ドラム式洗濯機の選び方

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ドラム式洗濯機

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こんにちは、とておです

家電量販店に勤めて20年以上になります

今回は下記の方々に向けて書いております

  • 一般の家電ユーザー
  • 家電量販店に勤め始めた方
  • これから家電量販店に勤める方

私の知識や意見が役に立てば嬉しいです

今回の記事を読めば

ドラム式洗濯機の違いと選ぶポイントが分かります

ドラム型洗濯機は時短家電の代表格です

毎日洗濯物を干す時間30分を自給900円/1時間と考えると

1年間で182.5時間

900円 × 182.5時間 = 164,250円分の労働なんです

もうドラム式洗濯機を買わない理由が無い気がします

そこで今回の記事

結論を言うと

ヒートポンプ式を選んでください

その上で

  • 洗浄力のパナソニック・東芝
  • 乾燥力の日立
  • 静音性ならシャープ

と覚えて頂き

設置スペースと搬入経路の事前チェックを忘れないで

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容量

よくカタログや店頭で

洗濯・脱水容量/乾燥容量 12kg/6kg

なんて表現があります

この場合

洗濯は12kg洗えます

乾燥は6kg乾燥できますって意味ですが

洗濯→乾燥と続けてする場合は6kgが限界ってことです

ドラム式洗濯機の場合

多くの方が乾燥まで使用する予定で購入されると思いますので

乾燥容量を重視して選ぶ方が良いでしょう

だいたい1人あたりの洗濯ものは

1.5kg/1日 が目安です

4人家族の場合は

4人 × 1.5kg = 6kg

実際ドラム式洗濯機では乾燥容量が6kgの機種が圧倒的に多いです

冬物や旅行から帰った時のことを考えると

もう少し大きなものが欲しいですが

最大で東芝と日立から

乾燥容量7kgの機種が発売されています

洗浄力

ドラム式洗濯機の洗い方は

基本『たたき洗い』『もみ洗い』『押し洗い』です

タテ型洗濯機よりも衣類にやさしい洗い方です

洗浄力は各社いろいろ工夫しています

  • シャープ:マイクロ高圧洗浄
  • 日立:ナイアガラ洗浄
  • パナソニック:スゴ落ち泡洗浄
  • 東芝:抗菌ウルトラファインバブル洗浄EX
  • アクア:オールラウンド浸透洗浄

どの機種も満足できる洗浄力を持っていますが

特にパナソニックと東芝は

洗剤成分を線維の奥まで浸透させる能力が高く

洗浄力に定評があります

乾燥力

そもそも乾燥能力を重視して選ばれるのがドラム式です

タテ型洗濯機より仕上がりが『ふんわり』です

全然違います

かなり良いです

中でも評判が良いのは

日立の風アイロン

しわを伸ばし綺麗に仕上がります

省エネ性

ドラム式洗濯機の乾燥方式には

大きく分けて2種類あります

  • ヒートポンプ式
  • ヒーター式

ヒートポンプ式

エアコン・エコキュート・自動販売機もこの方式で動いています

少ないエネルギーで空気の力を使い

大きなエネルギーを作る技術です

  • ①ドラム内:風が衣類の水分を取る
  • ②ヒートポンプユニット内:その風が冷やされて水分が除かれ乾く
  • ③ヒートポンプユニット内:乾いた風が温められる
  • ④ドラム内:乾いて暖かい風が衣類の水分を取る

この①~④の繰り返しです

少ない電力量で優しく乾燥が可能です

ヒートポンプ式おススメです

ヒーター式

ざっくり言うとドライヤーで乾かすような感じです

電気代は高くなるし

衣類が縮み傷みます

ヒーター式おススメではありません

電気代の違い

ドラム式洗濯機の中でも洗濯→乾燥した場合

ヒートポンプ式の電気代 約45~80円/1回

ヒーター式の電気代 約140~180円/1回

最大約135円の違いがあります

年間の電気代差額 135円 × 365日 = 49,275円

5年間の電気代差額 49,275円 × 5年 = 246,375円

5年で24万円!

数年使い続けるとかなりコストが違ってきます

(2022年7月に改訂された電気料金目安単価31円で計算しております)

設置スペース・搬入経路

ドラム式洗濯機はタテ型洗濯機よりも大きくスペースが必要です

洗濯パン(防水パン)に収まっても前に出っ張ってきます

扉が上方向ではなく前に開くため

扉を前に開けられるスペースも確保が必要です

重量が70~85kgくらいあるので

階段を通って2階3階に上げるのも大変です

購入前には必ず

  • 設置スペース
  • 扉開閉スペース
  • 搬入経路
  • 蛇口位置・高さ
  • 排水口位置
  • 防水パンの形状・寸法
  • 床の強度

などを確認してから購入してください

場合によっては蛇口交換工事や

真下排水キットなどの追加部材が必要になる事もあります

不安な場合は家電店に事前に下見してもらいましょう

本体周辺の必要開放スペースは

  • 上 20~30cm (洗剤自動投入機種)
  • 後ろ 1cm
  • 左/右 1cm/1cm

機種により違いますので

確認してから購入してください

洗濯・乾燥時間

洗濯だけなら大体 30~45分くらいですが

洗濯→乾燥となると

だいたい 100~170分くらいかかります

早いほうが嬉しいので

東芝やパナソニックが早くて良いと思います

静音性

静音性気になる方多いと思います

だいたいどの機種でも

脱水か乾燥時に47dB(デシベル)前後くらいにはなるので

大差ないかと思いますが

シャープは比較的静音設計で

一番うるさい時でも40dBくらいです

また、日立と東芝は

洗濯→脱水までなら40dBは超えません

洗剤自動投入

最近は上位機種であれば洗剤自動投入が出来ます

この機能はあると楽です

洗濯量にあわせて自動で洗剤や柔軟剤を投入してくれる機能です

洗濯のたびに洗剤を入れる必要がなくなります

日立はAIお洗濯機能で

水質・水温を検知し洗剤投入量を自動で調整してくれてとっても嬉しい

パナソニックは

洗剤・柔軟剤のほか、おしゃれ着洗剤の自動投入もあります

トリプル自動投入です

スマホ連携

上位機種の中にはスマホと連携できる機種が増えました

連携することで

  • 外出先からの洗濯予約
  • 洗濯状況確認
  • 洗剤自動投入の設定
  • わが家流設定

などが出来ます

まとめ

いろいろな機種が出てきましたが

  • ヒートポンプ式がコスパ良い
  • 洗剤自動投入がラク
  • 洗浄力ならパナソニック・東芝
  • 乾燥力なら日立
  • 静音性ならシャープ

ざっくり上記のように把握して頂き

そして購入前には設置場所や搬入経路確認をしてから購入してください

最後まで読んでいただきありがとうございます

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