こんにちは、とておです。
家電量販店に勤めて、20年以上 になる私が、下記ロボット掃除機を比較します。
- アンカー『Eufy Robot Vacuum Omni S1 Pro』
- アンカー『Eufy X10 Pro Omni』
どちらの機種も、下記機能が搭載された全自動ロボット掃除機です。
- 吸引掃除
- ふき掃除
- 自動ゴミ回収
- 自動モップ洗浄
- 自動モップ温風乾燥



【2024年厳選】おススメロボット掃除機5選【6メーカー比較】
『S1 Pro』と 『X10 Pro Omni』
アンカー『Eufy Robot Vacuum Omni S1 Pro』は2024年6月に発売されました。
アンカー『Eufy X10 Pro Omni』は2024年2月に発売されました。
『S1 Pro』と『X10 Pro Omni』の主な共通機能は、
- 8,000Paの高吸引力
- 約1kg加圧水拭き掃除
- 自動充電・自動再開
- 乗越え可能段差20mm
- 落下防止
- アプリによる進入禁止エリア設定
- 3D物体回避
- 音声アシスタント対応
- モップリフトアッ12mm
- 自動ゴミ回収
- 自動給水
- 自動モップ洗浄
- 自動モップ温風乾燥
- 最大2年保証
『S1 Pro』 と『X10 Pro Omni』の比較表は下記
比較表の次に違いを個別に説明いたします。
Eufy Robot Vacuum Omni S1 Pro | Eufy X10 Pro Omni | |
型番 | T2080511 (ブラック) | T2351511 (ブラック) T2351521 (ホワイト) |
価格 (税込み) | 199,900円 | 99,900円 |
吸引力 | 8,000Pa | 8,000Pa |
水拭き | 〇 ローラー 加圧式 1kg | 〇 回転 加圧式 1kg |
メインブラシ | ゴム製 1本 | ゴム+毛 1本 |
サイドブラシ | 2本 | 1本 |
マッピング | 〇 True Course | 〇 iPathレーザー |
保存可能 マップ数 | 3 | 5 |
障害物回避 システム | 〇 3D MatrixEye | 〇 AI.See |
音声 アシスタント | Alexa | Alexa |
部分清掃 進入禁止 エリア指定 | 〇 | 〇 |
最長 稼働時間 | 210分 | 180分 |
自動充電 自動再開 | 〇 | 〇 |
乗り越え 可能段差 | 20mm | 20mm |
ダストBOX 容量 | 250ml | 330ml |
自動モップ リフトアップ | 12mm | 12mm |
自動 ゴミ回収 | 〇 | 〇 |
自動給水 | 〇 | 〇 |
洗剤 自動投入 | 〇 | – |
オゾン水 | 〇 | – |
自動 モップ洗浄 | 〇 | 〇 |
自動 モップ乾燥 | 〇 温風55℃ | 〇 温風45℃ |
LCD ディスプレイ | 〇 | – |
充電時間 | 240分 | 300分 |
保証 | 18ヶ月 + 6ヶ月 | 18ヶ月 + 6ヶ月 |
本体サイズ | 幅32.5cm 奥行34.7cm 高さ9.6cm | 幅35.3cm 奥行32.7cm 高さ11.4cm |
本体重量 | 4.8kg | 4.6kg |
ドックサイズ | 幅38.3cm 奥行46.7cm 高さ67.0cm | 幅36.6cm 奥行48.0cm 高さ46.0cm |
『S1 Pro』『X10 Pro Omni』の違い
違い①水拭き
アンカー『S1 Pro』は、1kg加圧しながらローラー回転で水拭きを行います。また、水拭き掃除しながらローラーモップをオゾン水で洗浄・除菌できる為、床にも除菌効果があります。
幅290mmのローラー型モップを搭載。床を押しながら拭くので、こびりついた汚れも徹底除去。
Eco-Clean Ozone™️により生成されるオゾン水によって、掃除しながら床を除菌。
アンカー Eufy Robot Vacuum Omni S1 Pro 公式HP

アンカー『X10 Pro Omni』は、1kg加圧しながら2枚のモップを回転させて水拭きを行います。
2つのモップに1kgの圧を加えて「押して拭く」加圧式デュアル回転モップにより、キッチンの水汚れやペットや子どもの足裏汚れ、水性ペンの落書きなどを、まるで雑巾がけをするように水拭きが可能に。
アンカー Eufy X10 Pro Omni 公式HP
『S1 Pro』はロボット掃除機本体の中でローラーモップを洗浄しながら水拭き掃除を行うので、モップは常にきれいな状態で、汚れを引きずって広げる心配はありません。
違い②メインブラシ
アンカー『S1 Pro』のメインブラシはゴム製で、毛が絡みにくいです。

アンカー『X10 Pro Omni』のメインブラシは毛とゴムで出来たブラシを採用しています。『X10 Pro Omni』には、ブラシが前後に動き内蔵の櫛でからまった毛をほぐす毛がらみ除去システムが搭載されています。
違い③サイドブラシ
アンカー『S1 Pro』には2本のサイドブラシが搭載されています。『S1 Pro』は、部屋の角のゴミを逃さない為にロボット本体の形状が正方形に近い形をしています。

アンカー『X10 Pro Omni』には1本のサイドブラシが採用されています。
サイドブラシを2本搭載している『S1 Pro』の方が『X10 Pro Omni』よりもゴミをかき集める効率が高いです。
違い④マッピング

アンカー『S1 Pro』は、dToF LiDARを搭載したTrueCourseマッピングで従来よりも広範囲にマップを検知します。
TrueCourse™マッピング機能。部屋隅々まで漏れなく、掃除。dToF LiDARを搭載し、従来のレーザーマッピングよりも検出範囲が広く、間取りや家具の位置を高速、高精度に検出することが可能に。
アンカー Eufy Robot Vacuum Omni S1 Pro 公式HP
アンカー『X10 Pro Omni』は、従来型のiPathレーザー・ナビゲーションによるマッピングです。
違い⑤保存マップ数
アンカー『S1 Pro』は3枚のマップを保存できます。
アンカー『X10 Pro Omni』は5枚のマップを保存できます。
離れの家や、多層階の家にお住まいで、多くのフロアを掃除したい人は保存マップ数が多いほうが良いでしょう。
違い⑥障害物回避システム

アンカー『S1 Pro』は3D MatrixEyeというシステムで滑らかに動き、従来よりも障害物回避精度と清掃精度が上がりました。
3D MatrixEye™︎により、滑らかに動き、床の隅まで丁寧に掃除。ドローンや自動運転車に使用される3D技術を応用。従来にないレベルの障害物回避を実現。
赤外線センサーを照射し、2つのカメラで人間の視覚のように2眼で捉えることで、物体の大きさや距離感を正確に把握。障害物を回避するだけでなく、これまで以上に近くまで障害物に接近し、取りこぼしなく掃除することができるようになりました。
アンカー Eufy Robot Vacuum Omni S1 Pro 公式HP

アンカー『X10 Pro Omni』はAI.Seeというシステムが搭載され、3D ToFセンサーとAIカメラでケーブルやスリッパなどの障害物を認識し回避します。
Anker独自のAI.See システムを搭載し、掃除中に床に残されたケーブルやスリッパ等の形状を高精度に認識し、これまでロボット掃除機が見逃していた小さな障害物も正確に回避可能※。
アンカー Eufy X10 Pro Omni 公式HP
『S1 Pro』も『X10 Pro Omni』も障害物回避システムは搭載されていますが、『S1 Pro』の回避精度が優れています。
違い⑦最長稼働時間

アンカー『S1 Pro』の最長稼働時間は210分です。
アンカー『X10 Pro Omni』の最長稼働時間は180分です。
『S1 Pro』のほうが『X10 Pro Omni』よりも30分長く動きます。
違い⑧ダストBOX容量
アンカー『S1 Pro』のダストBOX容量は250mlです。
アンカー『X10 Pro Omni』のダストBOX容量は330mlです。
違い➈洗剤自動投入
アンカー『S1 Pro』は、専用のフロアクリーナーを全自動ドックに装着すると、洗剤を自動投入してくれます。
アンカー『X10 Pro Omni』には、洗剤自動投入機能はありません。
違い⑩オゾン水

アンカー『S1 Pro』は、オゾン水を生成してモップや床を除菌します。
Eco-Clean Ozone™️によりオゾン水を生成。モップ洗浄の際に、オゾン水で洗浄することで、除菌まで。
Eco-Clean Ozone™️により生成されるオゾン水によって、掃除しながら床を除菌。
アンカー Eufy Robot Vacuum Omni S1 Pro 公式HP
アンカー『X10 Pro Omni』には、オゾン水を生成する機能はありません。
違い⑪自動モップ洗浄
アンカー『S1 Pro』は、ステージョンに戻った時に自動でローラーモップを洗浄します。また、ロボット本体に浄水タンクと汚水タンクがあり、掃除しながらローラーモップを洗浄します。
本体に浄水、汚水タンクをそれぞれ搭載し、水拭き掃除をしながらモップの汚れを本体内で洗浄。モップが常に清潔なので汚れを拭き広げずに、ベタつきなどの見えない汚れまで綺麗に掃除が可能。
アンカー Eufy Robot Vacuum Omni S1 Pro 公式HP
アンカー『X10 Pro Omni』は、ステージョンに戻った時に自動で回転モップを洗浄しますが、掃除中にリアルタイムモップ洗浄は出来ません。
違い⑫自動モップ乾燥

アンカー『S1 Pro』は全自動クリーニングステーションでモップ洗浄後、55℃の温風で自動モップ乾燥行います。
ステーションに戻ると、生成されるオゾン水で自動洗浄・除菌。洗浄後は、約55℃の温風で自動乾燥。掃除機自体を綺麗に。
アンカー Eufy Robot Vacuum Omni S1 Pro 公式HP
アンカー『X10 Pro Omni』全自動クリーニングステーションでモップ洗浄後、45℃の温風で自動モップ乾燥行います。
ステーションに戻るとモップは自動洗浄され、45℃の温風で素早く乾燥。 生乾きの嫌な臭いを防止し、常に清潔です。
アンカー Eufy X10 Pro Omni 公式HP
違い⑬LCDディスプレイ
アンカー『S1 Pro』のステーション上部には、LCDディスプレイが搭載されており、ステーション本体の高さが67.0cmある為、しゃがまなくても楽に操作でき、スマホ操作が苦手な人でも安心して使用できます。
LCDディスプレイを搭載し、アプリを使用せずに直感的な操作が可能に。
アンカー Eufy Robot Vacuum Omni S1 Pro 公式HP
アンカー『X10 Pro Omni』には、ロボット本体に手動操作用ボタンがあります。
違い⑭充電時間

アンカー『S1 Pro』はフル充電までに約240分(約4時間)かかりす。
アンカー『X10 Pro Omni』はフル充電までに約300分(約5時間)かかります。
『S1 Pro』の充電は『X10 Pro Omni』よりも早く完了します。
違い⑮ロボット本体サイズ

アンカー『S1 Pro』のロボット本体サイズは、幅32.5cm、奥行34.7cm、高さ9.6cmです。
アンカー『X10 Pro Omni』のロボット本体サイズは、幅35.3cm、奥行32.7cm、高さ11.4cmです。
『S1 Pro』は、『X10 Pro Omni』よりも高さがコンパクトな為、狭い家具の下にも入って行けます。
違い⑯ステーションサイズ

アンカー『S1 Pro』のステーションサイズは、幅38.3cm、奥行46.7cm、高さ67.0cmです。
アンカー『X10 Pro』のステーションサイズは、幅36.6cm、奥行48.0cm、高さ46.0cmです。
ステーションのサイズは幅と高さは『X10 Pro』がコンパクトで、奥行きは『S1 Pro』がコンパクト設計です。
まとめ
『S1 Pro』も『X10 Pro Omni』も吸引掃除・ふき掃除・ゴミ自動回収・モップ自動洗浄・モップ自動乾燥機能搭載の全自動ロボット掃除機です。
どちらの機種にも共通した主な機能は、
- 8,000Paの高吸引力
- 約1kg加圧水拭き掃除
- 自動充電・自動再開
- 乗越え可能段差20mm
- 落下防止
- アプリによる進入禁止エリア設定
- 3D物体回避
- 音声アシスタント対応
- モップリフトアッ12mm
- 自動ゴミ回収
- 自動給水
- 自動モップ洗浄
- 自動モップ温風乾燥
- 最大2年保証
アンカー『Eufy Robot Vacuum Omni S1 Pro』のメリットは下記
- ゴム製メインブラシ
- サイドブラシ2本搭載
- 本体スクエア型で部屋の隅のゴミを逃さない
- 従来よりも広範囲なマップ検知
- 3D MatrixEye搭載で障害物回避能力UP
- 最長稼働時間210分
- 洗剤自動投入
- オゾン水で除菌
- 水拭き掃除しながらローラーモップ洗浄
- 55℃の温風でモップ乾燥
- 充電時間4時間
- LCDディスプレイ搭載で手動操作がしやすい
- 狭い家具の下に入って行ける高さ9.6cm

アンカー『Eufy X10 Pro Omni』のメリットは下記
- 選べる2色(ブラック)(ホワイト)
- 価格が安い(99,900円)
- 毛がらみ除去システム搭載
- 保存マップ数5枚
- 本体ダストBOX容量330ml

『S1 Pro』は障害物回避精度が高いアンカーの最上機種です。
『S1 Pro』『X10 Pro Omni』どちらを選んでも、満足できるロボット掃除機ですが、価格差を考えれば、おススメは『X10 Pro Omni』です。
『X10 Pro Omni』は、十分な機能を持ったコストパフォーマンス最強モデルです。
- 3D MatrixEyeによる高い障害物回避能力
- オゾン水による除菌効果
- 常にきれいなモップで汚れを引きずることがない水拭き
- 家族がスマホ操作が不慣れな為、手動操作も重視したい
上記の機能に魅力を感じるなら『S1 Pro』が良いでしょう。
この記事がロボット掃除機選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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