こんにちは、とておです。
家電量販店に勤めて20年以上になる私が、アンカーのロボット掃除機下記3機種を比較して紹介します。
- アンカー『Eufy Robot Vacuum Omni S1 Pro』
- アンカー『Eufy Robot Vacuum Omni E25』
- アンカー『Eufy X10 Pro Omni』
どの機種も、下記機能が搭載された全自動ロボット掃除機です。
- 吸引掃除
- ふき掃除
- 自動ゴミ回収
- 自動モップ洗浄
- 自動モップ温風乾燥

【2024年厳選】おススメロボット掃除機5選【6メーカー比較】
『S1 Pro』『E25』『X10 Pro』
アンカー『Eufy Robot Vacuum Omni S1 Pro』は2024年6月に発売されました。
アンカー『Eufy Robot Vacuum Omni E25』は2025年8月に発売されました。
アンカー『Eufy X10 Pro Omni』は2024年2月に発売されました。
『S1 Pro』と『E25』と『X10 Pro』の主な共通機能は、
- 自動充電・自動再開
- 落下防止
- アプリによる進入禁止エリア設定
- 障害物回避
- 音声アシスタント対応
- 自動ゴミ回収
- 自動給水
- 自動モップ洗浄
- 自動モップ温風乾燥
- 最大2年保証
『S1 Pro』と『E25』と『X10 Pro』の比較表は下記
Eufy Robot Vacuum Omni S1 Pro | Eufy Robot Vacuum Omni E25 | Eufy X10 Pro Omni | |
型番 | T2080511 (ブラック) | T2353511 (ブラック) | T2351511 (ブラック) T2351521 (ホワイト) |
価格 (税込み) | 199,900円 | 149,900円 | 99,900円 |
吸引力 | 8,000Pa | 20,000Pa | 8,000Pa |
水拭き | 〇 ローラー 加圧式 1kg | 〇 ローラー 加圧式 1.5kg | 〇 回転 加圧式 1kg |
メインブラシ | ゴム製 1本 | ゴム+毛 1本 | ゴム+毛 1本 |
サイドブラシ | 2本 | 2本 (伸縮) | 1本 |
マッピング | 〇 True Course | 〇 iPathレーザー | 〇 iPathレーザー |
保存可能 マップ数 | 3 | 5 | 5 |
障害物回避 システム | 〇 3D MatrixEye | 〇 AI.See | 〇 AI.See |
音声 アシスタント | Alexa | Alexa Siri | Alexa |
Matter 対応 | – | 〇 | – |
部分清掃 進入禁止 エリア指定 | 〇 | 〇 | 〇 |
最長 稼働時間 | 210分 | 210分 | 180分 |
自動充電 自動再開 | 〇 | 〇 | 〇 |
乗り越え 可能段差 | 20mm | 21mm | 20mm |
ダストBOX 容量 | 250ml | 264ml | 330ml |
自動モップ リフトアップ | 12mm | 10.5mm | 12mm |
自動 ゴミ回収 | 〇 | 〇 | 〇 |
自動給水 | 〇 | 〇 | 〇 |
洗剤 自動投入 | 〇 | 〇 | – |
オゾン水 | 〇 | – | – |
自動 モップ洗浄 | 〇 | 〇 | 〇 |
自動 モップ乾燥 | 〇 温風55℃ | 〇 温風50℃ | 〇 温風45℃ |
LCD ディスプレイ | 〇 | – | – |
充電時間 | 240分 | 210分 | 300分 |
保証 | 18ヶ月 + 6ヶ月 | 18ヶ月 + 6ヶ月 | 18ヶ月 + 6ヶ月 |
本体サイズ | 幅32.5cm 奥行34.7cm 高さ9.6cm | 幅32.7cm 奥行34.6cm 高さ11.1cm | 幅35.3cm 奥行32.7cm 高さ11.4cm |
本体重量 | 4.8kg | 5.2kg | 4.6kg |
ドックサイズ | 幅38.3cm 奥行46.7cm 高さ67.0cm | 幅37.0cm 奥行46.2cm 高さ43.7cm | 幅36.6cm 奥行48.0cm 高さ46.0cm |
『S1 Pro』『E25』『X10 Pro』違い
違い①吸引力
アンカー『S1 Pro』の吸引力は8,000Paです。
アンカー『E25』の吸引力は20,000Paです。
アンカー『X10 Pro』の吸引力は8,000Paです。
『E25』は、『S1 Pro』や『X10 Pro』よりも吸引力が強力です。
違い②水拭き

アンカー『S1 Pro』は、1kg加圧しながらローラー回転で水拭きを行います。また、水拭き掃除しながらローラーモップをオゾン水で洗浄・除菌できる為、床にも除菌効果があります。
幅290mmのローラー型モップを搭載。床を押しながら拭くので、こびりついた汚れも徹底除去。
Eco-Clean Ozone™️により生成されるオゾン水によって、掃除しながら床を除菌。
アンカー Eufy Robot Vacuum Omni S1 Pro 公式HP
アンカー『E25』は、1.5kg加圧しながらローラー回転で水拭きを行います。
約29cmの幅広のローラーモップで、約1.5kgの圧力で「押して拭く」ことでこびりついたしつこい汚れも徹底的に綺麗に。水拭きしながらモップ洗浄するHydroJet システムを搭載で常にモップを清潔に保ちます。
アンカー Eufy Robot Vacuum Omni E25 公式HP
アンカー『X10 Pro』は、1kg加圧しながら2枚のモップを回転させて水拭きを行います。
2つのモップに1kgの圧を加えて「押して拭く」加圧式デュアル回転モップにより、キッチンの水汚れやペットや子どもの足裏汚れ、水性ペンの落書きなどを、まるで雑巾がけをするように水拭きが可能に。
アンカー Eufy X10 Pro Omni 公式HP
『S1 Pro』と『E25』は、ローラーモップを洗浄しながら水拭き掃除を行うため、常にきれいなモップで水拭きするので、汚れを引きずって広げてしまう心配がありません。
さらに『S1 Pro』は、オゾン水による除菌効果が期待できます。
『E25』は水拭き時の加圧が1.5kgで、『S1 Pro』『X10 Pro』よりも強力な圧力で水拭き掃除してくれます。
違い③メインブラシ
アンカー『S1 Pro』のメインブラシはゴム製で、毛が絡みにくいです。

アンカー『E25』のメインブラシは毛とゴムで出来たブラシを採用しています。『E25』はDuoSpiralブラシを搭載しており、ブラシを逆回転させて中央に集め、分割されたブラシの隙間から毛を吸い込むことで、メンテナンス負担を軽減します。
アンカー『X10 Pro』のメインブラシは毛とゴムで出来たブラシを採用しています。『X10 Pro』には、ブラシが前後に動き内蔵の櫛でからまった毛をほぐす毛がらみ除去システムが搭載されています。
違い④サイドブラシ
アンカー『S1 Pro』には2本のサイドブラシが搭載されています。部屋の角のゴミを逃さない為にロボット本体の形状が正方形に近い形をしています。
アンカー『E25』には2本のサイドブラシが搭載されており、部屋の角では自動で伸縮するCornerRoverアームを搭載しているので、部屋の隅のゴミを取り残しません。
アンカー『X10 Pro』には1本のサイドブラシが採用されています。
違い⑤マッピング

アンカー『S1 Pro』は、dToF LiDARを搭載したTrueCourseマッピングで従来よりも広範囲にマップを検知します。
TrueCourse™マッピング機能。部屋隅々まで漏れなく、掃除。dToF LiDARを搭載し、従来のレーザーマッピングよりも検出範囲が広く、間取りや家具の位置を高速、高精度に検出することが可能に。
アンカー Eufy Robot Vacuum Omni S1 Pro 公式HP
アンカー『E25』『X10 Pro』は、従来型のiPathレーザー・ナビゲーションによるマッピングです。
違い⑥保存マップ数
アンカー『S1 Pro』は3枚のマップを保存できます。
アンカー『E25』『X10 Pro』は5枚のマップを保存できます。
離れの家や、多層階の家にお住まいで、多くのフロアを掃除したい人は保存マップ数が多いほうが良いでしょう。
違い⑦障害物回避システム

アンカー『S1 Pro』は3D MatrixEyeというシステムで滑らかに動き、従来よりも障害物回避精度と清掃精度が上がりました。
3D MatrixEye™︎により、滑らかに動き、床の隅まで丁寧に掃除。ドローンや自動運転車に使用される3D技術を応用。従来にないレベルの障害物回避を実現。
赤外線センサーを照射し、2つのカメラで人間の視覚のように2眼で捉えることで、物体の大きさや距離感を正確に把握。障害物を回避するだけでなく、これまで以上に近くまで障害物に接近し、取りこぼしなく掃除することができるようになりました。
アンカー Eufy Robot Vacuum Omni S1 Pro 公式HP
アンカー『E25』『X10 Pro』はAI.Seeというシステムが搭載され、3D ToFセンサーとAIカメラでケーブルやスリッパなどの障害物を認識し回避します。
Anker独自のAI.See システムを搭載し、掃除中に床に残されたケーブルやスリッパ等の形状を高精度に認識し、これまでロボット掃除機が見逃していた小さな障害物も正確に回避可能※。
アンカー Eufy X10 Pro Omni 公式HP
『S1 Pro』『E25』『X10 Pro』は、いずれも障害物回避システムは搭載されていますが、『S1 Pro』の回避精度が最も優れています。
違い⑧音声アシスタント

アンカー『S1 Pro』『X10 Pro』は、音声アシスタント【Google】【Alexa】に対応しています。
アンカー『E25』は、音声アシスタント【Google】【Alexa】のほか、【Siri】にも対応しています。
違い➈Matter対応
アンカー『E25』は、複数のプラットホームをを超えて連携可能なスマートホーム企画【Matter】に対応しています。
アンカー『S1 Pro』『X10 Pro』は、【Matter】には対応していません。
違い⑩最長稼働時間

アンカー『S1 Pro』『E25』の最長稼働時間は210分です。
アンカー『X10 Pro』の最長稼働時間は180分です。
『S1 Pro』『E25』のほうが『X10 Pro』よりも30分長く動きます。
違い⑪乗越え可能段差

アンカー『S1 Pro』『X10 Pro』は、20mmの段差を乗越え可能です。
アンカー『E25』は、21mmの段差を乗越え可能です。
違い⑫ダストBOX容量
アンカー『S1 Pro』本体のダストBOX容量は250mlです。
アンカー『E25』本体のダストBOX容量は264mlです。
アンカー『X10 Pro』本体のダストBOX容量は330mlです。
違い⑬モップリフトアップ

アンカー『S1 Pro』『X10 Pro』は、カーペットを検知すると、自動で水拭きモップを12mmリフトアップさせて掃除を続行します。
アンカー『E25』は、カーペットを検知すると、自動で水拭きモップを10.5mmリフトアップさせて掃除を続行します。
違い⑭洗剤自動投入
アンカー『S1 Pro』『E25』は、専用のフロアクリーナーを全自動ドックに装着すると、洗剤を自動投入してくれます。
アンカー『X10 Pro』には、洗剤自動投入機能はありません。
違い⑮オゾン水

アンカー『S1 Pro』は、オゾン水を生成してモップや床を除菌します。
Eco-Clean Ozone™️によりオゾン水を生成。モップ洗浄の際に、オゾン水で洗浄することで、除菌まで。
Eco-Clean Ozone™️により生成されるオゾン水によって、掃除しながら床を除菌。
アンカー Eufy Robot Vacuum Omni S1 Pro 公式HP
アンカー『E25』『X10 Pro』には、オゾン水を生成する機能はありません。
違い⑯自動モップ洗浄
アンカー『S1 Pro』『E25』は、ステーションに戻った時に自動でローラーモップを洗浄します。また『S1 Pro』『E25』は、ロボット本体に浄水タンクと汚水タンクがあり、掃除しながらローラーモップを洗浄します。
本体に浄水、汚水タンクをそれぞれ搭載し、水拭き掃除をしながらモップの汚れを本体内で洗浄。モップが常に清潔なので汚れを拭き広げずに、ベタつきなどの見えない汚れまで綺麗に掃除が可能。
アンカー Eufy Robot Vacuum Omni S1 Pro 公式HP
アンカー『X10 Pro』は、ステーションに戻った時に自動で回転モップを洗浄をしますが、清掃中にリアルタイムモップ洗浄は出来ません。
違い⑰自動モップ乾燥

アンカー『S1 Pro』は全自動クリーニングステーションでモップ洗浄後、55℃の温風で自動モップ乾燥行います。
ステーションに戻ると、生成されるオゾン水で自動洗浄・除菌。洗浄後は、約55℃の温風で自動乾燥。掃除機自体を綺麗に。
アンカー Eufy Robot Vacuum Omni S1 Pro 公式HP
アンカー『E25』は全自動クリーニングステーションでモップ洗浄後、50℃の温風で自動モップ乾燥行います。
アンカー『X10 Pro』は全自動クリーニングステーションでモップ洗浄後、45℃の温風で自動モップ乾燥行います。
ステーションに戻るとモップは自動洗浄され、45℃の温風で素早く乾燥。 生乾きの嫌な臭いを防止し、常に清潔です。
アンカー Eufy X10 Pro Omni 公式HP
違い⑱LCDディスプレイ
アンカー『S1 Pro』のステーション上部には、LCDディスプレイが搭載されており、ステーション本体の高さが67.0cmある為、しゃがまなくても楽に操作でき、スマホ操作が苦手な人でも安心して使用できます。
LCDディスプレイを搭載し、アプリを使用せずに直感的な操作が可能に。
アンカー Eufy Robot Vacuum Omni S1 Pro 公式HP
アンカー『E25』『X10 Pro』には、ロボット本体に手動操作用ボタンがあります。
違い⑲充電時間

アンカー『S1 Pro』はフル充電までに約240分(約4時間)かかりす。
アンカー『E25』はフル充電までに約210分(約3時間30分)かかります。
アンカー『X10 Pro』はフル充電までに約300分(約5時間)かかります。
『E25』の充電は『S1 Pro』『X10 Pro』よりも早く完了します。
違い⑳ロボット本体サイズ

アンカー『S1 Pro』のロボット本体サイズは、幅32.5cm、奥行34.7cm、高さ9.6cmです。
アンカー『E25』のロボット本体サイズは、幅32.7cm、奥行34.6cm、高さ11.1cmです。
アンカー『X10 Pro』のロボット本体サイズは、幅35.3cm、奥行32.7cm、高さ11.4cmです。
『S1 Pro』は、『E25』『X10 Pro』よりも高さがコンパクトな為、狭い家具の下にも入って行けます。
まとめ
『S1 Pro』『E25』『X10 Pro』は、吸引掃除・ふき掃除・ゴミ自動回収・モップ自動洗浄・モップ自動乾燥機能搭載の全自動ロボット掃除機です。
どの機種にも共通した主な機能は下記
- 自動充電・自動再開
- 落下防止
- アプリによる進入禁止エリア設定
- 障害物回避
- 音声アシスタント対応
- 自動ゴミ回収
- 自動給水
- 自動モップ洗浄
- 自動モップ温風乾燥
- 最大2年保証
『Eufy Robot Vacuum Omni S1 Pro』のメリットは下記
- ゴム製メインブラシ
- サイドブラシ2本搭載
- スクエア型本体で部屋の隅のゴミを逃さない
- 従来よりも広範囲なマップ検知
- 3D MatrixEye搭載で障害物回避能力UP
- 最長稼働時間210分
- 自動モップリフトアップ12mm
- 洗剤自動投入
- オゾン水で除菌
- 掃除中もモップ洗浄
- 55℃の温風でモップ乾燥
- LCDディスプレイ搭載で手動操作がし易い
- 狭い家具の下に入って行ける高さ9.6cm

アンカー『Eufy Robot Vacuum Omni E25』のメリットは下記
- 強力な吸引力(20,000Pa)
- 1.5kg加圧水拭き
- 毛がらみ防止メインブラシ
- サイドブラシ2本搭載
- 部屋の隅でサイドブラシが自動伸縮
- 保存マップ数5枚
- 音声アシスタントSiri対応
- Matter対応
- 最長稼働時間210分
- 乗越え可能段差21mm
- 洗剤自動投入
- 掃除中もモップ洗浄
- 充電時間210分

アンカー『Eufy X10 Pro Omni』のメリットは下記
- 価格が安い(定価99,900円)
- 毛がらみ除去システム搭載
- 保存マップ数5枚
- 本体ダストBOX容量330ml
- 自動モップリフトアップ12mm

『S1 Pro』は、障害物回避性能が優秀です。アプリ操作が苦手な人でも『S1 Pro』なら操作し易い場所にLCDディスプレイがあるので安心ですし、掃除中にモップ洗浄し常にきれいなモップで掃除するので、汚れを広げる心配がありません。
『E25』は、強力な吸引力(20,000Pa)と、強力な水拭き圧力(1.5kg)が魅力です。『E25』も掃除中にモップ洗浄し常にきれいなモップで掃除するので、汚れを広げる心配がありません。
『X10 Pro』は、コスパ最強の全自動ロボット掃除機です。少しでも安く全自動ロボット掃除機を購入したいという人には、『X10 Pro』がおススメです。
この記事がロボット掃除機選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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