こんにちは、とておです。
家電量販店に勤めて、20年以上 になる私が、下記3機種を比較しながら紹介します。
- エコバックス『DEEBOT T50 PRO OMNI』
- エコバックス『DEEBOT X5 PRO OMNI』
- エコバックス『DEEBOT X5 OMNI』
3機種とも下記機能が搭載された全自動ロボット掃除機です。
- 吸引掃除
- ふき掃除
- 自動ゴミ回収
- 自動モップ温水洗浄
- 自動モップ温風乾燥


【2024年厳選】おススメロボット掃除機5選【6メーカー比較】
『T50 PRO OMNI』『X5 PRO OMNI』『X5 OMNI』
エコバックス『DEEBOT T50 PRO OMNI』は2025年3月14日に発売されました。
エコバックス『X5 PRO OMNI』は、2024年8月1日に発売されました。
エコバックス『X5 OMNI』は、2024年8月1日に発売されました。
『T50 PRO OMNI』『X5 PRO OMNI』『X5 OMNI』の主な共通機能は、
- 加圧回転モップで水拭き
- メインブラシ毛がらみ防止システム
- 自動充電・自動再開
- 落下防止
- アプリによる進入禁止エリア設定
- 保存可能マップ数3枚
- 自動ゴミ回収
- 自動給水
- 自動モップ温水洗浄
- 自動モップ温風乾燥
『X8 PRO OMNI』『T50 PRO OMNI』『T50 OMNI』の比較表は下記
DEEBOT T50 PRO OMNI | DEEBOT X5 PRO OMNI | DEEBOT X5 OMNI | |
色 | ホワイト | ブラック ホワイト | ブラック ホワイト |
定価 | 159,800円 | 209,800円 | 189,800円 |
吸引力 | 15,000Pa | 12,800Pa | 12,800Pa |
水拭き | 〇 OZMO Turbo 2.0 | 〇 OZMO Turbo 2.0 | 〇 OZMO Turbo 2.0 |
メイン ブラシ | ゴム+毛 1本 | 毛製 1本 | 毛製 1本 |
毛がらみ 防止 | ZeroTangle 2.0 | ZeroTangle | ZeroTangle |
サイド ブラシ | 1本 伸縮 | 1本 | 1本 |
マッピング | 〇 | 〇 | 〇 |
保存可能 マップ数 | 3 | 3 | 3 |
障害物回避 システム | AIVI 3D 3.0 | AIVI 3D 2.0 | TrueDetect 3D 3.0 |
AI インスタント 再モップ | 〇 | 〇 | – |
エッジ クリーニング | TruEdge 2.0 | TruEdge | TruEdge |
音声 アシスタント | Alexa YIKO-GPT | Alexa YIKO | Alexa |
足で 触れるだけ スタート | – | – | – |
見守り カメラ | 〇 通話可 | 〇 通話可 | – |
自動充電 自動再開 | 〇 | 〇 | 〇 |
乗越え可能 段差 | 20mm | 22mm | 22mm |
ダスト ボックス 容量 | 260ml | 250ml | 250ml |
ロボット 水タンク 容量 | 55ml | 90ml | 90ml |
自動モップ リフトアップ | 9mm | 15mm | 15mm |
自動 ゴミ収集 | 〇 紙パック | 〇 紙パック | 〇 紙パック |
自動給水 | 〇 | 〇 | 〇 |
洗剤 | 自動投入 | 手動 | 手動 |
自動 モップ洗浄 | 〇 温水70℃ | 〇 温水70℃ | 〇 温水70℃ |
自動 モップ乾燥 | 〇 温風 | 〇 温風 | 〇 温風 |
充電時間 | 3時間45分 | 4時間45分 | 4時間45分 |
本体サイズ | 幅35.2cm 奥行35.1cm 高さ8.1cm | 幅31.3cm 奥行34.6cm 高さ9.5cm | 幅31.3cm 奥行34.6cm 高さ9.5cm |
ドック サイズ | 幅35.0cm 奥行47.7cm 高さ53.3cm | 幅39.4cm 奥行44.3cm 高さ52.75cm | 幅39.4cm 奥行44.3cm 高さ52.75cm |
『T50 PRO OMNI』『X5 PRO OMNI』『X5 OMNI』主な共通機能
共通特徴①水拭き

エコバックス『T50 PRO OMNI』『X5 PRO OMNI』『X5 OMNI』の水拭きは、加圧回転モップによる水拭き【OZMO Turbo 2.0】です。
OZMO Turbo 2.0は、回転する2つのモップと5段階の清掃技術を採用し、醤油やコーヒーなどの頑固な汚れを効果的に分解します。強力な汚れ除去性能と継続的な水補給により、床を隅々までピカピカに保ちます。
エコバックス DEEBOT T50 PRO OMNI 公式HP
共通特徴②毛がらみ防止

エコバックス『T50 PRO OMNI』のメインブラシは毛とゴムで出来たメインブラシで、毛がらみ防止システム【ZeroTangle 2.0】を搭載しています。メインブラシの毛がらみの心配がありません。
DEEBOT T50シリーズは、トリプルV字構造を採用したZeroTangle 2.0テクノロジーを搭載。45°のV字型絡まり防止ブラシで髪の毛を持ち上げ、V字型スパイラルブラシで髪を中央に集め、V字型のコームアレイで髪の毛の絡まりをほぐします。この3種のV字型の組み合わせにより、髪の毛の絡まりを最小限に抑え、メンテナンスを簡単にしながら、毎回の清掃で最高のパフォーマンスを実現します。
エコバックス DEEBOT T50 PRO OMNI 公式HP
エコバックス『X5 PRO OMNI』『X5 OMNI』のメインブラシは毛で出来たメインブラシで、毛がらみ防止システム【ZeroTangle】を搭載しています。メインブラシの毛がらみの心配がありません。
DEEBOT X5 OMNIは、毛髪除去およびフローガイド用のデュアルコームツースアレイを採用し、毛の絡まりを防いで吸引効率を高めています。さらに新たに設計された絡まり防止ローラーブラシには、21°のフラットなブラシ毛と外側に回転する角度のついたブラシ毛を持つ構造を採用しており、絡まりの発生する可能性をなくして手間のかからない掃除体験を実現し、メンテナンスを最小限に抑えています。
エコバックス DEEBOT X5 OMNI 公式HP
『T50 PRO OMNI』『X5 PRO OMNI』『X5 OMNI』違い
違い①吸引力
エコバックス『T50 PRO OMNI』の吸引力は、15,000Paです。
エコバックス『X5 PRO OMNI』『X5 OMNI』の吸引力は、12,8000Paです。
『T50 PRO OMNI』は、『X5 PRO OMNI』や『X5 OMNI』よりも吸引力が強力です。
違い②障害物回避システム

エコバックス『T50 PRO OMNI』には【AIVI 3D 3.0】が搭載されており、障害物を認識して回避できます。
DEEBOT T50 シリーズは、大規模視覚言語モデル(Vision-Language Model, VLM)を搭載したAIVI 3D 3.0 OMNI アプローチテクノロジーを採用しています。この先進技術により、あらゆる障害物をリアルタイムで認識・識別し、その障害物の輪郭に沿ってエッジクリーニングの境界マーカーとして無駄なく清掃します。
エコバックス DEEBOT T50 PRO OMNI 公式HP
エコバックス『X5 PRO OMNI』には【AIVI 3D 2.0】が搭載されており、障害物を認識して回避できます。
エコバックス『X5 OMNI』には【TrueDetect 3D 3.0】が搭載されており、障害物を認識して回避できます。
【AIVI 3D 3.0】を搭載している『T50 PRO OMNI』が、『X5 PRO OMNI』や『X5 OMNI』よりも障害物の認識・回避能力が高性能です。
違い③AIインスタント再モップ

エコバックス『T50 PRO OMNI』『X5 PRO OMNI』は、搭載のAIカメラで汚れを検知すると、給水量を増やし自動で水拭き掃除を強化する【AIインスタント再モップ機能】を搭載しています。
AIカメラを活用して汚れを検出するDEEBOT T50シリーズは、水量とモップがけのパターンを調整し、対象エリアで二重交差モップがけを実行します。必要に応じて自動で再度モップがけを行い、徹底的に汚れを除去します。
エコバックス DEEBOT T50 PRO OMNI 公式HP
エコバックス『X5 OMNI』には、【AIインスタント再モップ機能】はありません。
違い④エッジクリーニング

エコバックス『T50 PRO OMNI』は、水拭き回転モップとサイドブラシの両方が壁際・部屋の隅や角などのクリーニング中に自動で伸縮して、掃除カバー率をアップさせます。
TruEdge 2.0は、奥まったコーナーにまで届く伸縮性ある革新的なサイドブラシと、エッジとの距離を1mm以内に維持する連続可変型モッププレートを組み合わせ、驚くほどの清掃カバー率を実現します。清掃残しのない徹底的な清掃が可能です。
エコバックス DEEBOT T50 PRO OMNI 公式HP
エコバックス『X5 PRO OMNI』『X5 OMNI』は、水拭き回転モップが最小1mmまで壁際に近づいて清掃しますが、サイドブラシは動きません。その代わり、ロボット本体を上から見ると【D】の形状になっているため、部屋の隅にフィットしてしっかり清掃します。
違い⑤音声アシスタント

エコバックス『T50 PRO OMNI』は、音声アシスタントAlexaとGoogleに対応している他、独自の音声アシスタントYIKO-GPTを搭載しています。
ECOVACSは、日常の清掃ルーティーンに直感的な技術を融合させた、画期的なYIKO-GPT AI音声アシスタントを導入しました。これにより、DEEBOTの操作がより簡単になります。ユーザーは、ECOVACS Homeアプリを通じて音声メッセージやテキストで希望の清掃モードを送信するか、ハンズフリーの音声コマンドを使用することで、DEEBOTを自在にコントロールできます。
エコバックス DEEBOT T50 PRO OMNI 公式HP
エコバックス『X5 PRO OMNI』は、音声アシスタントAlexaとGoogleに対応している他、独自の音声アシスタントYIKOを搭載しています。
エコバックス『X5 OMNI』は、音声アシスタントAlexaとGoogleに対応していますが、独自の音声アシスタントYIKOは対応していません。
違い⑥見守りカメラ

エコバックス『T50 PRO OMNI』『X5 PRO OMNI』は、搭載されたカメラにより、外出先からペットや家族の様子を確認したり、コミュニケーションを取ることができます。
DEEBOT T50シリーズはTÜV Rheinlandによって認証された最高水準のプライバシー基準を有しているため、960Pカメラによって、暗い環境でも鮮明な映像を通じて、安心してリアルタイムで自宅をモニタリングできます。
エコバックス DEEBOT T50 PRO OMNI 公式HP
エコバックス『X5 OMNI』には見守りカメラ機能はありません。
違い⑦乗越え可能段差

エコバックス『T50 PRO OMNI』の乗越え可能な段差は20mmです。
エコバックス『X5 PRO OMNI』『X5 OMNI』の乗越え可能な段差は22mmです。
違い⑧本体ダストボックス容量
エコバックス『T50 PRO OMNI』ロボット本体のダストボックス容量は、260mlです。
エコバックス『X5 PRO OMNI』『X5 OMNI』ロボット本体のダストボックス容量は、250mlです。
違い⑨本体水タンク容量

エコバックス『T50 PRO OMNI』ロボット本体の水タンク容量は55mlです。
エコバックス『X5 PRO OMNI』『X5 OMNI』ロボット本体の水タンク容量は90mlです。
違い⑩モップリフトアップ

エコバックス『T50 PRO OMNI』の回転モップは、カーペットを認識すると自動で9mmリフトアップします。
エコバックス『X5 PRO OMNI』『X5 OMNI』の回転モップは、カーペットを認識すると自動で15mmリフトアップします。
『X5 PRO OMNI』『X5 OMNI』は、『T50 PRO OMNI』よりも長い毛足のカーペットを濡らさずに掃除を行う事ができます。
違い⑪洗剤自動投入

エコバックス『『T50 PRO OMNI』のステーションには洗浄剤用タンクがあり、自動でDEEBOT専用洗浄剤を追加してくれます。
エコバックス『X5 PRO OMNI』『X5 OMNI』でDEEBOT専用洗浄剤を使用する場合は、ステーションの清水タンクに手動で投入します。
違い⑫充電時間

エコバックス『T50 PRO OMNI』のフル充電までの時間は3時間45分です。
エコバックス『X5 PRO OMNI』『X5 OMNI』のフル充電までの時間は4時間45分です。
『T50 PRO OMNI』は、『X5 PRO OMNI』や『X5 OMNI』よりも早くフル充電が可能です。
違い⑬本体サイズ

エコバックス『T50 PRO OMNI』の本体サイズは、幅35.2cm、奥行き35.1cm、高さ8.1cm、です。
エコバックス『X5 PRO OMNI』『X5 OMNI』の本体サイズは、幅31.3cm、奥行き34.6cm、高さ9.5cm、です。
ロボット本体の横幅と奥行きは『X5 PRO OMNI』と『X5 OMNI』のほうが、『T50 PRO OMNI』よりもコンパクトです。
ロボット本体の高さは『T50 PRO OMNI』のほうが、『X5 PRO OMNI』や『X5 OMNI』よりも1.4cmコンパクトです。
違い⑭ステーションサイズ

エコバックス『T50 PRO OMNI』のステーションサイズは、幅35.0cm、奥行き47.7cm、高さ53.3cm、です。
エコバックス『X5 PRO OMNI』『X5 OMNI』のステーションサイズは、幅39.4cm、奥行き44.3cm、高さ52.75cm、です。
ステーションの横幅は『T50 PRO OMNI』のほうが、『X5 PRO OMNI』や『X5 OMNI』よりもコンパクトです。
ステーションの奥行きと高さは『X5 PRO OMNI』と『X5 OMNI』のほうが、『T50 PRO OMNI』よりもコンパクトです。
まとめ
『T50 PRO OMNI』も『X5 PRO OMNI』も『X5 OMNI』も、吸引掃除・ふき掃除・ゴミ自動回収・モップ温水自動洗浄・モップ温風自動乾燥機能搭載の全自動ロボット掃除機です。
どの機種にも共通した主な機能は、
- 加圧回転モップで水拭き
- メインブラシ毛がらみ防止システム
- 自動充電・自動再開
- 落下防止
- アプリによる進入禁止エリア設定
- 保存可能マップ数3枚
- 自動ゴミ回収
- 自動給水
- 自動モップ温水洗浄
- 自動モップ温風乾燥
『T50 PRO OMNI』のメリットは、
- 15,000Paの高吸引力
- 障害物認識・回避システムAIVI 3D 3.0搭載
- AIインスタント再モップ機能
- エッジクリーニングTruEdge2.0
- 独自音声アシスタントYIKO-GPT搭載
- 見守りカメラ機能
- ロボット本体のダストボックス容量260ml
- 洗剤自動投入
- フル充電まで3時間45分
- ロボット本体高さ8.1cm
『X5 PRO OMNI』のメリットは、
- 障害物認識・回避システムAIVI 3D 2.0搭載
- AIインスタント再モップ機能
- D型形状と動くモップでエッジクリーニング
- 独自音声アシスタントYIKO搭載
- 見守りカメラ機能
- 乗越え可能段差22mm
- ロボット本体の水タンク容量90ml
- モップリフトアップ15mm
- ロボット本体の幅・奥行きコンパクト設計
『X5 OMNI』のメリットは、
- D型形状と動くモップでエッジクリーニング
- 乗越え可能段差22mm
- ロボット本体の水タンク容量90ml
- モップリフトアップ15mm
- ロボット本体の幅・奥行きコンパクト設計
『T50 PRO OMNI』は、高い吸引力(15,000Pa)を誇り、【AIインスタント再モップ機能】【障害物回避AIVI 3D 3.0】【洗剤自動投入】【エッジクリーニングTruEdge2.0】など魅力的な機能を持っています。ロボット本体の高さが8.1cmのコンパクト設計になっているので、ベッドなど家具の下の狭いスペースに入って掃除してくれる点も嬉しいポイントです。
X5シリーズは【乗越え可能な段差22mm】【モップリフトアップ15mm】などの機能に魅力を感じる人にはおススメです。
X5シリーズの中でも、【AIインスタント再モップ機能】【障害物回避AIVI 3D 2.0】【独自音声アシスタントYIKO】【見守りカメラ】などの機能に魅力を感じる人には『X5 PRO OMNI』がおススメです。
少しでも安くX5シリーズを手に入れたい人には、『X5 OMNI』が良いでしょう。『X5 OMNI』は、AIインスタント再モップが無く、障害物回避システムがTrueDetect 3D 3.0になっていますが、基本的に高機能な全自動ロボット掃除機です。
この記事がロボット掃除機選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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