こんにちは、とておです。
家電量販店に勤めて、20年以上 になる私が、下記3機種を比較しながら紹介します。
- エコバックス『DEEBOT X8 PRO OMNI』
- エコバックス『DEEBOT T50 PRO OMNI』
- エコバックス『DEEBOT T50 OMNI』
3機種とも下記機能が搭載された全自動ロボット掃除機です。
- 吸引掃除
- ふき掃除
- 自動ゴミ回収
- 自動モップ温水洗浄
- 自動モップ温風乾燥


【2024年厳選】おススメロボット掃除機5選【6メーカー比較】
『X8 PRO OMNI』『T50 PRO OMNI』『T50 OMNI』
エコバックス『DEEBOT X8 PRO OMNI』は2025年2月28日に発売されました。
エコバックス『DEEBOT T50 PRO OMNI』は2025年3月14日に発売されました。
エコバックス『DEEBOT T50 OMNI』は2025年3月6日に発売されました。
『X8 PRO OMNI』『T50 PRO OMNI』『T50 OMNI』の主な共通機能は、
- メインブラシ毛がらみ防止システム
- エッジクリーニング TruEdge 2.0
- 障害物回避システム AIVI 3D
- 自動充電・自動再開
- 2cm段差を乗越え可能
- 落下防止
- アプリによる進入禁止エリア設定
- 保存可能マップ数3枚
- 自動ゴミ回収
- 自動給水
- 自動モップ温水洗浄
- 自動モップ温風乾燥
『X8 PRO OMNI』『T50 PRO OMNI』『T50 OMNI』の比較表は下記
DEEBOT X8 PRO OMNI | DEEBOT T50 PRO OMNI | DEEBOT T50 OMNI | |
定価 | 199,000円 | 159,800円 | 129,800円 |
吸引力 | 18,000Pa | 15,000Pa | 15,000Pa |
水拭き | 〇 OZMOローラー 定圧式 | 〇 OZMO Turbo 2.0 | 〇 OZMO Turbo 2.0 |
メイン ブラシ | ゴム+毛 1本 | ゴム+毛 1本 | ゴム+毛 1本 |
毛がらみ 防止 | ZeroTangle 2.0 | ZeroTangle 2.0 | ZeroTangle 2.0 |
サイド ブラシ | 1本 伸縮 | 1 伸縮 | 1 伸縮 |
マッピング | 〇 | 〇 | 〇 |
保存可能 マップ数 | 3 | 3 | 3 |
障害物回避 システム | AIVI 3D 3.0 | AIVI 3D 3.0 | AIVI 3D |
AI インスタント 再モップ | 〇 | 〇 | – |
エッジ クリーニング | TruEdge 2.0 | TruEdge 2.0 | TruEdge 2.0 |
音声 アシスタント | Alexa YIKO-GPT | Alexa YIKO-GPT | Alexa YIKO |
足で 触れるだけ スタート | – | – | – |
見守り カメラ | 〇 通話可 | 〇 通話可 | – |
自動充電 自動再開 | 〇 | 〇 | 〇 |
乗越え可能 段差 | 2cm | 2cm | 2cm |
ダスト ボックス 容量 | 220ml | 260ml | 260ml |
ロボット 水タンク 容量 | 110ml + 95ml(汚水) | 55ml | 55ml |
自動モップ リフトアップ | 10mm | 9mm | 9mm |
自動 ゴミ収集 | 〇 紙パック | 〇 紙パック | 〇 紙パック |
自動給水 | 〇 | 〇 | 〇 |
洗剤 | 自動投入 | 自動投入 | 手動 |
自動 モップ洗浄 | 〇 40~75℃ | 〇 温水70℃ | 〇 温水70℃ |
自動 モップ乾燥 | 〇 温風63℃ | 〇 温風45℃ | 〇 温風45℃ |
充電時間 | 4時間37分 | 3時間45分 | 3時間15分 |
本体サイズ | 幅35.3cm 奥行35.1cm 高さ9.8cm | 幅35.2cm 奥行35.1cm 高さ8.1cm | 幅35.2cm 奥行35.1cm 高さ8.1cm |
ドック サイズ | 幅35.0cm 奥行47.7cm 高さ53.3cm | 幅35.0cm 奥行47.7cm 高さ53.3cm | 幅35.0cm 奥行47.7cm 高さ53.3cm |
『X8 PRO OMNI』『T50 PRO OMNI』『T50 OMNI』主な共通機能
共通特徴①毛がらみ防止システム
エコバックス『X8 PRO OMNI』『T50 PRO OMNI』『T50 OMNI』は、毛がらみ防止システム【ZeroTangle 2.0】を搭載しています。メインブラシの毛がらみの心配がありません。

DEEBOT X8は、画期的なZeroTangle 2.0の3Vアンチタンブルテクノロジーを搭載しています。45度のV字型角度のブラシデザインが、髪の毛がブラシの隙間深く入り込むのを巧みに防ぎます。V字型のスパイラルブラシが髪の毛を中央に集め、V字型の櫛歯アレイがスムーズにほどきます。
エコバックス DEEBOT X8 PRO OMNI 公式HP
共通特徴②エッジクリーニング
エコバックス『X8 PRO OMNI』は、水拭きローラーモップとサイドブラシの両方が壁際・部屋の隅や角などのクリーニング中に自動で伸縮して、掃除カバー率をアップさせます。
アップグレードされたTruEdge 2.0により、ローラーモップがエッジクリーニング中に動的に伸縮し、隅や角の清掃範囲を最大限に広げます。
また、サイドブラシが自動で伸縮し、内角の死角に到達することで、極めて高い清掃カバー率を実現します。
エコバックス DEEBOT X8 PRO OMNI 公式HP

エコバックス『T50 PRO OMNI』『T50 OMNI』も、水拭き回転モップとサイドブラシの両方が壁際・部屋の隅や角などのクリーニング中に自動で伸縮して、掃除カバー率をアップさせます。
TruEdge 2.0は、奥まったコーナーにまで届く伸縮性ある革新的なサイドブラシと、エッジとの距離を1mm以内に維持する連続可変型モッププレートを組み合わせ、驚くほどの清掃カバー率を実現します。清掃残しのない徹底的な清掃が可能です。
エコバックス DEEBOT T50 PRO OMNI 公式HP
『X8 PRO OMNI』『T50 PRO OMNI』『T50 OMNI』違い
違い①吸引力
エコバックス『X8 PRO OMNI』の吸引力は、18,000Paです。
エコバックス『T50 PRO OMNI』『T50 OMNI』の吸引力は、15,000Paです。
『X8 PRO OMNI』は、『T50 PRO OMNI』や『T50 OMNI』よりも吸引力が強力です。
違い②水拭きモップ

エコバックス『X8 PRO OMNI』の水拭きモップは、ローラー定圧式モップです。常にモップを洗浄しながら水拭き掃除が可能なので、汚れを他所に広げないメリットがあります。
DEEBOT X8は、OZMOローラー 定圧式常時洗浄モップシステムを搭載し、より強力なモッピング体験を提供します。床に付着した汚れを効果的に拭き取り、除去します。16個のクリーンウォーターノズルが、汚れた水を掻き取った後、新鮮な水をモップに戻し、モップを常に清潔に保ちます。200RPMのスピードは、1分間に200回の高速スクラブとすすぎ動作に相当し、モップが効果的に掃除跡や二次汚染を防ぎます。接触面積が小さいため、モップはより集中した圧力を含み、汚れに対する顕著な洗浄効果を実現します。
エコバックス DEEBOT X8 PRO OMNI 公式HP
エコバックス『T50 PRO OMNI』『T50 OMNI』は加圧回転モップによる水拭きです。
OZMO Turbo 2.0は、回転する2つのモップと5段階の清掃技術を採用し、醤油やコーヒーなどの頑固な汚れを効果的に分解します。強力な汚れ除去性能と継続的な水補給により、床を隅々までピカピカに保ちます。
エコバックス DEEBOT T50 PRO OMNI 公式HP
ローラー定圧式モップを採用している『X8 PRO OMNI』は、汚れを他所に広げる心配がないので、『T50 PRO OMNI』や『T50 OMNI』よりも安心して水拭きを任せることができます。
違い③障害物回避システム

エコバックス『X8 PRO OMNI』『T50 PRO OMNI』には【AIVI 3D 3.0】が搭載されており、障害物を認識して回避できます。
DEEBOT T50 シリーズは、大規模視覚言語モデル(Vision-Language Model, VLM)を搭載したAIVI 3D 3.0 OMNI アプローチテクノロジーを採用しています。この先進技術により、あらゆる障害物をリアルタイムで認識・識別し、その障害物の輪郭に沿ってエッジクリーニングの境界マーカーとして無駄なく清掃します。
エコバックス DEEBOT T50 PRO OMNI 公式HP
エコバックス『T50 OMNI』には【AIVI 3D】が搭載されており、障害物を認識して回避できます。
違い④AIインスタント再モップ

エコバックス『X8 PRO OMNI』『T50 PRO OMNI』は、搭載のAIカメラで汚れを検知すると、給水量を増やし自動で水拭き掃除を強化する【AIインスタント再モップ機能】を搭載しています。
AIカメラを活用して汚れを検出するDEEBOT T50シリーズは、水量とモップがけのパターンを調整し、対象エリアで二重交差モップがけを実行します。必要に応じて自動で再度モップがけを行い、徹底的に汚れを除去します。
エコバックス DEEBOT T50 PRO OMNI 公式HP
エコバックス『T50 OMNI』には、【AIインスタント再モップ機能】はありません。
違い⑤音声アシスタント

エコバックス『X8 PRO OMNI』『T50 PRO OMNI』は、音声アシスタントAlexaとGoogleに対応している他、独自の音声アシスタントYIKO-GPTを搭載しています。
ECOVACSは、日常の清掃ルーティーンに直感的な技術を融合させた、画期的なYIKO-GPT AI音声アシスタントを導入しました。これにより、DEEBOTの操作がより簡単になります。ユーザーは、ECOVACS Homeアプリを通じて音声メッセージやテキストで希望の清掃モードを送信するか、ハンズフリーの音声コマンドを使用することで、DEEBOTを自在にコントロールできます。
エコバックス DEEBOT T50 PRO OMNI 公式HP
エコバックス『T50 OMNI』は、音声アシスタントAlexaとGoogleに対応している他、独自の音声アシスタントYIKOを搭載しています。
DEEBOT T50ファミリーのYIKO AI音声アシスタントは、自然言語入力に対応し、3つのマイクを搭載することで90%以上の高いウェイクアップ率を実現しました。これにより、ユーザーは便利かつ正確な音声操作を楽しむことができます。
エコバックス DEEBOT T50 OMNI 公式HP
違い⑥見守りカメラ

エコバックス『X8 PRO OMNI』『T50 PRO OMNI』は、搭載されたカメラにより、外出先からペットや家族の様子を確認したり、コミュニケーションを取ることができます。
DEEBOT T50シリーズはTÜV Rheinlandによって認証された最高水準のプライバシー基準を有しているため、960Pカメラによって、暗い環境でも鮮明な映像を通じて、安心してリアルタイムで自宅をモニタリングできます。
エコバックス DEEBOT T50 PRO OMNI 公式HP
エコバックス『T50 OMNI』には見守りカメラ機能はありません。
違い⑦本体ダストボックス容量
エコバックス『X8 PRO OMNI』ロボット本体のダストボックス容量は、220mlです。
エコバックス『T50 PRO OMNI』『T50 OMNI』ロボット本体のダストボックス容量は、260mlです。
違い⑧本体水タンク容量

エコバックス『X8 PRO OMNI』ロボット本体の水タンク容量は110mlです。常時洗浄モップシステムで出る汚水用のタンク(95ml)も搭載しています。
エコバックス『T50 PRO OMNI』『T50 OMNI』ロボット本体の水タンク容量は55mlです。
『X8 PRO OMNI』本体水タンク容量は、『T50 PRO OMNI』や『T50 OMNI』よりも55ml大きいです。
違い⑨モップリフトアップ

エコバックス『X8 PRO OMNI』のローラーモップは、カーペットを認識すると自動で10mmリフトアップします。
エコバックス『T50 PRO OMNI』『T50 OMNI』の回転モップは、カーペットを認識すると自動で9mmリフトアップします。
違い⑩洗剤自動投入

エコバックス『X8 PRO OMNI』『T50 PRO OMNI』のステーションには洗浄剤用タンクがあり、自動でDEEBOT専用洗浄剤を追加してくれます。
エコバックス『T50 OMNI』でDEEBOT専用洗浄剤を使用する場合は、ステーションの清水タンクに手動で投入します。
違い⑪温水モップ洗浄

エコバックス『X8 PRO OMNI』は、ステーションでローラーモップを洗浄するときに最高で75℃の温水で洗浄します。
40~75℃の温度制御によるモップ洗浄では、部屋の種類や汚れの程度に応じて、モップの洗浄温度が自動で調整されます。これにより、あらゆる種類の汚れをきれいにした後も、最高の洗浄効果を発揮し、過剰な洗浄を行うことなく、最適な仕上がりを得ることができます。
エコバックス DEEBOT X8 PRO OMNI 公式HP
エコバックス『T50 PRO OMNI』『T50 OMNI』ステーションで回転モップを洗浄するときに最高で70℃の温水で洗浄します。
モップ洗浄時の水温は『X8 PRO OMNI』が、『T50 PRO OMNI』や『T50 OMNI』よりも5℃高温です。
違い⑫温風モップ乾燥

エコバックス『X8 PRO OMNI』は、ステーションでローラーモップを乾燥するときに最高で63℃の熱風で乾燥します。
63℃の熱風乾燥システムは、ローラーを360度回転させながら熱風を直接当て、わずか2時間程度でモップを乾燥させ、臭いを防ぎます。
エコバックス DEEBOT X8 PRO OMNI 公式HP
エコバックス『T50 PRO OMNI』『T50 OMNI』は、ステーションで回転モップを洗浄するときに最高で45℃の温風で乾燥します。
モップ乾燥時の風温度は『X8 PRO OMNI』が、『T50 PRO OMNI』や『T50 OMNI』よりも18℃高温です。
違い⑬充電時間

エコバックス『X8 PRO OMNI』のフル充電までの時間は4時間37分です。
エコバックス『T50 PRO OMNI』のフル充電までの時間は3時間45分です。
エコバックス『T50 OMNI』のフル充電までの時間は3時間15分です。
『T50 OMNI』は、『X8 PRO OMNI』や『T50 PRO OMNI』よりも早くフル充電が可能です。
違い⑭本体サイズ

エコバックス『X8 PRO OMNI』の本体サイズは、幅35.3cm、奥行き35.1cm、高さ9.8cm、です。
エコバックス『T50 PRO OMNI』『T50 OMNI』の本体サイズは、幅35.2cm、奥行き35.1cm、高さ8.1cm、です。
『T50 PRO OMNI』『T50 OMNI』は、『X8 PRO OMNI』よりも1.7cm低いので、家具やベッドの下に入って掃除し易いです。
まとめ
『X8 PRO OMNI』も『T50 PRO OMNI』も『T50 OMNI』も、吸引掃除・ふき掃除・ゴミ自動回収・モップ自動洗浄・モップ自動乾燥機能搭載の全自動ロボット掃除機です。
どの機種にも共通した主な機能は、
- メインブラシ毛がらみ防止システム
- エッジクリーニング TruEdge 2.0
- 障害物回避システム AIVI 3D
- 自動充電・自動再開
- 2cm段差を乗越え可能
- 落下防止
- アプリによる進入禁止エリア設定
- 保存可能マップ数3枚
- 自動ゴミ回収
- 自動給水
- 自動モップ温水洗浄
- 自動モップ温風乾燥
『X8 PRO OMNI』のメリットは、
- 吸引力が強い(18,000Pa)
- ローラーモップで常時清潔な水拭き
- 障害物回避システムAIVI 3D 3.0
- AIインスタント再モップ機能
- 独自音声アシスタントYIKO-GPT搭載
- 見守りカメラ
- ロボット本体の水タンクが110ml
- 洗剤自動投入
- 温水75℃でモップ洗浄
- 熱風63℃でモップ乾燥
『T50 PRO OMNI』のメリットは、
- 障害物回避システムAIVI 3D 3.0
- AIインスタント再モップ機能
- 独自音声アシスタントYIKO-GPT搭載
- 見守りカメラ機能
- ロボット本体のダストボックス容量260ml
- 洗剤自動投入
- ロボット本体高さ8.1cm
『T50 OMNI』のメリットは、
- 定価が安い
- ロボット本体のダストボックス容量260ml
- フル充電まで3時間15分
- ロボット本体高さ8.1cm
最新のロボット掃除機が欲しい人には『X8 PRO OMNI』がおススメです。【常時清潔な定圧ローラーモップ】と【エッジクリーニングTruEdge2.0】の組み合わせは非常に魅力的です。『X8 PRO OMNI』の吸引力は『T50 PRO OMNI』『T50 OMNI』よりも強力な18,000Paです。
『T50 PRO OMNI』は『X8 PRO OMNI』程ではありませんが、高い吸引力(15,000Pa)を誇り、【AIインスタント再モップ機能】【障害物回避AIVI 3D 3.0】【洗剤自動投入】【エッジクリーニングTruEdge2.0】など『X8 PRO OMNI』に迫る魅力的な機能を持っています。ロボット本体の高さが8.1cmのコンパクト設計になっている点も嬉しいポイントです。
少しでも安く、賢い全自動ロボット掃除機が欲しい人には『T50 OMNI』がおススメです。【YIKO-GPT】【見守りカメラ】【洗剤自動投入】にあまり魅力を感じなければ、『T50 OMNI』が良い選択になるでしょう。【障害物回避AIVI 3D】【エッジクリーニングTruEdge2.0】【毛がらみ防止システム】など上位機種に求められる機能は搭載しています。
この記事がロボット掃除機選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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