こんにちは、とておです。
家電量販店に勤めて、20年以上 になる私がナーワルの下記ロボット掃除機を比較紹介します。
- Narwal Freo Z10
- Narwal Freo Z Ultra
- Narwal Freo X Ultra
どのロボット掃除機も
- 吸引掃除
- ふき掃除
- 自動モップ洗浄
- 自動モップ乾燥
- 給水
が可能な全自動ロボット掃除機です。



【2024年厳選】おススメロボット掃除機5選【6メーカー比較】
Freo『Z10』と『Z Ultra』と『X Ultra』
ナーワルの『Freo Z10』は、2025年3月13日に発売されました。
ナーワルの『Freo Z Ultra』は、2024年11月22日に発売されました。シルバー色は【Amazon】で、グレー色は【楽天】などNarwal公式出店ECショップで購入できます
ナーワルの『Freo X Ultra』は、2024年5月17日に発売されました。
以下は『Freo Z10』『Freo Z Ultra』『Freo X Ultra』の比較表です。
Freo Z10 | Freo Z Ultra | Freo X Ultra | |
定価 | 159,800円 | 199,800円 | 159,800円 |
吸引力 | 15,000Pa | 12,000Pa | 8,200Pa |
水拭き | 〇 8N 回転加圧式 三角形型 (伸縮) | 〇 1.2kg 回転加圧式 三角形型 | 〇 12N 回転加圧式 三角形型 |
メイン ブラシ | ゴム+毛 1本 絡まりゼロ | ゴム+毛 1本 絡まりゼロ | ゴム+毛 1本 絡まりゼロ |
サイド ブラシ | 2本 (絡まり防止) | 2本 | 2本 |
DirtSens バージョン | 3.0 | 2.0 | 1.0 |
テール スイング | 〇 | 〇 | 〇 |
巾木清掃 | – | 〇 | – |
タッチパネル モニター | – | 〇 | 〇 |
マッピング | 〇 | 〇 | 〇 |
保存可能 マップ数 | 4 | 4 | 4 |
障害物回避 システム | センサー 前面+側面 | カメラ + センサー | センサー 前面+側面 |
音声 アシスタント | Alexa Siri | Alexa Siri | Alexa Siri |
見守り カメラ | – | 〇 | – |
自動充電 自動再開 | 〇 | 〇 | 〇 |
乗越え可能 段差 | 2cm | 2cm | 2cm |
ダスト ボックス 容量 | 800ml | 300ml | 800ml |
自動モップ リフトアップ | 〇 10mm | 〇 12mm | 〇 12mm |
ロボット本体 ダストバッグ | 〇 | – | 〇 |
自動 ゴミ収集 | – | 〇 | – |
自動給水 | 〇 | 〇 | 〇 |
専用 洗浄液 | 自動投入 | 自動投入 | 自動投入 |
自動 モップ洗浄 | 〇 45-75℃ 温度調整 | 〇 45-75℃ 温度調整 | 〇 |
自動 モップ乾燥 | 〇 40℃ | 〇 40℃ | 〇 40℃ |
自動 ステーション 清掃 | 〇 | 〇 電解水 | 〇 |
自動 水交換 システム | 〇 別売り | 〇 別売り | 〇 別売り |
充電時間 | 2.5時間 | 2.5時間 | 2.5時間 |
本体サイズ | 幅35.5cm 奥行35.0cm 高さ10.77cm | 幅35.5cm 奥行35.0cm 高さ10.9cm | 幅35.0cm 高さ10.7cm |
重量 | 約4.6kg | 約4.5kg | 約4.25kg |
ドック サイズ | 幅43.1cm 奥行42.68cm 高さ46.15cm | 幅43.08cm 奥行46.2cm 高さ38.83cm | 幅41.5cm 奥行37.0cm 高さ43.4cm |
『Freo Z Ultra』シルバー色は【Amazon】で、グレー色は【楽天】などNarwal公式出店ECショップで購入できます
Narwal Freo シリーズの主な特徴
ナーワル『Freo Z10』『Freo Z Ultra』『Freo X Ultra』の主な共通機能は、
- 回転加圧式水拭き(三角形モップ)
- 2本のサイドブラシ
- 落下防止
- DirtSensテクノロジー搭載
- テールスイングで壁際清掃
- 床材に合わせた水拭き圧力
- 4枚のマップ保存
- 音声アシスタント対応
- 自動充電・自動再開
- 乗越え可能段差2cm
- 自動モップリフトアップ
- 自動給水
- 床用洗剤自動投入
- 自動モップ洗浄
- 自動モップ乾燥
- 自動給排水システム対応(別売)
その中でも大きな特徴を紹介します。
共通特徴①メインブラシ

ナーワル『Freo Z10』『Freo Z Ultra』『Freo X Ultra』のメインブラシは、SGSにより毛がらみ0%が認定された絡まりゼロフローティングブラシを採用しています。
SGSによって髪の絡まり率0%が確認されており、分厚いカーペットでも問題ありません。ペットを飼っている方に最適です。
Narwal Freo Z Ultra 公式HP
共通特徴②三角形モップ

ナーワル『Freo Z10』『Freo Z Ultra』『Freo X Ultra』は、モップが三角形になっている事で、モップ間に隙間ができない為ムラなくふき掃除が可能です。
共通特徴③洗剤自動投入

ナーワル『Freo Z10』『Freo Z Ultra』『Freo X Ultra』は、専用洗剤をベースステーションにセットすると、自動で投入してくれます。
Narwal アクセサリ公式HP
- さまざまな有効成分が含まれ、床に残る汚れやほこりを効果的に取り除き、床をピカピカにしてくれます
- 99.9%の細菌(大腸菌・黄色ブドウ球菌)を効果的に抑制し、床の清掃・除菌のニーズに応えます
- レモンとバジルの要素が含まれ、油煙の匂いを徹底的に解消してくれます。
Narwal アクセサリ公式HP
- モップ洗浄・乾燥、洗浄液の投入まですべて全自動
- さまざまな有効成分が含まれ、床に残る汚れやほこりを効果的に取り除き、床をピカピカにしてくれます
- 99.9%の細菌(大腸菌・黄色ブドウ球菌)を効果的に抑制し、床の清掃・除菌のニーズに応えます
- レモンとバジルの要素が含まれ、油煙の匂いを徹底的に解消してくれます。
Freo『Z10』『Z Ultra』『X Ultra』違い
違い①吸引力

ナーワル『Freo Z10』の吸引力は、15,000Paです。
ナーワル『Freo Z Ultra』の吸引力は、12,000Paです。
ナーワル『Freo X Ultra』の吸引力は、8,200Paです。
『Freo Z10』の吸引力は、『Freo Z Ultra』よりも3,000Pa、『Freo X Ultra』よりも6,800Pa、強力です。
違い②水拭き

ナーワル『Freo Z10』は、8N(約0.8kg)の圧力をかけ、三角モップを1分間に約180回転させて水拭き掃除します。
ナーワル『Freo Z Ultra』は、1.2kgの圧力をかけ、三角モップを1分間に約180回転させて水拭き掃除します。
ナーワル『Freo X Ultra』は、12N(約1.2kg)の圧力をかけ、三角モップを1分間に約180回転させて水拭き掃除します。
『Freo Z Ultra』『Freo X Ultra』は、水拭き時の下方向への加圧が強力なので、『Freo Z10』の水拭き掃除よりも優秀です。
デュアルモップが手洗いのように動き、下向きの圧力で72時間経過したケチャップやコーヒー、ジャムなどの頑固な汚れも取り除きます。
Narwal Freo Z Ultra 公式HP
違い③壁ぎわ掃除
ナーワル『Freo Z10』は壁ぎわで水拭きモップが伸びて掃除します。テールスイングと伸びるモップで壁ぎわを掃除します。
ナーワル『Freo Z Ultra』『Freo X Ultra』は、壁際などにモップが届くように、テールスイング運動を行います。
Freo X Ultraは、テールスイング機能により、床の隅々までキレイに掃除。モップパッドが床のあらゆる部分に届く独自の動きで、隅の汚れまでも見逃さない。
Narwal Freo X Ultra 公式HP
テールスイングと伸びるモップを使用する『Freo Z10』は、『Freo Z Ultra』『Freo X Ultra』よりも壁ぎわ掃除が得意です。
違い④サイドブラシ
ナーワル『Freo Z10』は、絡まりゼロサイドブラシを採用しています。
Narwal独自開発の可動式サイドブラシは、逆回転をすることでブラシの角度が変わり 絡まった髪の毛を自らほどきます。解かれた髪の毛はスムーズにメインブラシに誘導され、効率的に吸引されます。
Narwal Freo Z10 公式HP
ナーワル『Freo Z Ultra』『Freo X Ultra』のサイドブラシは絡まりではありません。
違い⑤DirtSensテクノロジー

ナーワル『Freo Z10』のDirtSenseテクノロジーはDirtSens 3.0です。
床の汚れ具合と汚れの成分を分析。汚れの種類を判断し、必要に応じて45°~75°の温水を使い分けます。また、汚れ具合に応じて、床がキレイになるまで自動的に複数回の清掃を実行します。人の手助けは一切不要です。
Narwal Freo Z10 公式HP
ナーワル『Freo Z Ultra』のDirtSenseテクノロジーは、DirtSense 2.0です。搭載されたカメラで汚れやゴミを認識して、リアルタイムで最適な掃除方法を選択します。また、ステーションでのモップ洗浄時に一定以上の汚れが検知されると、再度水拭き掃除を再開し徹底清掃します。
Freo Z Ultraは、目に見えるゴミやこぼれた液体を優れたカメラで認識可能。ゴミや汚れが広がらないよう、進行中のタスクを中断して大物汚れを最優先で清掃します。汚れたエリアのみを指定して、乾いたゴミには強力吸引モードで、液体汚れにはメインブラシをリフトアップして水拭きをそれぞれ行います。
水拭き後のモップ洗浄時、ステーションに内蔵された二つの汚れ検知センサーと、それらを分析するAIアルゴリズムにより、汚水の濁りや色・成分を分析。一定以上の汚れが検出された場合、直近のエリアを再度水拭きしに行くことで床を完璧にキレイにします。
Narwal Freo Z Ultra 公式HP
ナーワル『Freo X Ultra』のDirtSenseテクノロジーはバージョン1.0です。汚れの自動検知と汚れているエリアの判別を行い、徹底清掃します。
違い⑥巾木清掃

ナーワル『Freo Z Ultra』は付属の巾木清掃モジュールを使用すれば、巾木にたまったホコリも同時に取り除きます。
ナーワル『Freo Z10』『Freo X Ultra』は、巾木の清掃は出来ません。
違い⑦タッチパネルモニター

ナーワル『Freo Z10』には、タッチパネルモニターは搭載されていません。『Freo Z10』のベースステーション上部に、手動での操作用にボタンがあり、掃除の開始や停止、モップ洗浄などの層が可能です。
ナーワル『Freo Z Ultra』『Freo X Ultra』のベースステーション上部には、タッチパネルモニターがあり、掃除モード・各種設定などの操作が可能です。
違い⑧障害物回避

ナーワル『Freo Z Ultra』は2つのRGBカメラと2つのAIチップにより、障害物を避けて、汚れに応じた清掃を行います。
120以上の物体を検出でき、ミリ単位の精度で検知します。これまで以上に障害物に近づいて、8mmまで接近して掃除します。
Narwal Freo Z Ultra 公式HP
ナーワル『Freo Z10』『Freo X Ultra』は前面と側面にセンサーを搭載しています。トリプルレーザーは3つのセンサーにより、ミリ単位でスリッパ、おもちゃ、椅子の足などの障害物を認識します。
カメラを搭載した『Freo Z Ultra』の障害物回避能力は、『Freo Z10』や『Freo X Ultra』よりも優秀です。
違い➈見守りカメラ

ナーワル『Freo Z Ultra』には搭載のRGBカメラを利用して、室内の見守りも可能で通話も出来ます。
ナーワル『Freo Z10』と『Freo X Ultra』には見守りカメラ機能はありません。
違い⑩ダストボックス容量
ナーワル『Freo Z10』『Freo X Ultra』ロボット本体のダストボックス容量は800mlです。
ナーワル『Freo Z Ultra』ロボット本体のダストボックス容量は300mlです。
『Freo Z10』や『Freo X Ultra』のダストボックス容量は『Freo Z Ultra』よりも大容量です。
違い⑪モップリフトアップ

ナーワル『Freo Z10』は、カーペットを認識するとモップを10mmリフトアップします。
ナーワル『Freo Z Ultra』『Freo X Ultra』はカーペットを感知すると、モップを12mmリフトアップします。
『Freo Z Ultra』『Freo X Ultra』は、『Freo Z10』よりも長い毛足のカーペットを濡らさずに走行可能です。
違い⑫本体ダストバッグ

ナーワル『Freo Z10』『Freo X Ultra』はロボット掃除機本体に、ダストボックスとダストバッグのどちらでも装着可能で選択できます。
- ランニングコストを抑えたい人はダストボックス
- ゴミ捨てとメンテナンスを楽にしたい人はダストバッグ
『Freo Z10』『Freo X Ultra』はステーションへのゴミ収集機能がない為、騒音を出さないメリットがあります。
『Freo Z10』『Freo X Ultra』には、ダストボックス・ダストバッグ内部を乾燥させて菌を繁殖させない機能があります。また、ゴミ圧縮により、ダストバッグ内のゴミは7週間ゴミ捨て不要です。
ナーワル『Freo Z Ultra』は、ロボット本体にダストバッグ装着できません。
違い⑬自動ゴミ収集

ナーワル『Freo Z Ultra』は、掃除終了後にベースステーションで自動ゴミ収集します。
Freo Z Ultraは静音で集塵し、圧縮されたゴミを2.5Lのダストバッグに収納。最大120日間お手入れ不要です。
Narwal Freo Z Ultra 公式HP
ナーワル『Freo Z10』『Freo X Ultra』に自動ゴミ回収機能は搭載されていませんが、ロボット本体のダストバッグ(使い捨て)内のゴミを圧縮する為、頻繁にゴミを取り出す必要はありません。
Narwal独自の本体によるゴミ収集機能を搭載。ロボット内に1Lの使い捨てダストバッグを搭載し、99.99%の消毒効果を実現。またライフスタイルに併せて、洗って使えるダストボックス(800mL)で運用することも可能です。更に、清掃タスク終了後にはダストバッグの乾燥技術により嫌なニオイを防止します。
Narwal Freo Z10 公式HP
違い⑭温水モップ洗浄
ナーワル『Freo Z10』『Freo Z Ultra』は、温水でモップ洗浄します。AIで洗浄温度を調整します。
二つのセンサーが水拭きモップに付着した汚れを検知し、成分に併せて温水の温度を調整。45℃でホコリ等の粒子や汚れを、60℃で油や脂肪を除去し、最後は75℃の高温でしっかり殺菌します。
Narwal Freo Z Ultra 公式HP
ナーワル『Freo X Ultra』は、常温の水でモップ洗浄します。
違い⑮電解水

ナーワル『Freo Z Ultra』は電解水を生成し、モップやベースステーションを清潔に洗浄し、水拭き時には床も殺菌します。
ナーワル『Freo Z10』『Freo X Ultra』は電解水の生成機能はありません。
まとめ
ナーワルの『Freo Z10』『Freo Z Ultra』『Freo X Ultra』は、吸引掃除・水拭き掃除・自動モップ洗浄・自動モップ乾燥ができるロボット掃除機です。
ナーワル『Freo Z10』『Freo Z Ultra』『Freo X Ultra』の主な共通機能は、
- 回転加圧式水拭き(三角形モップ)
- 2本のサイドブラシ
- 落下防止
- DirtSensテクノロジー搭載
- テールスイングで壁際清掃
- 床材に合わせた水拭き圧力
- 4枚のマップ保存
- 音声アシスタント対応
- 自動充電・自動再開
- 乗越え可能段差2cm
- 自動モップリフトアップ
- 自動給水
- 床用洗剤自動投入
- 自動モップ洗浄
- 自動モップ乾燥
- 自動給排水システム対応(別売)
『FREO Z10』の主なメリット
- 吸引力が非常に強い(15,000Pa)
- 動くモップで壁ぎわ拭き掃除
- 絡まりゼロサイドブラシ採用
- DirtSens 3.0
- ダストボックス容量800ml
- ロボット本体にダストバッグ取り付け可能
- 温水モップ洗浄
『FREO Z ULTRA』の主なメリット
- Freo X Ultra より吸引力が非強い(12,000Pa)
- 1.2kg加圧と回転モップで水拭き
- リアルタイムで清掃方法選択
- 巾木清掃
- タッチパネルモニター搭載
- カメラとAIチップによる障害物回避
- 見守りカメラ機能
- 自動モップリフトアップ12mm
- 自動ゴミ収集機能
- 温水モップ洗浄
- 電解水で水拭き掃除andベースステーション洗浄
シルバー色は【Amazon】で、グレー色は【楽天】などNarwal公式出店ECショップで購入できます
『FREO X ULTRA』の主なメリット
- 12N加圧と回転モップで水拭き
- タッチパネルモニター搭載
- ダストボックス容量800ml
- 自動モップリフトアップ12mm
- ロボット本体にダストバッグ取り付け可能


ナーワル『Freo Z10』は、【15,000Paの高吸引力】【動くモップ】【絡まりゼロサイドブラシ】【温水モップ洗浄】が魅力です。カメラ搭載ロボット掃除機に、魅力やコスパを感じない人には『Freo Z10』がおススメです。
ナーワル『Freo Z Ultra』は、吸引力・障害物回避能力・温水モップ洗浄・電解水生成など、多くの点で『Freo X Ultra』から進化した全自動ロボット掃除機です。
最も賢いロボット掃除機を希望する人には、『Freo Z Ultra』がおススメです。
ナーワル『Freo X Ultra』はカメラは搭載されていませんが、センサーで障害物を避けて走行し、吸引力8,200Paは充分なレベルです。そこそこの価格でほぼ全自動と言える『Freo X Ultra』はコスパ重視派におススメです。
この記事がロボット掃除機選びの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
他のロボット掃除機も気になる方は、他の記事も見てみて下さい。



コメント