こんにちは、とておです。
家電量販店に勤めて、20年以上 になる私が、
- エコバックス『DEEBOT N30 PRO OMNI』
- エコバックス『DEEBOT Y1 PRO PLUS』
- エコバックス『DEEBOT N20 PRO PLUS』
上記3機種を比較しながら紹介します。
どの機種も
- 吸引掃除
- ふき掃除
- 自動ゴミ回収
が搭載されたロボット掃除機です。
【2024年厳選】おススメロボット掃除機5選【6メーカー比較】
『N30PROOMNI』『Y1PTROPLUS』『N20PROPLUS』
エコバックス『N30 PRO OMNI』は、2024年10月10日に発売されました。
エコバックス『Y1 PRO PLUS』は、2024年4月に発売されました。
エコバックス『N20 PRO PLUS』は、2024年6月に発売されました。
『N30 PRO OMNI』『Y1 PRO PLUS』『N20 PRO PLUS』の主な共通機能は、
- 落下防止
- 保存可能マップ数3枚
- 音声アシスタント対応
- 自動充電・自動再開
- 乗越え可能段差2cm
- 自動ゴミ回収
『N30 PRO OMNI』『Y1 PRO PLUS』『N20 PRO PLUS』の比較表は下記
比較表の次に違いを個別に説明いたします。
DEEBOT N30 PRO OMNI | DEEBOT Y1 PRO PLUS | DEEBOT N20 PRO PLUS | |
定価 (税込み) | 99,800円 | 89,800円 | 69,800円 |
カラー | 黒 白 | 白 | 白 |
吸引力 | 10,000Oa | 6,500Pa | 8,000Pa |
水拭き | 〇 OZMO Turbo 2.0 | 〇 | 〇 OZMO Pro 2.0 |
メイン ブラシ | 毛製 1本 | ゴム+毛 1本 | 毛製 1本 |
毛がらみ 防止 | ZeroTangle 2.0 | – | ZeroTangle |
サイド ブラシ | 1本 | 1本 | 1本 |
マッピング | 〇 TrueMapping 2.0 | 〇 TrueMapping | 〇 TrueMapping |
保存可能 マップ数 | 3 | 3 | 3 |
障害物回避 システム | LDS センサー | LiDAR センサー | LDS センサー |
音声 アシスタント | Alexa | Alexa | Alexa |
足で 触れるだけ スタート | – | – | – |
見守り カメラ | – | – | – |
最長 稼働時間 | 320分 | 270分 | 300分 |
自動充電 自動再開 | 〇 | 〇 | 〇 |
乗越え可能 段差 | 2cm | 2cm | 2cm |
ダスト ボックス 容量 | 350ml | 200ml | 400ml |
水タンク 容量 | – | 300ml | 180ml |
自動モップ リフトアップ | 9mm | – | – |
自動 ゴミ収集 | 〇 紙パック | 〇 紙パック | 〇 サイクロン |
自動給水 | 〇 | – | – |
専用洗剤 | 〇 固形 | – | – |
自動 モップ洗浄 | 〇 60℃ | – | – |
自動 モップ乾燥 | 〇 40℃温風 | – | – |
充電時間 | 6.5時間 | 5時間 | 6.5時間 |
本体サイズ | 幅35.3cm 高10.4cm | 幅32.8cm 高10.1cm | 幅35.3cm 奥35.1cm 高9.6cm |
ステーション サイズ | 幅34.0cm 奥48.5cm 高54.0cm | 幅32.0cm 奥21.0cm 高26.9cm | 幅35.6cm 奥45.1cm 高38.0cm |
『N30PROOMNI』『T20eOMNI』『T20OMNI』の違い
違い①吸引力
エコバックス『N30 PRO OMNI』の吸引力は、10,000Paです。
エコバックス『Y1 PRO PLUS』の吸引力は、6,500Paです。
エコバックス『N20 PRO PLUS』の吸引力は、8,000Paです。
『N30 PRO OMNI』の吸引力は、『Y1 PRO PLUS』よりも3,500Pa強力で、『N20 PRO PLUS』よりも2,000Pa強力です。
違い②水拭き
エコバックス『N30 PRO OMNI』は加圧回転式モップ(OZMO Turbo 2.0)で水拭きします。さらに、隅や角に1mmまで近づくTruEdgeエッジクリーニング搭載です。
DEEBOT N30 PRO OMNIは、障害物に賢く適応するホバリング式モップアームで、隅や角に最大1mmまで近づかせ、吸引とモップがけモードでは最大98%の清掃カバー率を実現します。さらに、OZMO Turbo 2.0の5段階モップシステムを組み合わせることで、強力な汚れ除去、スマートなカーペット清掃、そして優れた床清掃を実現します。
エコバックス N30 PRO OMNI 公式HP
エコバックス『Y1 PRO PLUS』の水拭きはモップパットで行います。(回転も振動もなし)
エコバックス『N20 PRO PLUS』の水拭きはモップパットを振動させて汚れをこすり落とします。
DEEBOT N20 PRO PLUSは、頑固な汚れを、高周波振動を利用したOZMO Pro 2.0振動簡単にこすり落とすモップシステムを採用しています。複合素材のモップパッドが汚れをしっかりととらえ、180mLの水タンクが継続して水分を補給し、すべての経路で床をよみがえらせて、贅沢で汚れのない清掃体験を提供します。
エコバックス N20 PRO OMNI 公式HP
モップに圧力と回転をかけて水拭きする『N30 PRO OMNI』の掃除能力は強力です。
違い③メインブラシ
エコバックス『N30 PRO OMNI』のメインブラシは、毛で出来たブラシです。最新の毛がらみ防止技術ZeroTangle2.0が搭載されており、毛がらみの心配が少ないです。
DEEBOT N30 PRO OMNIは、トリプルV字構造を採用したZeroTangle 2.0を搭載し、45°のV字型絡まり防止ブラシデザインで髪の毛を持ち上げ、V字型スパイラルブラシで髪の毛を中央に集め、V字型コームでダイナミックに絡まりを解きほぐします。これにより、効率的な吸引と手間のかからないメンテナンスを実現し、効率良く床を清掃します。
エコバックス N30 PRO OMNI 公式HP
エコバックス『Y1 PRO PLUS』は毛とゴムで出来たメインブラシを採用しています。
エコバックス『N20 PRO PLUS』のメインブラシは毛で出来ていますが、毛がらみ防止のZeroTangle Anti-Tangleテクノロジーが搭載されており、毛がらみの心配が少ないです。
DEEBOT N20 PRO PLUSにはZeroTangle Anti-Tangleテクノロジーが搭載されています。新しく設計されたローラーブラシに21°の角度で取り付けられている剛毛とデュアルコームツースアレイにより、髪の絡まりを効果的に防ぎ、効率的な掃除を実現します。ペットの毛をきれいに掃除し、メインブラシに髪が絡まる面倒をなくします。
エコバックス N20 PRO OMNI 公式HP
違い④マッピング
エコバックス『N30 PRO OMNI』は、TrueMapping 2.0テクノロジーで素早く正確にフロアの状況を把握しマッピングします。
DEEBOT N30 PRO OMNIは、TrueMapping技術を統合しており、わずか6分で最大100平方メートルのエリアを迅速かつ正確にマッピングします。
エコバックス N30 PRO OMNI 公式HP
エコバックス『Y1 PRO PLUS』『N20 PRO PLUS』のマッピングは、『N30 PRO OMNI』のTrueMapping 2.0ほどのスピードと精度はありません。
違い⑤障害物回避
エコバックス『N30 PRO OMNI』『N20 PRO PLUS』は、LDSセンサーによる障害物回避を行います。
エコバックス『Y1 PRO PLUS』は、LiDARセンサーによる障害物回避を行います。
LiDARセンサー搭載の『Y1 PRO PLUS』は、『N30 PRO OMNI』『N20 PRO PLUS』と比較すると、少しだけ障害物回避精度が高いです。
違い⑥最長稼働時間
エコバックス『N30 PRO OMNI』の最長稼働時間は320分です。
エコバックス『Y1 PRO PLUS』の最長稼働時間は270分です。
エコバックス『N20 PRO PLUS』の最長稼働時間は300分です。
『N30 PRO OMNI』は『Y1 PRO PLUS』よりも最長50分長く稼働でき、『N20 PRO PLUS』よりも最長20分長く稼働できます。
違い➆ダストボックス容量
エコバックス『N30 PRO OMNI』のダストボックス容量は350mlです。
エコバックス『Y1 PRO PLUS』のダストボックス容量は200mlです。
エコバックス『N20 PRO PLUS』のダストボックス容量は400mlです。
違い⑧水タンク容量
エコバックス『N30 PRO OMNI』は本体に水タンクを搭載していません。
エコバックス『Y1 PRO PLUS』の水タンク容量は300mlです。
エコバックス『N20 PRO PLUS』の水タンク容量は180mlです。
違い⑨モップリフトアップ
エコバックス『N30 PRO OMNI』にはモップリフトアップ機能があり、カーペットを感知すると自動でモップを9mmアップし約4mm未満の毛足のカーペットであれば濡らさずに掃除を続行します。
エコバックス『Y1 PRO PLUS』『N20 PRO PLUS』にはモップリフトアップ機能はなく、水拭きモップ装着時にカーペットを感知すると、カーペットを避けて掃除します。
違い⑩自動ゴミ収集
エコバックス『N30 PRO OMNI』『Y1 PRO PLUS』は自動ゴミ収集ステーションの紙パックにゴミを回収します。
エコバックス『N20 PRO PLUS』は自動ゴミ収集ステーションにサイクロン方式でゴミ回収します。
『N30 PRO OMNI』『Y1 PRO PLUS』は紙パックのランニングコストはかかりますが、お手入れはシンプルです。逆に『N20 PRO PLUS』は紙パックを購入するコストはありませんが、お手入れは必要です。
違い⑪自動給水
エコバックス『N30 PRO OMNI』は自動クリーニングステーションで、浄水タンクからモップに自動で給水します。
エコバックス『Y1 PRO PLUS』『N20 PRO PLUS』には自動給水機能はなく、水が無くなったら手動で水タンクに給水する必要があります。
違い⑫専用洗剤
エコバックス『N30 PRO OMNI』は、別売りの専用固形クリーナー(ソリッドフロアクリーナー)を自動クリーニングステーションに設置すると、1個で約30日間使用可能です。液体洗剤のように手動で補充する手間はいりません。
エコバックス『Y1 PRO PLUS』『N20 PRO PLUS』には洗浄液も固形フロアクリーナーもを使用する事は出来ません。
違い⑬モップ洗浄
エコバックス『N30 PRO OMNI』は、60℃温水で自動モップ洗浄を行います。
エコバックス『Y1 PRO PLUS』『N20 PRO PLUS』には自動モップ洗浄機能はありません。毎回水拭き掃除が終わったらモップクロスを外し、手動で洗浄する必要があります。
違い⑭モップ乾燥
エコバックス『N30 PRO OMNI』は、モップ洗浄後に40℃の温風で自動モップ乾燥します。
エコバックス『Y1 PRO PLUS』『N20 PRO PLUS』はモップ乾燥機能はありません。
違い⑮充電時間
エコバックス『N30 PRO OMNI』『N20 PRO PLUS』のフル充電までの時間は6.5時間です。
エコバックス『Y1 PRO PLUS』のフル充電までの時間は5時間です。
違い⑯本体サイズ
エコバックス『N30 PRO OMNI』の本体サイズは、幅35.3cm高さ10.4cmです。
エコバックス『Y1 PRO PLUS』の本体サイズは、幅32.8cm高さ10.1cmです。
エコバックス『N20 PRO PLUS』の本体サイズは、幅35.3cm、奥行き35.1cm、高さ9.6cmです。
『Y1 PRO PLUS』は、『N30 PRO OMNI』や『N20 PRO PLUS』よりも、幅と奥行きがコンパクトです。
『N20 PRO PLUS』は、『N30 PRO OMNI』や『Y1 PRO PLUS』よりも高さがコンパクトです。
違い⑰ステーションサイズ
エコバックス『N30 PRO OMNI』の全自動クリーニングステーションは、幅34.0cm、奥行き48.5cm、高さ54.0cmです。
エコバックス『Y1 PRO PLUS』の自動ゴミ収集ステーションは、幅32.0cm、奥行き21.0cm、高さ26.9cmです。
エコバックス『N20 PRO PLUS』の自動ゴミ収集ステーションは、幅35.6cm、奥行き45.1cm、高さ38.0cmです。
『Y1 PRO PLUS』の自動ゴミ収集ステーションは、『N30 PRO OMNI』や『N20 PRO PLUS』のものよりも、幅・奥行き・高さの全てにおいてコンパクト設計です。
まとめ
『N30 PRO OMNI』も『Y1 PRO PLUS』も『N20 PRO PLUS』も、吸引掃除・ふき掃除・ゴミ自動回収ができる2in1のロボット掃除機です。
どの機種にも共通した主な機能は、
- 落下防止
- 保存可能マップ数3枚
- 音声アシスタント対応
- 自動充電・自動再開
- 乗越え可能段差2cm
- 自動ゴミ回収
『N30 PRO OMNI』のメリットは、
- 高吸引力10,000Pa
- 強力水拭きOZMO Turbo 2.0
- 隅や角に1mmまで近づくTruEdgeエッジクリーニング搭載
- 毛がらみ防止技術ZeroTangle2.0搭載
- 早くて正確なマッピングTrueMapping 2.0
- 障害物回避赤外線センサー
- 最長稼働時間320分
- 自動モップリフトアップ
- 紙パックに自動ゴミ回収でお手入れカンタン
- モップへの自動給水
- 別売りソリッドフロアクリーナー対応
- 自動モップ温水(60℃)洗浄
- 自動モップ温風(40℃)乾燥
『Y1 PRO PLUS』のメリットは、
- LiDARセンサーによる障害物回避
- 水タンク容量が大きい(300ml)
- 紙パックに自動ゴミ回収でお手入れカンタン
- フル充電までの時間が早い(5時間)
- 本体の幅と奥行きがコンパクト設計
- 自動ゴミ収集ステーションコンパクト設計
『N20 PRO PLUS』のメリットは、
- 価格が安い
- 振動水拭き(OZMO Pro 2.0)
- 毛がらみ防止ZeroTangle Anti-Tangleテクノロジー
- ダストボックス容量が大きい(400ml)
- 紙パックを使用せずコストがかからない
- 本体高さがコンパクト設計(9.6cm)
『N30 PRO OMNI』は、吸引掃除・水拭き掃除・ゴミ回収・自動モップ温水洗浄・自動モップ温風乾燥が可能な全自動ロボット掃除機です。更に別売りの専用固形洗剤は、約30日間補充不要なのです。この機能で定価100,000万円以下で購入できるのは、かなりコスパ高いと言えます。おススメです。
なるべく安く、ロボット掃除機を購入したい人には『N20 PRO PLUS』が良いでしょう。自動ゴミ収集ステーションのダストコンテナやフィルターなどお手入れ必要な個所は多いですが、自動ゴミ回収機能があり、紙パックのランニングコストも必要ありません。セール期間などで60,000円以下で購入できるチャンスがあればおススメです。
この記事がロボット掃除機選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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