未満のカーペットを濡らさない)
- 自動ゴミ回収
- 自動給水
- 自動モップ温水洗浄
- 自動モップ温風乾燥
『T30S COMBO』と『T30S PRO』と『T30 PRO OMNI』の比較表は下記
DEEBOT T30S COMBO | DEEBOT T30S PRO | DEEBOT T30 PRO OMNI | |
定価 | 209,800円 | 179,800円 | 179,800円 |
吸引力 | 11,000Pa | 11,000Pa | 11,000Pa |
水拭き | 〇 OZMO Turbo 2.0 | 〇 OZMO Turbo 2.0 | 〇 OZMO Turbo 2.0 |
メイン ブラシ | 毛製 1本 | 毛製 1本 | 毛製 1本 |
サイド ブラシ | 1 | 1 | 1 |
マッピング | 〇 | 〇 | 〇 |
保存可能 マップ数 | 3 | 3 | 3 |
3D 物体回避 | TrueDetect 3D 3.0 | – | TrueDetect 3D 3.0 |
障害物回避 システム | – | AIVI 3D 2.0 | – |
インテリジェント センサー | 〇 | 〇 | 〇 |
音声 アシスタント | Alexa YIKO(独自) | Alexa YIKO(独自) | Alexa YIKO(独自) |
足で 触れるだけ スタート | 〇 | 〇 | 〇 |
見守り カメラ | – | 〇 | – |
最長 稼働時間 | 290分 | 290分 | 290分 |
自動充電 自動再開 | 〇 | 〇 | 〇 |
乗越え可能 段差 | 2cm | 2cm | 2cm |
ダスト ボックス 容量 | 300ml | 300ml | 300ml |
水タンク 容量 | 55ml | 55ml | 55ml |
自動モップ リフトアップ | 9mm | 9mm | 9mm |
自動 ゴミ収集 | 〇 紙パック | 〇 紙パック | 〇 紙パック |
自動給水 | 〇 | 〇 | 〇 |
自動 モップ洗浄 | 〇 温水70℃ | 〇 温水70℃ | 〇 温水70℃ |
自動 モップ乾燥 | 〇 温風 | 〇 温風 | 〇 温風 |
充電時間 | 6.5時間 | 5.5時間 | 6.5時間 |
本体サイズ | 幅353mm 奥行351mm 高さ104mm | 幅353mm 奥行351mm 高さ104mm | 幅353mm 奥行351mm 高さ104mm |
ドック サイズ | 幅553.8mm 奥行444.6mm 高さ528mm | 幅394mm 奥行443mm 高さ527.5mm | 幅409mm 奥行490mm 高さ480mm |
『T30S COMBO』『T30S PRO』『T30 PRO OMNI』主な共通機能
共通特徴①強い吸引力
エコバックス『T30S COMBO』『T30S PRO』『T30 PRO OMNI』の吸引力は11,000Paと非常に強力です。
最新型の高速モーターを搭載し、ストレートスルーダクト設計によって強化されたDEEBOT T30ファミリーは、高レベルのクリーニング効率を提供します。特にカーペットでは比類のないユーザーエクスペリエンスを実現します。
エコバックス DEEBOT T30 PRO OMNI 公式HP
共通特徴②動く水拭きモップ
エコバックス『T30S COMBO』『T30S PRO』『T30 PRO OMNI』は、壁際や家具の脚の水拭き時に、2つあるうちに1つのモップが外側に動いて掃除する、TruEdgeアダプティブエッジモップを搭載しています。壁などに1mmにまで迫って水拭きしてくれるので、掃除カバー率がアップしました。
DEEBOT T30S PROのずば抜けたTruEdgeテクノロジーで、モッププレートを常に伸ばし、清掃範囲全体をカバーできます。連続可変式モップエクステンダーと3D全方向知覚センサーの正確な制御により、モッププレートがシームレスに伸縮、格納。隅々まで届きます。TruEdgeは、1 mmの最適な距離まで壁や障害物に接近できるため、従来モデルと比べ清掃範囲を100%カバーすることができ、徹底的な清掃を実現します。
エコバックス DEEBOT T30S PRO 公式HP
共通特徴③毛がらみ防止
エコバックス『T30S COMBO』『T30S PRO』『T30 PRO OMNI』のメインブラシは毛製ですが、毛がらみを防止するシステムZeroTangle Anti-Tangleテクノロジーを搭載しています。
DEEBOT T30ファミリーは、フローガイド用のデュアルコームツースアレイを採用し、毛の絡まりを防いで吸引効率を高めています。さらに新たに設計された絡まり防止ローラーブラシには、21 °のフラットなブラシ毛と外側に回転する角度のついたブラシ毛を持つ構造を採用しており、絡まりの発生する可能性をなくして手間のかからないクリーニングエクスペリエンスを実現し、メンテナンスを最小限に抑えています。
エコバックス DEEBOT T30 PRO OMNI 公式HP
共通特徴④インテリジェントセンサー
エコバックス『T30S COMBO』『T30S PRO』『T30 PRO OMNI』には、インテリジェントセンサーが搭載されており、汚れのひどい部分を自動で徹底清掃します。
※同じエコバックスの『T30 OMNI』にはインテリジェントセンサーは搭載されていません。
汚れのひどい部分を検出すると、DEEBOTは自動でモップ掛けと洗浄のやり直しを開始します。 モップ掛けの途中にインテリジェントセンサーとアルゴリズムが汚れのひどい部分を検出すると、ロボットがMagiCleanモードを起動。自動でモップ掛けをやり直し、徹底的にきれいにします。
エコバックス DEEBOT T30S COMBO 公式HP
共通特徴⑤YIKO
エコバックス『T30S COMBO』『T30S PRO』『T30 PRO OMNI』には、独自音声アシスタントYIKOが搭載されており、特別な設定せずに音声で操作が可能です。
※同じエコバックスの『T30 OMNI』には音声アシスタントYIKOは搭載されていません。
DEEBOT T30 PRO OMNIのYIKO 音声アシスタントは、90 %以上の起動率を実現した3つのマイクで自然言語入力と確実な音声認識をサポートしており、便利で正確な音声制御コマンドを利用できます。
エコバックス DEEBOT T30 PRO OMNI 公式HP
共通特徴⑥フットスタート
エコバックス『T30S COMBO』『T30S PRO』『T30 PRO OMNI』は、足でロボット本体のバンパー部を軽く触れるだけで掃除スタートできます。アプリの起動やかがんでスタートボタンを押す手間が必要ありません。
DEEBOTの起動が、かつてないほど簡単になりました。軽く足で触れ、バンパーを押すだけのワンタッチ操作で起動。これ以上ないほどすばやく簡単に清掃を開始できます。
エコバックス DEEBOT T30S PRO 公式HP
『T30S COMBO』『T30S PRO』『T30 PRO OMNI』違い
違い①障害物回避
エコバックス『T30S PRO』にはカメラ(AIVI 3D 2.0)が搭載されており、障害物を認識して回避できます。
AIVI 3D 2.0テクノロジー搭載のDEEBOT T30S PROは、構造化された赤外線ライトのパターンを利用して対象の輪郭と深度情報を3次元で推測し、さまざまな対象に合わせた方法で正確に障害物を回避します。AI物体認識機能にフォーカスしたDEEBOTは、安全で効率的な清掃体験を実現し、ご家庭のインテリジェントなお掃除の新定番となります。
エコバックス DEEBOT T30S PRO 公式HP
エコバックス『T30S COMBO』『T30 PRO OMNI』にはカメラは搭載されていない為、センサー(TrueDetect 3D 3.0)にて障害物を把握して回避します。
DEEBOT T30ファミリーはTrueDetect 3D 3.0を搭載しており、構造化された赤外線パターンを利用して物体の輪郭と深度情報を3次元で推定し、さまざまな物体に合った方法で正確に障害物を回避できるため、クリーニングエクスペリエンスの安全性と効率性を確保できます。
エコバックス DEEBOT T30 PRO OMNI 公式HP
カメラで視覚的に障害物を認識できる『T30S PRO』は、『T30S COMBO』や『T30 PRO OMNI』よりも障害物回避能力が高いです。
※同じエコバックスの『T30 OMNI』もカメラは搭載されていません。センサー(TrueDetect 3D 3.0)にて障害物を把握して回避します。
違い②AIインスタント再モップ機能
エコバックス『T30S PRO』はカメラ(AIVI 3D 2.0)により、目立つ汚れ(ケチャップや醬油など)を検知すると最大水量に切り替えて、汚れている場所を複数回ふき掃除します。
DEEBOT T30S PROは、醤油やケチャップなどの目立った床の汚れを特定し、ターゲットにします。汚れを検出すると、DEEBOTは自動的に給水量を増やして特定されたエリアを3度モップがけします。モップがけパターンは、汚れのサイズに応じて調整されます。これにより、効果的に汚れが確実に除去され、スマートで徹底的な美しさを実現するためのお掃除のやり直しが不要になります。
エコバックス DEEBOT T30S PRO 公式HP
エコバックス『T30S COMBO』『T30 PRO OMNI』にはカメラは搭載されていない為、AIインスタント再モップ機能はありません。
※同じエコバックスの『T30 OMNI』もカメラは搭載されていません。AIインスタント再モップ機能はありません。
違い③見守りカメラ
エコバックス『T30S PRO』にはカメラ(AIVI 3D 2.0)が搭載されており、リアルタイムで家族やペットの様子を確認することができます。
エコバックス『T30S COMBO』『T30 PRO OMNI』にはカメラは搭載されていない為、見守りカメラ機能はありません。
※同じエコバックスの『T30 OMNI』もカメラは搭載されていません。見守りカメラ機能はありません。
違い④ハンディクリーナー
エコバックス『T30S COMBO』は、ハンディクリーナーが付属されており、全自動クリーニングステーションは、ハンディクリーナーの充電台とゴミ回収も兼ねています。
エコバックス『T30S COMBO』には、ハンディクリーナー用のノズルが3種(隙間ブラシ・ダストブラシ・ミニパワーブラシ)が付属されています。
オールインワンの全自動クリーニングステーションには、もう1つアップグレードされた機能があります。T30Sコンボの全自動クリーニングステーションは、DEEBOTのゴミだけでなく、手持ち式掃除機のゴミも自動で回収します。「置いたら回収」機能で、手持ち式掃除機を置くだけでゴミを即座に除去。10秒で空にして、ゴミの飛散を防ぎます。大型の3Lダストバッグは、最長60日間使用でき、頻繁に廃棄する必要がありません
エコバックス DEEBOT T30S COMBO 公式HP
DEEBOT T30Sコンボセットには、3種類のブラシヘッドが付属しています:隙間ブラシ、ダストブラシ、ミニパワーブラシ。ミニパワーブラシは、回転するたびにブラシローラーから髪の毛を除去し、地面のペットの毛や髪を効率的にお掃除します。ブラシヘッドセットは、ソファシート、ほこりの多い表面、髪の毛など、さまざまなお掃除のシーンで活躍します。
エコバックス DEEBOT T30S COMBO 公式HP
エコバックス『T30S PRO』『T30 PRO OMNI』には、ハンディクリーナーは付属されていません。
※同じエコバックスの『T30 OMNI』にもハンディクリーナーは付属されていません。
違い⑤ドックサイズ
エコバックス『T30S COMBO』のオールインワン全自動クリーニングステーションのサイズは、幅553.8mm奥行き444.6mm高さ528mmです。
エコバックス『T30S PRO』の全自動クリーニングステーションのサイズは、幅394mm奥行き443mm高さ527.5mmです。
エコバックス『T30 PRO OMNI』の全自動クリーニングステーションのサイズは、幅409mm奥行き490mm高さ480mmです。
全自動クリーニングステーションのサイズは、幅と奥行きは『T30S PRO』がコンパクトで、高さは『T30 PRO OMNI』がコンパクトです。
まとめ
『T30S COMBO』も『T30S PRO』も『T30 PRO OMNI』も吸引掃除・ふき掃除・ゴミ自動回収・モップ自動洗浄・モップ自動乾燥機能搭載の全自動ロボット掃除機です。
どちらの機種にも共通した主な機能は、
- 吸引力11,000Pa
- 回転加圧水拭き掃除(OZMO TURBO 2.0)
- 1mmまで近づくモップ(TruEdgeアダプティブエッジモップ)
- メインブラシ毛がらみ防止(ZeroTangle Anti-Tangleテクノロジー)
- 自動充電・自動再開
- 落下防止
- アプリによる進入禁止エリア設定
- 保存可能マップ数3枚
- フットスタート
- モップリフトアップ9mm(毛足4mm未満のカーペットを濡らさない)
- 自動ゴミ回収
- 自動給水
- 自動モップ温水洗浄
- 自動モップ温風乾燥
『T30S COMBO』のメリットは、
- ハンディクリーナー付属
『T30S PRO』のメリットは、
- 障害物回避カメラ(AIVI 3D 2.0)搭載
- AIインスタント再モップ機能
- 見守りカメラ機能
- ドックサイズ幅と奥行きがコンパクト
『T30 PRO OMNI』のメリットは、
- ドックサイズ高さがコンパクト
『T30S COMBO』と『T30 PRO OMNI』はカメラでの障害物認識を搭載していなかったり、メインブラシを毛製にしてコストを抑えつつ、高い清掃力を持った全自動ロボット掃除機です。
- メインブラシの毛がらみを防止するZeroTangle Anti-Tangleテクノロジー
- 壁などに1mmまで近づけるTruEdgeアダプティブエッジモップ
- 11,000Paの高吸引力
- 障害物回避センサーTrueDetect 3D 3.0
- インテリジェントセンサーで徹底清掃
- モップの温水洗浄・温風乾燥
- 足で軽く触れるだけで掃除開始
特に、上記の特徴的な機能が魅力です。
『T30S COMBO』のロボット掃除機は、『T30S PRO』と同等ではありません。『T30 PRO OMNI』とハンディクリーナーのコンビ機種が『T30S COMBO』です。間違いがちなので要注意です。
定価のまま、もしくは同じ価格で『T30S PRO』と『T30 PRO OMNI』を比較した場合、『T30S PRO』の方が高性能でおススメです。搭載のカメラ(AIVI 3D 2.0)による高い障害物回避能力や、AIインスタント再モップ機能が搭載されて同じ価格であれば、絶対『T30S PRO』が良いです。
この記事がロボット掃除機選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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