こんにちは、とておです。
家電量販店に勤めて、20年以上 になる私が、
- アンカー『Eufy X10 Pro Omni』
- エコバックス『DEEBOT T20 OMNI』
上記2機種を比較しながら紹介します。
どちらの機種も
- 吸引掃除
- ふき掃除
- 自動ゴミ回収
- 自動モップ洗浄
- 自動モップ乾燥
が搭載された全自動ロボット掃除機です。
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T20 OMNI と X10 Pro Omni比較
アンカー『Eufy X10 Pro Omni』は2024年2月発売されました。
エコバックス『DEEBOT T20 OMNI』は2023年6月発売されました。
どちらの機種にも共通した主な機能は下記
- 自動充電・自動再開
- 落下防止
- アプリによる進入禁止エリア設定
- 乗越え可能段差20mm
- 回転加圧水拭き掃除
- 自動ゴミ回収
- 自動給水
- 自動モップ温風乾燥
下の表は『Eufy X10 Pro Omni』と『DEEBOT T20 OMNI』の比較表です。
アンカー | エコバックス | |
Eufy X10 Pro Omni | DEEBOT T20 OMNI | |
型番 | T2351511 | DLX23 |
価格 (税込み) | 99,900円 | 179,800円 |
吸引力 | 8,000Pa | 6,000Pa |
水拭き | 〇 回転加圧式 | 〇 回転加圧式 |
メインブラシ | ゴム+毛 1本 | ゴム製 1本 |
サイドブラシ | 1本 | 2本 |
マッピング | 〇 レーザー | 〇 レーザー |
保存可能 マップ数 | 5 | 3 |
障害物回避 システム | 〇 | 〇 |
音声 アシスタント | Alexa | YIKO(独自) Alexa |
部分清掃 進入禁止 エリア指定 | 〇 | 〇 |
最長 稼働時間 | 180分 | 260分 |
自動充電 自動再開 | 〇 | 〇 |
乗り越え 可能段差 | 20mm | 20mm |
ダストBOX 容量 | 330ml | 300ml |
自動モップ リフトアップ | 12mm | 9mm |
自動 ゴミ回収 | 〇 | 〇 |
自動給水 | 〇 | 〇 |
自動 モップ洗浄 | 〇 | 〇 温水 |
自動 モップ乾燥 | 〇 温風 | 〇 温風 |
充電時間 | 300分 | 6.5時間 |
保証 | 18ヶ月 + 6ヶ月 | 1年 |
本体サイズ | 幅35.3cm 奥行32.7cm 高さ11.4cm | 幅36.2cm 高10.35cm |
ドックサイズ | 幅36.6cm 奥行48.0cm 高さ46.0cm | 幅44.8cm 奥行43.0cm 高さ57.8cm |
違い①吸引力
アンカーの『Eufy X10 Pro Omni』の吸引力は8,000Paと強力です。
エコバックス『DEEBOT T20 OMNI』の吸引力は6,000Paと強力ですが、アンカー『Eufy X10 Pro Omni』と比較すると見劣りします。
吸引力はアンカー『Eufy X10 Pro Omni』の方が圧倒的に強いです。
違い②メインブラシ
アンカーの『Eufy X10 Pro Omni』のメインブラシは毛とゴムを使用したものが1本です。メインブラシに髪の毛やペットの毛などがからまった時の為に、毛がらみ除去システムを搭載しています。
ブラシが前後に回転し、内蔵された櫛がからまった毛をスムーズにほぐすことでブラシに毛がからまりにくく、メンテナンスの負担を解消。
アンカーEufy X10 Pro Omni公式HP
エコバックス『DEEBOT T20 OMNI』のメインブラシはゴム製のものが1本です。ゴム製なので毛がからみずらいです。
そもそも毛がからみずらいゴム製ブラシを採用しているエコバックス『DEEBOT T20 OMNI』のほうが掃除機としてシンプルな構造で、故障の種が1つ少ないと言えるでしょう。
違い③サイドブラシ
アンカーの『Eufy X10 Pro Omni』はサイドブラシを1本搭載しています。
エコバックス『DEEBOT T20 OMNI』はサイドブラシを2本搭載しています。
『DEEBOT T20 OMNI』のようにサイドブラシが2本あるとゴミをかき集める能力が高くなり、清掃力アップを期待できます。
違い④保存マップ数
アンカーの『Eufy X10 Pro Omni』は5枚のマップを保存可能です。
エコバックス『DEEBOT T20 OMNI』は3枚のマップを保存可能です。
アンカーの『Eufy X10 Pro Omni』の方がエコバックス『DEEBOT T20 OMNI』に比べて多層階や離れの家屋などの複数のフロアで使用し易いです。
違い⑤障害物回避システム
アンカーの『Eufy X10 Pro Omni』は独自のAI,seeシステムで100以上の物体認識し、小さい物も回避して走行します。
独自のAI.seeシステムにより、おもちゃ、スリッパ、ケーブルなどを含む100以上の物体を認識可能なため、物が多い部屋でも立ち往生することなく掃除できます。暗闇でもLEDセンサーが搭載されているので、正確に障害物を認識し、回避して走行が可能です。
アンカーEufy X10 Pro Omni公式HP
エコバックス『DEEBOT T20 OMNI』はセンサーで幅3cm・高さ3cm以上の物体を回避します。
DEEBOT T20 OMNIは、構造化照明テクノロジーと3Dイメージングアルゴリズムに基づき、リアルタイムの3Dスキャンおよび検出を使用して戦略的に物体を回避することにより、スムーズで安全な清掃を実現します。TrueDetect 3D 3.0テクノロジーは、ミリメートル単位の回避を可能にし、小さなおもちゃやワイヤーといった床面にある危険を特定して回避することができます。
エコバックス DEEBOT T20 OMNI 公式HP
アンカー『Eufy X10 Pro Omni』の方が障害物の種類を認識したうえで回避するので、回避性能が高いと言えます。
違い⑥音声アシスタント
アンカー『Eufy X10 Pro Omni』はAlexaとGoogleの2つの音声アシスタントに対応しています。
エコバックス『DEEBOT T20 OMNI』はAlexaとGoogleの2つの音声アシスタントに加えて、独自の音声アシスタントYIKOも使用可能です。
エコバックス『DEEBOT T20 OMNI』は、YIKOなら特別な設定は不要で話しかけるだけで清掃開始・終了・中断が可能です。
違い⑦稼働時間
アンカー『Eufy X10 Pro Omni』の最長稼働時間は180分です。
エコバックス『DEEBOT T20 OMNI』の最長稼働時間は260分です。
どちらの機種も自動充電・自動再開機能が搭載されているので稼働時間を気にする必要はないです。しかしバッテリーが消耗品であると考えると、数年使用し劣化した場合でも、もともとの稼働時間が長い機種の方が長く動いてくれます。
数年使用する事を考えると稼働時間が長いエコバックス『DEEBOT T20 OMNI』の方が優れていると言えます。
違い⑧ダストボックス容量
アンカー『Eufy X10 Pro Omni』のダストボックス容量は330mlです。
エコバックス『DEEBOT T20 OMNI』のダストボックス容量は300mlです。
アンカー『Eufy X10 Pro Omni』のダストボックス容量のほうが少し大きいです。
違い⑨自動モップリフトアップ
アンカー『Eufy X10 Pro Omni』のモップリフトアップは12mmで、高さ約9mmのカーペットを濡らさずに走行が可能です。
エコバックス『DEEBOT T20 OMNI』のモップリフトアップは9mmです。
アンカー『Eufy X10 Pro Omni』のモップリフトアップの方がリフトアップが高く、カーペットを濡らす心配が少ないです。
違い⑩自動モップ洗浄
アンカー『Eufy X10 Pro Omni』は自動モップ洗浄・自動温風乾燥機能が搭載されています。
エコバックス『DEEBOT T20 OMNI』は自動モップ温水洗浄・自動温風乾燥機能が搭載されています。
エコバックス『DEEBOT T20 OMNI』の方が洗浄時に55℃の温水で洗浄するので、モップをより清潔に使用する事ができます。
違い⑪充電時間
アンカー『Eufy X10 Pro Omni』のフル充電までの時間は300分(5時間)です。
エコバックス『DEEBOT T20 OMNI』のフル充電までの時間は6.5時間です。
アンカー『Eufy X10 Pro Omni』の充電時間のほうが1.5時間短いです。
違い⑫保証年数
アンカー『Eufy X10 Pro Omni』の保証年数は18ヶ月です。『アンカージャパン公式サイト会員』かつ『正規取扱店舗にて購入した商品』であれば更に6ヶ月保証期間が延長になる為ので最長2年の保証期間です。
エコバックス『DEEBOT T20 OMNI』のメーカー保証期間は基本的に1年です。購入する店舗やECサイトによっては5年保証にしているところもあるので要チェックです。
保証期間重視なら、どこで買っても最低18ヶ月保証のあるアンカー『Eufy X10 Pro Omni』のほうが安心です。
違い⑬サイズ
アンカー『Eufy X10 Pro Omni』は幅35.3cm高さ11.4cmです。
エコバックス『DEEBOT T20 OMNI』は幅36.2cm高さ10.35cmです。
アンカー『Eufy X10 Pro Omni』のほうが幅は0.9cm小さく、
エコバックス『DEEBOT T20 OMNI』の方が高さは1.05cm低いです。
自宅の家具の隙間を考慮して選びましょう。
まとめ
アンカー『Eufy X10 Pro Omni』もエコバックス『DEEBOT T20 OMNI』も吸引掃除・ふき掃除・ゴミ自動回収・モップ自動洗浄・モップ自動乾燥機能搭載の全自動ロボット掃除機です。
アンカー『Eufy X10 Pro Omni』のメリットは
- 価格が安い(定価税込み99,900円)
- 吸引力が強い(8,000Pa)
- 保存可能マップ数が多い(5枚)
- 障害物の種類を認識して回避
- ダストボックス容量が大きい(330ml)
- モップリフトアップが高い(高さ9mmのカーペットに対応)
- 充電時間が早い(300分)
- メーカー保証が最低でも18ヶ月
エコバックス『DEEBOT T20 OMNI』のメリットは
- メインブラシがゴム製で毛がからみにくい
- サイドブラシが2本でゴミ収集し易い
- 独自音声アシスタントYIKOで使える
- 稼働時間が長い(最長260分)
- 自動モップ洗浄が温水
価格を考えればアンカー『Eufy X10 Pro Omni』がコスパに優れていますが、エコバックス『DEEBOT T20 OMNI』にも優れた部分があるので、自宅内の環境や機能差を比較して自分に合ったロボット掃除機を選んで下さい。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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